刑事ナッシュ・ブリッジス Nash Bridges (1996-2001) シーズン2 製作総指揮：ドン・ジョンソン、カールトン・キューズ

第23話 シティーソルジャー DELIVERANCE

脚本／Jed Seidel
監督／Albert Magnoli
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ガーデンサミット団地・通称ハンターポイントと呼ばれる場所
でナッシュたちは犯罪者たちを追う。激しい銃撃戦となり、
応援を待たずして飛び込んだナッシュとジョーは絶体絶命。
しかしそんな中、突然警察とは違う民間の警備会社で、自ら
湾岸警備隊だと名乗るローバート率いる軍隊のような組織が
現れ銃撃戦に加わる。犯人は取り逃がすことになるが、ナッシュ
たちはなんとか無事生還する。

ナッシュはローバートと話をすると、この界隈では警察が相手
してくれないので我々民間の組織が雇われて警備しているという。
しかしナッシュは警察ではない事を告げ、容疑者が見つかれば
すぐに連絡しろと告げる。ナッシュはブリンたちに告げ、ロー
バートの事を調べさせる。

そんな中、ナッシュは集まった市民の中にマイク・ゴメスの姿
を見かける。マイクの母・ローザはリサと共にケータリングの
会社で働いている女性。ナッシュはマイクの事を赤ちゃんの
時から知っていた。

帰る車の中で、ジョーのポケベルに連絡が入る。
最近携帯の調子が悪いので、ポケベルに連絡が入るようになっ
ているという。更にナッシュの携帯にも電話が鳴り、相手は
インガーでジョーと変わって欲しいとの事。もうすぐ妊娠中の
インガーの出産日が近付いていたのである。

ローバートの事を調べると、過去湾岸戦争に参加し、3度の
勲章を得ている英雄だという。しかもその中の一回は、
味方の兵士たちが追いつめられた際に、一人で敵の背後に
忍びより壊滅させたほどの腕だという。自警団なんて遺物だと
いうナッシュ。取りあえず容疑者のセーアウ兄弟の居場所を
探そうという事になる。

そんな中、インガーが署に来てジョーに会いに来る。
インガーは病院の地図やら電話番号を彼に渡していく。
分娩室までの道のりが事細かに乗っていた。インガーはジョー
に対して曾お爺さんの頃から伝わるゆりかごはどうしたのか?
と問うと、ジョーは確かナッシュに貸したままだという。
ジョーはナッシュにそれを問うと17年前のキャシディの出産の
時に借りた物だが覚えていないという。新しいのをプレゼント
するというが、ジョーはゆりかごは代々伝わる特別な効力が
有ることを告げる。ナッシュはリサにゆりかごの事を聞いて
おくと告げる。
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ハンターポイントと呼ばれる治安の悪い地区で、警察の目が
行き届かないところをカバーしているローバート率いる民間の
警備会社。過去次々と人が殺害される件は、麻薬の売人が関わ
っているかと思えば、捜査していくウチに、ローバートら
によって街は制圧されている事を知る。

軍人との戦いって事で、ナッシュも相当危ないかと思ったけど
それはそれって感じで、意外とあっさり倒してしまった感じ。

捕まった際に燃えている火の中に、弾倉を投げ込んだけれど
その辺はかなり神懸かり的な作戦だったね。

現場に残されている薬莢はAR15という特殊なもの。そして現場
に残されている靴跡もまた兵隊用のものであることから、科学
分析すればあっけなく証拠を掴めるかと思ったけど、相手も
逆に軍隊経験があり、その辺で尻尾は掴ませない。

マイクを巡って、ローバートが彼の実家に訪れた際に、恐怖
を感じたマイクが先に発砲してしまった事で、相手に正当防衛
の言い訳を作らせてしまうものだったけど、これで逮捕出来ない
というのも、ちょっとアメリカの銃に対する異常性を感じる
ものが有ったな。

今回は平行していよいよインガーの出産話。
相変わらずジョーは尻に敷かれているけど、インガーに振り回
されるジョーは可愛らしい所がある。
ナッシュの車・クーダを軽くぶつけていたけど、怒られなかった
のかな。それよりも17年前から既にジョーとナッシュはゆりかご
を貸し合う良い関係だったのね。

ローバード演じるDean Norrisは色んな所で見かける俳優さんだ。

そういえばナッシュとリサが復縁しそうな流れ。離婚する日に書いたと
思われる一通の手紙の中には一体何が書かれていたのだろうか。
そして何故別れる事になってしまったのか。