ワンス・アポン・ア・タイム
Once Upon A Time

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/once/




 

Feb. 19, 2012
第13話 誘惑の湖 What Happened to Frederick

監督/Dean White 脚本/David H. Goodman
--------------------------------------------------------
ジョージ王の元にアビゲイル姫がやってくる。
ジョージ王は国が貧している為にミダス王の娘のアビゲイルと
息子のチャーミング王子を結婚させて国の危機を救おうとして
いたのである。しかし肝心の王子が白雪姫によって心を奪われ
彼女を捜す為にどこかに消え去ったのである。ジョージ王は
部下にいって急いで探させる。

--- 現在 ---
デビットとキャスリンは朝食の際に彼女から話がある。
自分たちの関係がギクシャクしていること。心機一転やり直したい
と考えて、自分はロースクールに願書を送ったら今日返事が戻って
いたのだという。合格だとして、これから二人でボストンで
新たに生活を行わないかというものだった。

--- 昔 ---
チャーミングの元にアビゲイルがやってくる。
彼女は宮廷内に潜ませていた自分の部下からチャーミング王子
の事情は察している事を告げ、貴方が白雪姫を好きなことも
分かっているという。王子はそれを認めてこのまま結婚しても
ジョージ王を喜ばせるだけだと語る。するとアビゲイルから
あなたを逃がす手助けをする事を告げ、私も結婚はしたくない
だと語る。

--- 現在 ---
メアリーとデビッドは密会する。
彼はキャスリンとの今後のことを考えたいとして散歩を名目に
家を出てきたのだという。メアリーはこんなウソをいつまで
続けるのかと問うと、彼女には事実を言わなければならないこと
を語る。正直に言わねば互いに正直に生きられないのだという。
誰かを傷つけたくないのであれば私たちが別れなければならない
事を告げ、そのようにしたいのかと等。どちら一つを選ばなければ
ならない時である事を告げる、デビッドは自分が選ぶのはメアリー
だと語る。じゃあキャスリンに全て事実を話してと頼む。

エマが喫茶店にいくと店の前でブースが待っていた。
ブースはエマに対してデートに誘う。あんた作家なんでしょと
告げると、私は素性の分からない人とはデートはしないと語り
あんたの名前も知らないのだと語る。すると彼はオーガスト・ウェ
イン・ブースである事を語る。今日の仕事が終わったら店の
前で待っているのでデートしようと語る。

エマはメアリーと逢う。
メアリーはエマが謎の男と会っているのを目にして、あの人と
逢うのは大丈夫なのかと問う。エマは寧ろメアリーの様子が変な
ことに気が付き、デビッドとはまだ続いていたのかと問う。
メアリーは隠れて付き合っていたのに何故エマが知っているのか
焦るが、流しに二つのカップが有ったり、香水を変えたり胸元
のボタンが外れていることがあるので分かるという。言ってくれた
ら良いのに・・・とするが、私はあなたのママじゃないからと
告げ、ヘンリーに言わすとそうじゃないみたいだがと告げる。
これからデビッドがキャスリンに全てのことを話そうとしている
事を告げる。
--------------------------------------------------------

一度感想を書いておいたのだけど、別のファイルを誤って
上書きした為に消えてしまったようです。凄いショックだ。
ちょっと思い出しながら書くので間違っていたら済みません。
しかもこの日、アドセンス関係で警告食らってホームページ
関係の変更作業で一週間ドラマの更新が途絶えてしまったこと
も有るのでいつもよりも簡潔に描こうと思います。

メインはデビッドを巡り、メアリーとキャスリンのエピソード
だった。
ようやくチャーミングと白雪姫が結ばれるのかと思いきや、
過去のエピソードに於いては順調な流れが有ったのに、
現世に於いては、デビッドの優しさという名の優柔不断から
二人共にデビッドの元から離れてしまうというもの。

セイレーンが出てきた際に、自分は勘違いしてイソップ物語
のヘルメース神だとばかり思っていました。
ヘルメース神というのは木こりが落とした斧に対して、金の
斧なのか銀の斧なのかみたいな感じで、選択させるエピソード
で、現代劇に於けるデビッドの優柔不断さはそんなエピソード
にかぶせてあるように見えた為です。

しかし実際にはセイレーンとはギリシャ神話に出てくる
湖の怪物だということで、まるでワニが来た獲物を川に
引きずり込むようにしてチャーミングを水の中に引きずり込むという
辺り、迫力のあるシーンだった。

アビゲイル姫には別に好きな相手が居るようで、せめて
彼を助けたのであれば、チャーミングが王様に追われないよう
な配慮くらいしてあげれば良いのに・・・と思わず小一時間。
現代に於いて逃走し追い詰められたのは、キャスリンである
という辺りがまた皮肉なすり変わりの状態だった。

またこれ以外のエピソードでは、小説家の男性の正体が
明らかにされたこと。オーガスト・ウェイン・ブースという
ことで彼が何処まで過去の出来事や現代に於ける街の事情
を知っているのかどうかも気になるところ。

またドラマでは至るところで魔法を解く鍵が提示されている。
セイレーンの水を飲んだエピソードは、今回ブースが
エマを連れて行った井戸の水に通じるところがあるし、
これまで散々ドラマでは魔法を打ち砕くためのものとして
愛だ恋だの話がある。

街を出ることは出来ないとされているのに、キャスリーンが
ボストンに行こうとしていたことで一体何が起きるのかなと
思っていたけど、完全にアンダー・ザ・ドーム化して
しまった街だね。

メアリー・マーガレット・ブランチャード (Ginnifer Goodwin) 白雪姫
エマ・スワン (Jennifer Morrison) ウソをついている人を見抜ける、ヘンリー母
レジーナ・ミルズ (Lana Parrilla) 悪い女王、ストーリーブルックの町長
デビッド・ノーラン (Josh Dallas) チャーミング王子、昏睡状態の患者
ヘンリー・ミルズ (Jared Gilmore) エマの息子。レジーナの養子
アーチー・ホッパー (Raphael Sbarge) ジミニー・クリケット(コオロギ) 、カウンセラー
Mr.ゴールド (Robert Carlyle) ルンペルシュティルツキン、不気味な町の名士。質屋
マルコ (Tony Amendola) ゼペット爺、町の修理屋。アーチーと仲が良し
グラニー (Beverley Elliott) 赤ずきんの祖母、ホテルと食堂を経営。孫のルビー
ルビー (Meghan Ory) 赤ずきん、食堂でウエイトレス
--- (Jakob Davies) ピノキオ、ゼペットの息子
キャスリン・ノーラン (Anastasia Griffith) アビゲイル姫
ホエール (David Anders) 医師、メアリーが好き
シドニー・グラス (Giancarlo Esposito) Magic Mirror 新聞社・編集長
オーガスト・W・ブース (Eion Bailey) バイクに乗って来る男・外から?

--- (Alan Dale) ジョージ王 (チャーミンズの父)
--- (Greyston Holt) フレデリック / 体育教師 (アビゲイルの彼)
--- (Aria Pullman) セイレーン (ノストス湖の化け物)
--- (Jim Shield) Royal Guard

七人の小人 (白雪姫を助けるドワーフ)
--- (Mike Coleman) ハッピー
--- (Faustino Di Bauda) スリーピー
--- (David-Paul Grove) ドク
--- (Jeffrey Kaiser) ドーピー
Mr.クラーク (Gabe Khouth) スニージー 、雑貨店
--- (Mig Macario) バッシュフル
リロイ (Lee Arenberg) グランピー、病院のスタッフ

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system