プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち
Private Practice (aka プライベート・プラクティス LA診療所)
シーズン2

http://axn.co.jp/program/privatepractice/




 

Oct. 8, 2008
第2話 ベストフレンド Equal and Opposite

監督/Tom Verica 脚本/Michael Ostrowski
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アディソンはクリニックの財政が悪化していることをナオミ
から聞かされ、誰にもしゃべらないと約束したにも関わらず、
現状を冷静に判断した結果サムに話をして経営者の交代が
行われることになる。しかしアディソンは完全にナオミからの
信頼を失う

アディソンはナオミに電話するが、一切取り合ってもらえない。
アディソンはサムに電話し、ナオミが話をしてくれない事を
語る。サムもナオミに電話するが、ナオミは彼の話も一切
聞こうとしなかった。

シャーロットとクーパーは相変わらず朝からセックス三昧の
日々。今日はバイオレットから秘密の会議があると言われて
いるので出かけなければならない事を告げる。クーパーは
バイオレットにだけは二人の関係を話したいことをいうが
シャーロットは決してそれを許さなかった。人前では決して
会わないのが私たちの関係だと告げるが、クーパーは今日、
一緒にペッポーネでランチをしようと告げ一時に約束する。

ピートとバイオレットとナオミは秘密の会議をする。
ここはみんなが協力し合うクリニックだったのに、サムが
経営を交代してからは、自分のことしか考えられないような
経営方針になっており、儲け主義で患者本位のクリニック
ではなくなっている事を告げる。これではまるで流れ作業的
なものだという。サムは団体客が見込める人間ドックを
推奨し、ホワイトボードを設置して予約客を取るよう推奨し
ていたのである。しかもデルが出て行った代わりにチーター
ガールズみたいな受付嬢・ジョディを雇ったとしてバイオレット
は失望する。しかしナオミはもう私は経営者ではないので
いえる立場ではない事を告げる。サムとアディソンがクーデター
を起こした結果、デルは出て行ったのだという。

一方その会議の輪に入れないサムとアディソン。
二人は自分たちがしたことは間違いはなかったとして確認し合う。
こんなのは小さな嵐ですぐに収まるはずだという。
そんな中秘密の会議から出てきたナオミはサムとアディソンに
挨拶する。言葉をかけたことに驚く中、ナオミはプライベート
では会話しないが仕事の事では話はする事を告げる。

バイオレットはサムが設置したホワイトボードに関してクレーム
をつける。患者の予約が足りない医師のことをみんなの前で
さらし者にしているようなもので、まるで屈辱のボードである
こと。しかしアディソンはこれはあくまで目標達成のボードで
あり、デルがいないのでスケジュール管理はこうするほかないと
語る。

サムは人間ドックは団体で契約金が入るのでみんなに手伝うよう
告げるが、ピートは新たに非侵襲性セルライト減少システムなる
装置を導入し新たに試すのだという。脂肪取りだと聞いてバイオ
レットはピートの医療方針に反対を示す。これもまたボードの
悪影響だと告げるが、サムらはこのクリニックは破産に向かって
いるのだとして、経営方針に従ってくれと理解を求める。

クーパーは昼休みになると用事だとして出て行こうとする。
バイオレットはクーパーが未だに何か私に話すべき事を話して
いないとして非難し、今まで何でも話し合ってきたのだから
話して欲しいと告げるが・・・

そんな中、ある若い患者がやってくる。
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■患者

リサとブライアン

中学時代から孤独なもの同士が出会い、ソウルメイトとして
の関係を築き、結婚したカップル。結婚5年目にして子供が
生まれないことに対して不妊治療に来た感じだけど、
調べていく内に意外な事が判明する。二人はなんと同じ精子
ドナーから提供された母親違いの兄妹であること。

ネタ的に近親相姦であれ、関係を築いていくべきかどうか
で悩む中、リサは卵管を結んで、妊娠出来ない措置をする
ことで、これまで通りの関係を築いていこうとするが、
結果として、ブライアンは結婚する前から二人には血のつながり
が有る事を知りつつ関係を築いて結婚した事を知って、
女性の方から身を引いていくというものだった。

彼と出会う前は内気で自分の一部が欠けている気がして
居場所がなかったとし、彼がいることで完成され、居場所
も出来たとすることを考えると、例えブライアンが結婚前に
知っていたとしても、許せないものだろうか?

