プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち
Private Practice (aka プライベート・プラクティス LA診療所)

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Oct. 17, 2007
第4話 ホーム・パーティーの行方 In Which Addison Has a Very Casual Get Together

監督/Arvin Brown 脚本/Andrea Newman
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アディソンは朝、隣に住むサムの元にコーヒーを持っていく。
サムは今日
生番組に出演するとして緊張していた。歯が全部
抜け落ちる夢を見たのだという。
アディソンは
内輪でパーティーする事を先週にクリニックの
みんなに知らせたのに誰一人として返事を寄越さない
として
不満をもらすと、サムはこんなに近くに住んでいるのだから
行きたくなくても行くと告げる。するとアディソンは私も
あなたと一緒にTV局について行こうか?と問うとサムを頼むと
語る。

サムはテレビ番組の中で、ルイスという患者のことを診ていた。
ハゲているルイスは自信を喪失していた。
心と体の繋がりを
強調するサム
は、体はあなたに話しかけようとして耳を貸すよう
促しているのだという。ハゲは決して悪い事ではないとし、
アームアンドハンマーの男もハゲである事を告げ、
強く誇り高
きハゲだ
として、ルイスにもそれを言葉として発せさせる事で
自信を持たせる。アディソンはそれを聞いて、サムの言葉に
感化される。

朝クリニックに出勤すると、みんなサムの番組を観たことを
告げる。アディソンはみんなに今夜のパーティーの参加人数を
聞きたい事を告げるが、みんな忘れていたという。そして
それぞれに用事が有ると言い出す。

アディソンはデルが壁に赤ちゃんの写真を貼っているのを
目にする。これは奇跡の壁だとし、
卵胞刺激ホルモンの
基礎値ギリギリの患者に対して、ナオミが出産させた子供の
写真
なのだという。

ピートの元に患者のシルヴィスタンがやってくる。
二人とも高齢だが、シルヴィはようやくソウルメイトと
見つけたのだという。シルヴィがクリニックに来たのは
そのスタンが突然
会話している最中などに突然居眠りをすること
が有る
のだという。僅か2、3秒のことだとすると、スタン
はピートの東洋医学の事をヤブ医者だとして信じようとして
いなかった。彼は古い人間だから・・とシルヴィは告げると
無礼を謝罪する。眠る直前に目眩や動機はあるかと尋ねると
目の前でスタンは眠ってしまう。

クーパーの元にも患者がやってくる。母親のキャサリン
10歳の息子・マイケルが最近食欲も無く元気がないのだという。
伝染性単核球症(キス病)かも知れない事を告げると、キャサリン
は驚くが、キス以外に感染経路はあるのだという。クーパー
はとりあえず血液検査をさせて欲しいという。マイケルは
キスなんてしていない事を告げ、僕のことを誰も好きになる人
など居ないと告げる。

アディソンはデルが管理している患者カルテを探している
とデルが戻って来る。アディソンは以前ナオミに診断を
受けた際の自分のカルテが診たいのだと語る。

一方アディソンの姿を見ていたバイオレットとクーパーは
アディソンのパーティーに出席するか?と話し合っていた。
バイオレットによると、
ある時点で生活パターンが出来て
しまうと新しい人は受け付けなくなる
のだとし、アディソン
との友達関係を否定する。
そんなバイオレットの視線に、キャミ・デーヴィスの姿が
目に入る。ナオミの診察室の中に入る彼女をみて一体何を
しにきたのかと呟く。彼女はバイオレットと別れたアラン
が付き合い、結婚した女性だった。

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完全にこのクリニックの医者たちは精神的病に冒されている
って人が多いけど、少しずつ解け合ってきてなんとなく初回
に感じた様な特有のつまらなさというのも無くなってきた
感じがする。

シアトル式の人間の付き合いの構図やらホームパーティーの
仕方とは違いがあるのか。確かに土地柄、ルーズっぽいイメー
ジはあるので約束とかに縛られずに付き合うのが理想みたい
な人が多いのかも。

バイオレットが語る様に今更自分の人生に新しいキャラクター
との関わり合いは必要ないとしている人も居たり、アディソン
の事を守りたいとする一心で、他の患者には救いの手を
さしのべて希望を持たせているのに、アディソンには絶望を
感じさせたくなくて、ナオミは下手な希望を与えずアディソンの
治療の封印をしていることを知る訳だけど、その選択は患者が
決める事だよね。そういう勝手なところで、サムとは離婚されて
しまったのではないのか?

