ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル
(2006年CBS) Numb3rs


第2話 鉄道破壊計画
Sabotage

脚本/Liz Friedman
監督/Lou Antonio

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列車の運転手は、息子に自分の仕事を見せる為に列車に同乗さ
せる。
相棒のジャックが前方に路線にバスが立ち往生しているのを
発見。運転手は子供の通学用バスで有ることに気がつき、砂まき
装置用のバルブを開いて急停止を試みようとするも、その甲斐
も無く衝突事故を起こす。運転手はその煽りを喰らって死亡。
後々子供のバスには誰も搭乗していない事が判明する。
過去3年で同じ犯人が起こしたと思われる列車事故は6件に及ん
でいた。犯人は必ず現場に数字の羅列を書いたメモを残して
いく。調査中にドンの携帯に犯人と思われる人物から電話が
掛かる。ドンが事故捜査の責任者だと知ると犯人は全てはそこ
に書かれていると告げる。
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全ては鉄道会社が怠慢で起こした再現を図る犯人。
果たして犯人は事故によって亡くなった被害者の関係者なのか、
それとも単なる快楽的なものなのか。

事故のシーンを撮影していた鉄道マニアのお陰で劇的に展開が
進展すると思われた。撮影に写っていたのは、三人の男性が
事故った電車から積み荷を盗み出す映像。車のバンが写って
いたことから、すぐに容疑者はマット・マクドナルドであると
判明。家宅捜索を試みると、真の犯人が既に彼を殺害していた。

マットとの関わり合いのある人物を捜索すると共に、暗号を
解く為、鉄道博物館の関係者から事故について何かキーワード
となるものが無いかと尋ねる。

そこで浮かび上がるのは、2001年3月12日に起きたカフォン峠で
劇薬を積んだ列車が住宅街に突入し37人が亡くなった事故。

そこからFTRAと呼ばれる組織の存在が浮かび上がると共に、
当時の容疑者である"地平線のボブ"ことボブ・マローンの事を
調べるために彼らのアジトへと踏み込む。

あの暗号の数字は単にこのカフォン峠での事故の詳細を書いて
いたものだったのか?犯罪者は自分の存在を誇示するために
何らかのメッセージを残すとはいうけれど、気がつかれなければ
意味がない。結局数字を消去法の様な形で削除して、残った数字
が免許書の登録番号に該当していた。

犯人のフランク・ミルトンはとても真面目な男性だったらしい
けれど、事故の直前飛び降りてしまった事を誰よりも許せなか
った様子。でも単なる鉄道屋にしては、マットの殺害の手際の
良さとか、数字の羅列を謎かけのようにしている点など不自然に
見えなくもない。

ラリーはローラ・ウィルソンなる科学哲学の女性と最高の一晩
を送ったらしい。なんか憎めないキャラだけど、"アリー・my
ラブ"の時のようなコクがないのは残念。

チャーリーが折角アミタに告白しようとしていたのに、ドンが
タイミング悪く邪魔をした。チャーリーは意外とテリーとも
良い関係になれそうだけど、テリーってデビッドと結ばれるのか?

ドン・エップス (Rob Morrow) FBI捜査官
チャーリー・エプッス (David Krumholtz) 数学者
アラン・エップス (Judd Hirsch) 父
デビッド・シンクレア (Alimi Ballard) FBI捜査官
テリー・レイク (Sabrina Lloyd) FBI捜査官
ラリー・フラインハート (Peter MacNicol) 物理学者
アミタ・ラマヌジャン (Navi Rawat) 学生

マーク・サッター (Jeffrey D. Sams) FBI調査官
フランク・ミルトン (Keith Szarabajka) 犯人
ジム (Bobby Preston) 冒頭の列車事故の息子
ジムの母 (Colette Kilroy)
ジェニファー・ミルトン (Caryn West) フランクの妻
ハリル (Robinne Lee) 捜査官

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