卵管を縛るべきか、それとも別れさせるべきかの葛藤が
有り、アディソンとしては結局ここで断っても別の病院で
同様の処置をするだけだとして、卵管を縛る手術をしよう
とした感じだが、ナオミは猛反対。

因みに近親交配だと300倍近い確率で精神的疾患の子供が
生まれるとのこと。日本でも4等親までは結婚出来ない
けど、アメリカでも韓国でも従兄弟同士の結婚に関しては
かなり嫌悪感がある土地柄だよね。

チャーリーとカーク

サムが担当する患者。
特にカークは閉塞性細気管支炎という病気を患っていて、
薬を飲んでも徐々に気管支を病気によって冒されていき
苦しそうな状態だった。
親としてみれば突然どんな形であれ生かしたいもの。
特にカークが17歳だという事を考えれば、カークはこれ以上の
治療は望まないにしても、その決断を親が素直に受け入れる
とは思えない。
サムは気管支にチューブを入れるべきをどうかを問われ、
チャーリーから、入れなければ会社の人間ドックは全て
契約を取り下げると脅されて、一度はチューブを挿入する
も、クリニックの経営の問題が表面化して以降金儲け主義に
走って患者の意向を無視しているとして、仲間からは
非難されていた。

■その他

経営問題

経営問題にどう対処していくのか。
クリニックとしての理想を語るのは良いけど、金がなければ
経営も続けられない。
これまで悠長にしていた流れが有るので、それぞれに多少の
自覚は必要だと思う。ナオミがこれまで通り経営を続けて
いても果たして上手くクリニックを保ちつづけていたのか
どうかは謎である。

ケビン

この人、結局なんだったんだろうね。
アディソンの事を都合の良い女扱いしたかったのだろうか?
ケビンが出てきた事自体が謎。

ピートとジョディ

ピートは早速新しく来た受付嬢と関係を持っていた。
これだからピートは嫌われるという典型。
社内で関係を持つなって感じがするけど、ピートもオジサン
扱いされていたし、少しは懲りたのか?

クーパーとバイオレットとシャーロット

クーパーってバイオレットが好きなのかと思っていたけど、
シャーロットが好きらしい。なんだかよく分からないけど、
バイオレットって生粋のストーカー気質がありそうな程
しつこさが有る。話したら話したで複雑な心境を持っていた
バイオレット。

脂肪を減少させる装置を嫌っていたけど、その理由はナンなの
だろうか?
クリニックの外から中が見えてしまうというのも問題じゃない
のか?

ナオミとアディソン

ナオミの怒りは当分は収まりそうにない。
今回の患者との関わりのないで裏切った事実は消せないことが
あるとしてアディソン自身がその事を告げていたけど、
ナオミは結局アディソンに話したお陰で、経営問題で一人で
悩まなくも良くなった訳だし、そんなに怒ることだったのかな。


・WilcoのOn and On and On

アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医
ピート・ワイルダー (Tim Daly) 代替医療
サム・ベネット (Taye Diggs) 内科医、本を出版
ナオミ・ベネット (Audra McDonald) サムの元妻
クーパー・フリードマン (Paul Adelstein) 小児科医、対人苦手
バイオレット・ターナー (Amy Brenneman) 精神科医
シャーロット・キング (KaDee Strickland) 医師・医局長
ウィリアム・デル・パーカー (Chris Lowell) 受付
マヤ・ベネット (Geffri Maya Hightower) 娘

ケビン・ネルソン (David Sutcliffe) 警察官

チャーリー・ジェンセン (Tom Amandes) 父親、会社の経営者
ブレイン (Fran Kranz)
リサ (Zoe Perry) ブライアンと結婚5年目・不妊
ジョディ (Kimberly Kevon Williams) デルの代わりの受付
カーク・ジェンセン (Ian Nelson) 17歳、重篤な疾患
エレン (Rene Ashton) クーパーの患者
--- (Diane Schaller) Nurse
--- (Michael Patrick Breen) Dr. Turner's Patient
--- (Laura Lyman) Doctor
--- (David Pearl) Patient


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