6 Feb. 2014
第20話 見知らぬ男の正体 The Stranger
監督/Gwyneth Horder-Payton 脚本/Andrew Chambliss、Ian B. Goldberg
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エマとメアリーの自宅に鍵をオーガストに頼んで取り替えても らう。二度とレジーナの合い鍵を使って勝手に家に入られない為の
措置だった。 メアリーはこれから学校の仕事に復帰だとして張り切る中、
エマのことが心配だと語る。なんと言ってもヘンリーをレジーナ
から取り上げると脅したのである。エマは単なる脅しではなく
実際にゴールドを雇って正式に法に訴えることにしたのだと語る。 メアリーは勝った時にはママになるのでありその覚悟は出来た
のかと問う。 そんな中エマの無線機にヘンリーから連絡が入る。
お婆ちゃんの店に今すぐ来て欲しいという。コブラ作戦の大ピンチ だというものだった。
エマはオーガストと共に家を出る中、彼は彼女に養育権争いを
しても問題は解決せず、もっと全体像を見るべきだという。
一日仕事を休んで俺と共に付いてきてくれれば、その全体像 を見せるという。何処に行くのか?と問うが、教えたら来ない
だろうと告げ、俺と来れば君の探す答えが見つかると告げ、
信じて一歩踏み出して欲しいという。
エマはヘンリーの元に行く。 するとヘンリーはエマが持っている本のことを知っていたのは
エマ以外にいるのかと問う。ヘンリーは本を見ると物語が書き足さ
れて新しい話が増えているのだという。呪いについて何かを
教える為のものなのか?と問うが、ヘンリーによるとその物語 はピノキオだが、まだ物語は途中なのだという。ピノキオ自体
は誰もが知っている物語だとするが・・・
--- 昔 ---
大嵐の中、ゼペットとピノキオは今にも沈没しそうな船で 航海していた。しかも不運なことに鯨までもが二人の事を
飲み込もうとして近づいてくる。ゼペットは一つしかない 救命具をピノキオにつけされようとするが、ピノキオは自分は
木なので水に浮くので父さんが付けて欲しいと語る。 絶対に助かってと語るとピノキオは自ら海に飛び込んでしまう。
ゼペットは気が付くと海岸に打ち上げられていた。 命が助かったことに喜ぶ中、ピノキオを探すとピノキオも近く
に倒れていたが息は無かった。ゼペットはピノキオを抱えると 何とか助けられないのかと嘆く。するとブルーフェアリーが
現れ、まだ間に合うと語る。ブルーフェアリーが魔法をかける となんとピノキオは人間の子として生まれ変わる。ゼペット
は夢に見ていた人間の子にピノキオが生まれ変わったことで 喜ぶ中、どうやってお礼をすれば良いのかと問う。すると
普通に家族として暮らせば良いが、ずっと良い子で居て欲しい 事を告げ、良い子でいる限りは人間でいられるという。
ゼペットはピノキオに赤い帽子を被せる。
--- 現在 ---
オーガストの机の上には赤い帽子が置いてあった。 彼はゴールドに電話するとエマのことで相談があると語る。
オーガストは足が痛み出しズボンをまくり上げるとなんと 彼の足は木になっていた。
メアリーは学校で教師として働く中、レジーナが彼女の元に やってくる。レジーナは息子・ヘンリーが弁当を忘れたので
届けに来た事を告げ、メアリーに対して全ての誤解が解けて 良かったと語る。誰かが私に恐ろしい罪をなすりつけようとし
ていると告げると、それはシドニーが自白して解決済みだと 語る。しかしメアリーは本当に彼が犯人なのかと告げると、
突然メアリーはレジーナに対して「あなたの事を許します」 と語る。例えやったと認めなくてもあなたのした事を許す
というメアリー。貴方は孤独な人であり、人の幸せを壊すこと
でしか幸せを感じられない人なのだという。ただそんな事を
幾らやっても貴方自身は幸せにはならないのだとし、より 心に大きな穴を開けるだけなのだと語る。
レジーナはヘンリーに遭うと弁当を手渡す。 ヘンリーに対して環境を変えなければならない事を告げ、
クラス替えをして担任を変えてもらうとするが、そんな事を するのはママがメアリーを罠に掛けたからなのか?と問う。
レジーナは本気で私がそんな事をしたと思っているのかと 問うとヘンリーは躊躇無く、「もちろん」だとして「ママは悪い女王
だ」と語る。ママが何をしても白雪姫はチャーミング王子と 幸せになるのだとし、呪いは必ず打ち破られるのだという。
良い者が勝つのだと。
オーガストはゴールドの店にいくと、そこにはアンティーク
の修理屋のマルコがゴールドの依頼で古い時計の修理の依頼を 受けていた。オーガストはマルコが自分の父・ゼペットであるこ
とを知りつつ声を掛けられずにいた。 ゴールドはオーガストに父と会うのは初めてかと問うと死にかけた
男が父に声をかけられないのかと問い、一体何に怯えているの かと告げる。君ならばエマを信じさせられることが出来るのだろ
うと告げると、時間がない割りに急いでいる様子がないと ゴールドは指摘する。オーガストはこれからエマがゴールドに
弁護の依頼が来るかも知れないが断って欲しいとし、その後 自分が軌道修正させると語る。
--- 昔 ---
ゼペットは人間になったピノキオに時計修理の仕事を教える。 試しに時計を直すとピノキオはバッタのジミニーを時計の中に
閉じ込めていた事を知る。ゼペットはピノキオに対してブルー フェアリーとの間で良い子になることを約束しただろうと語る。
そんな中ブルーフェアリーがゼペットらの元にやってくると、 悪い知らせが遭ってきたという。悪い女王が王国を呪いを
かけると脅してきたのだとし、愛するものを全て取り上げようと しているのだという。しかしそれを打開する力がゼペットには
あるのだとして、その為の唯一の方法は、白雪姫の子が生まれた
ら28年後に私たちを救ってくれるというものだった。その為にも
白雪姫の子を魔法のない世界に送る必要が有ると言うが・・・
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