プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち
Private Practice (aka プライベート・プラクティス LA診療所)
シーズン2

http://axn.co.jp/program/privatepractice/




 

Oct. 1, 2008
第1話 生命の絆 A Family Thing

監督/Mark Tinker 脚本/Shonda Rhimes、Marti Noxon
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オーシャンサイドウェルネスでは、患者を呼び込むために
CMを作成する。働いている医師一人ずつ自分の医師としての
専門性をアピールしてVTRに写る。

アディソンはナオミと電話で会話する。
ナオミはまた摂食障害が始まったとして、スイーツに手が
のびかかっている事を告げる。
サムのキスを避けていて、
デルとのキスも避けている
という。そして私はチョコレート
にキスを捧げようとしているのだと。しかしアディソンは
私なんて刑事のケビンに約束をすっぽかされてから二週間
まるで電話さえなく、
乾いた唇状態だと語る。その穴を埋める
為にアディソンは物欲・ボッテガ・ヴェネタの新作のバッグ
を購入しようとしていた。

一方バイオレットはクーパーに電話すると、もうすぐ
ボーナス
が入るので毎年恒例の旅行に行こうと告げ、今年は
メンバ島
ザンジバル
に行こうと誘う。猿にも触れることが出来るのだと
告げるが、クーパーはいぜんとしてシャーロットとのセフレ
関係が続いており、そのことをバイオレットに話せずにいた。

ピートはサムのオフィスを尋ねると、アディソンの家の前で
二時間待ったが戻ってこなかった事を語る。サムはピートは
アディソンによって
操られている事を告げ、オレはナオミの
事を仕切っているのだと語る。

いよいよCMのVTRが完成しできあがった映像を見ると、ピート
はまるでGAPのCMのクリニック版みたいだなと語る。デルは
自分の出演場面が丸々カットされているとして不満を告げる。

サムはアディソンに会うとナオミに避けられている事を相談
する。
ナオミはインターネットや色んな所でこのVTRを流してもら
おうと告げる。
デルはナオミに話しかけるが仕事があるとしてそっぽを向か
れてしまう。
アディソンはデルはしつこいようならば(言葉で)殴ろうか?と
告げる。

オフィスにシャーロットがやってくるとクーパーに用事がある
としてクーパーの元にやってくる。クーパーはシャーロット
に対してバイオレットにだけは俺たちの関係を話してもいい
か?と問い、一緒に旅行に行こうと告げる。バイオレットは
妹みたいな存在で話をしたいのだという。

一方
クリニックでは紙コップが禁止され、ものすごい節約が
行われていた
。全てはデルが地球に優しくする為に紙コップ
を禁止してマグカップにしたのだという。

ピートはアディソンに会うと、今度デートしないかと誘う。
今、彼氏は居るのか?と問うと、実はうまくいかなかった事を
告げ、今は誰もいないという。少し考えてみるとアディソン
は即答を避ける。

そんな中モリー・マディソンという妊婦でナオミの担当する
患者が来ていた。神経質の患者で二日前にも来たばかりだ
という。アディソンに変わりにモリーの対応をして欲しいと
頼むナオミ。
アディソンの元にはケビンがやってくると、何で私のことを
すっぽかしたのかと問う。するとケビンは
SWATチームの訓練
をしていたのだとして、そのTシャツを見せる。今日ならば
時間が取れるのでデートしないかと誘いに来るが、私はあなた
がすっぽかせるような女ではないとしてプライドがあることを
告げる。

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いよいよシーズン2のスタート。
シーズン1が異様に短かったので、シーズン2って感じが
しないのだけど、シーズン2以降はフルシーズン版になって
いることから、視聴率的には結構良かったのだろうか?

