6 Dec. 2012
第24話 敵討 2 Sans Voir, Part II
脚本/Shane Brennan 監督/Terrence O'Hara
--------------------------------------------------------
潜入捜査をしていたレンコーは救出した瞬間に狙撃手によって
首を撃たれてERに運ばれるが死亡する。一方ローレンもまた
"カメレオン"によって爆弾を仕掛けられた車に乗せられて、
みんなが見ている前で爆破スイッチを押されて死亡する。
ヘティは亡くなったローレンの遺体を目の前にして、モルグ でローレンの亡霊と会話していた。ローレンは何故私がこんな
事になっているのかと呟く中、ヘティは現在溺れそうな心理状況 である事を語る。しかしそれでも爆死するよりはマシでしょ
というローレン。彼女の死によって部下の死を目の辺りにしたのは 4人目だと告げ、3人目はレンコー、2人目はドム、1人目はサリバンだ った事を語る。彼らとも時々話をするのかと問うとヘティは時時ねと語る。 ローレンはヘティが施設に来た際に、3日間ヘティの手を
握らなかった事を語る。私は当時7歳だったこと。昔からとても 生意気な子だったという。
グレンジャーがモルグにやってくるとヘティに話をする。 逮捕したカメレオンは依然として黙秘を続けていること。
何故あんなことをして、そして自分が投降してきたのかまるで 話さないのだという。ヘティはこの件はカレンに任せると告げ
グレンジャーに対してこの事件は全てが間違いであると指摘す る。
ボートハウスではカレンがカメレオンと話をする。 名前は何なのか。弁護士でも必要としているのか。お前の望み
は何なのか。カレンは遅かれ早かれ話をすることになるのだとし 決着をつけようと語る。まるで喋らないカメレオンの元から
離れようとすると突然彼から今何時なのかと問われる。6時10分 だとすると、カメレオンは6時間後に私はここから出て行くと
宣言する。しかもカレンにドアを開けてもらって出て行くのだ という。
ヘティやグレンジャーからカレンたちは作戦ルームに呼び出される。
NSA(国家安全保証局)の分析官、ケルヴィン・アトラーが
コードネーム・チェロキーの極秘文章にアクセスしていたが、 チェロキーはイランの幹部に通じている諜報員であり、イラン
の核開発計画の情報を集めていたという。ハンターはパリで アトリーの匿名の情報を追っていたが、2日前にニューヨーク
で消息不明になったのだという。 アトリーを取り戻して、チェロキーを守る必要があるのだとする
が、彼らとレンコーの繋がりは一切見つかっていないとのことだ った。レンコーの件は気を惹くためのカメレオンの罠ではない
かというものだった。
カレンは再びボートハウスでカメレオンと会話する。
アトリーのことについて話したいとするが、カメレオンは メイフィールド家について話をしなくて良いのかと問う。
メイフィールド家とは5年前から仕事をしていたが、奴らは 信用出来ないとして、レンコーが彼らを捜査するように仕組んだ
のだという。カメレオンによると「これはゲームの準備だよ」 とのこと。レンコーの件は初手、そして次の手がハンター
だったこと。カレンに対してチェスは好きか?と問うと、 ソン・ヴォワという言葉を知っているか尋ねる。目隠しチェス
のことだろうというカレンは、監禁されているのはお前の方 だという。しかし不利なのはどっちだと思っているのかと
問われ、次の手はオレだという。
カメレオンからは"IDR LINK 5792"を見ろという。
カレンはファイル共有ソフトかと呟くと、彼からパスワードは "ムリーハッサン"だという。
エリックはそれを使って調べると公共のウェブサイトだという。
ムリーハッサンとは何なのかと問うとヘティは15世紀のグラナダ王国
最後の国王の事だという。ネルは駒の変わりに国王の囚人を
使ってチェスをし、駒を取られる度に囚人を切り取ったのだという。 私ってチェスクラブに入って居ますから!とネル。
DLすると動画ファイルだと判明し、再生すると、突然イスに 縛り付けられていたローレンの姿が有った。
ローレンはVTRの前で「これは私のミスだとし、相手はマルセル・
ジャンヴィエという名で、リヨン生まれのフランス国籍の男だ」という。
「彼はアトリーを拘束しているとし、要求に応じないと・・」と 告げる。正午までに5千万ドルを口座に振り込むよう要求がある。
ハンターは最後にVTRに向かってロマニー語を語ると、ヘティは 恐らく電話番号だろうという。
ジウィヴィエの要求はアトリーとの人質交換、そして5千万ドル だという。
ハンターが話していた携帯電話を調べろと語るグレンジャー。 カレンはヤツの釈放など絶対に認めないとするが、グレンジャー
は我々が決められることではないと語る。
-------------------------------------------------------- |