相変わらずピートとアディソンを無理矢理にでもくっつけよう
とする意図が有るな。放って置いてあげれば良いのに・・・。
ピートの元妻とアディソンは似ているとシルヴィは語っていた。
アディソンの方がより自分を持って居るので強いみたいだが・・

クーパーはバイオレットに告白するのかと思ったけど、相変わらず
アランに固執している彼女にその隙は無い感じだった。
クーパーよりも10歳の子の方が勇気があるというのは何とも皮肉。


■患者

シルヴィ&スタン

70才の患者の治療。
スタンは突然眠くなる症状を見せる。
血圧なのか糖尿病関係の悪化なのかって感じだった。
スタンにぞっこんなシルヴィは、自分とプロポーズ・結婚した
事がストレス要因として働いているのではないか心配する
が、実際にはセックスの問題が関係していた。
元々無痛の偏頭痛があるとして、首の後ろなどに爆弾を抱えて
いるようだ。ただ座骨神経痛も含めて筋肉の集中治療で治る
とのこと。

マイケル

クーパーの担当患者で10才の少年。
好きな人が居る為に食欲が減退しているとのことで、
クーパーは自分の事はさておき告白する事をアドバイス
する。しかし思いっきり告白したと同時に殴られて傷ついた跡。
なんとか彼はゲイだったというのだから驚きだ。
クーパーはそれでも告白できたのは凄い事だとして、
未だにグーパーがバイオレットに告白できない状況に
ふがいなさを感じていた。
告白する練習をトイレでピートに聞かれて自分の股間を
愛しているのかと問われていた。

レベッカ

妊娠5ヶ月の患者。
どこかにかかりつけの病院があるようだが、治療する度に
悪化するとして、病院に不信感を感じ、医師にも母親にも
不信感を抱いていた。アディソンだけが親身になってくれた
ので信用する姿。食べ物を食べた際の胃のれん縮、痛みは
何なのか。元々入院していた聖アンブローズでは、彼女は
ミュンヒハウゼン症候群だとしていた。
また同じく精神病棟に入院されそうになるけど、カルテなど
の先入観を取り外して診察すると、自己免疫疾患が疑われ、
消化吸収障害であることを突き止めていく。結果的には
クローン病だと言っていた。

キャミ・デーヴィス

キャミがここに来て一体何の検査に来たのか知りたがるのは
アレンと別れたバイオレット。
尿を目の前にして、ずっと気にしている姿のバイオレットの
姿を見るとかなり異常だ。
ただ結果的にはキャミはセックスのしすぎによる膀胱炎との
事。キャミとしてはバイオレットの存在に怯えていたのかな。
キャミの方が確かにモデルばりの洗練されて綺麗さが有った
かも。


■使用された曲

・The ThrillsのThere's Joy To Be Found

アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医
ピート・ワイルダー (Tim Daly) 代替医療
サム・ベネット (Taye Diggs) 内科医、本を出版
ナオミ・ベネット (Audra McDonald) サムの元妻
クーパー・フリードマン (Paul Adelstein) 小児科医、対人苦手
バイオレット・ターナー (Amy Brenneman) 精神科医
シャーロット・キング (KaDee Strickland) 医師・医局長
ウィリアム・デル・パーカー (Chris Lowell)
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) シアトルグレース

レベッカ・ホバート (Mageina Tovah) 妊娠5ヶ月
シルビー (Debra Mooney) スタンの妻
スタン (George Coe) 70才、意識障害
Mrs.ホバート (Dinah Lenney) 母親、娘を疑う
キャミ・デービス (Parisa Fitz-Henley) アレンの妻、膀胱炎
マイケル (Miles Heizer) 10才、ゲイの少年
ルイス (Allen Lulu) ハゲ、テレビ番組内で相談
ダニエル (Dan Warner) マイケルの父親
キャサリン (Erica Yoder) マイケルの母
ブライアン (Dean Misch) マイケルの親友、殴る
マヤ・ベネット (Shavon Kirksey)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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