初回からキャラクター説明とばかりにVTRを流すやり方は
上手かったと思うが、まさかシーズン2の初回からここまで
展開が重たくなるとは思わなかった。
守秘義務とか、友人同士の約束によって、なかなか口外でき
ない状況の中でどういう選択を取っていくのか。
それぞれがそれぞれにそういった悩みを抱えているところが
とても上手く描かれていた感じがする。

冒頭からナオミの態度を見ていると嫌なヤツって感じしか
しなかったけど、一人で切り盛りしていたかと思うと同情の
余地がまるでないわけではない。

このクリニックの医師たちは相当効率の悪い事をしているな
と思っていたけど、やっぱり経営的には赤字だったのね。
ナオミに経営の才能があるかどうかはともかく、みんな医師
たちが好き勝手やりすぎ。仕事よりも恋愛やセックスって
いうのも分かるけど、その辺はもう少し仕事が安定してから
って感じがするな。

■患者

ディーン

14才の少年ディーンはクーパーが主治医。
演じているTyler Patrick Jonesはゴーストで幼少期の
ネッド役を演じていた彼だ。
なんと彼はクーパーに対して好きな子とセックスする事を
考えているが守秘義務からして両親には言えない。
両親はディーンをクーパーに見せているのは、彼がHIVの
感染者だということを知っていた為の物で未だにその事実を
話せずにいたらしい。

クーパーは何も出来ないとしていたけど、HIVの保菌者が
その事実をしながら異性と関係を持つのは犯罪じゃないのか?
と思う所も有って、クーパーとしては通報する義務があるの
ではないかという感じだった。

結果的にクーパーは最初はディーンが異性とHすることを語った
ことで、流れとしては両親が息子に事実を伝えていくというもの
だった。
一度失った信頼感を取り戻すというのは大変そうだ。

モリー・マディソンとジェイソン

モリーを演じたAmy Ackerはパーソン・オブ・インタレス
ト 犯罪予知ユニット
で凄腕のハッカー"ルート"役、
エイリアスでは犯罪組織シェッドの諜報員・ケリー・ペイ
トン役を演じている。

なんとモリーは白血病のジェイソンを臍帯血で治す為に
ナオミに大金を払って妊娠させたというのだから、倫理的に
グレーゾーンというよりも真っ黒な感じしか感じないところが
有った。

アディソンに対して、モリーの6ヶ月の子の出産を頼んだり
それを断られると、今度はモリーが無理矢理破水させたり
してとんでももない状況が描かれていた。
ナオミとしても経営上仕方が無い事だったのかも知れないが
事実が公になれば医師免許は剥奪な感じがする。

■その他

経営問題

努力すれば回避出来る問題なのかな。
サムって色々とテレビに出演したり出版したりで結構儲かって
いるのかと思った。

デルが経営に関して手伝おうとしてくれていたのにナオミが
完全に勘違いしたけど、デルも勘違いするような行動を取った
訳だし、この辺はどっちもどっちだけど、冒頭のクリニックの
コマーシャルにデルを出さないというのはちょっと可愛そう
だったかも。

恋愛は上手くいかない

バイオレットとクーパーの関係が、元々はクーパーの支えにな
っていたのがバイオだったのに、いつの間にか立場が逆転して
いるという辺りが面白いところ。バイオレットがシツコく
クーパーに旅行の件を話そうとしている姿を見ると、この
キャラクターって元々そういう固執する性格があるみたいね。

ピートはアディソンに対して14才のガキみたいな態度を取って
いた事を語る。まぁ確かに・・って感じだけど、自分の抱えて
いる妻との件をいつアディソンに話せるのか。

クーパーとシャーロットの件は憎めない部分もある。
下着を着けていないとした際に、数日前に放送した
Dr.HOUSEのカッディの下着を奪うエピソードを思い出して
しまった。

・WilcoのOn and On and On

アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医
ピート・ワイルダー (Tim Daly) 代替医療
サム・ベネット (Taye Diggs) 内科医、本を出版
ナオミ・ベネット (Audra McDonald) サムの元妻
クーパー・フリードマン (Paul Adelstein) 小児科医、対人苦手
バイオレット・ターナー (Amy Brenneman) 精神科医
シャーロット・キング (KaDee Strickland) 医師・医局長
ウィリアム・デル・パーカー (Chris Lowell) 受付
マヤ・ベネット (Geffri Maya Hightower) 娘

ケビン・ネルソン (David Sutcliffe) 警察官

モリー・マディソン (Amy Acker) 妊婦
ロビン・ミラー (Cheryl White) 母親
マーク・ミラー (Blake Robbins) 父親
ディーン・ミラー (Tyler Patrick Jones) 14歳息子、HIV
エリック・マディソン (Drew Rausch) モリーの夫
--- (Diarra Kilpatrick) OR Nurse
ジェイソン・マディソン () 7歳、急性リンパ性白血病
エイミー () ディーンと関係を持つ


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