プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち Private Practice (aka プライベート・プラクティス LA診療所) シーズン2 http://axn.co.jp/program/privatepractice/

Oct. 29, 2008
第4話 時を戻して Past Tense

監督／Michael Pressman 脚本／Craig Turk
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アディソンはピートに電話する。
ナオミとはまだ一切喋ってもらえず、一人でビーチをランニング
したり一人でランチを食べている状況だとすると、何とかして
友達を取り戻したい事を語る。サムとナオミが共同経営すれば
良いのではないか?という。アディソンはこの件に関しては
バイオレットの意見も必要だとして電話し、更にはクーパーにも
電話する。共同経営することで調和が取れていた事を語り、
過去に戻るべきだという。サムとナオミを和解させようと告げる
アディソンは、「ナオミとサムを昔に戻そう作戦」を決行しよう
と告げる。二人は同じ部屋に入れて良い雰囲気にさせるのだと
いうもの。ピートは一抜けするという。
そんなアディソンの元にはケビンが中華料理と映画のDVDをもって
やってくるのだった。

翌日クリニックでアディソンはバイオレットと会話する。
デートのルールを決めるべきなのかとアディソンは彼女にプロ
としての助言を求める。私は一度寝ると関係を駄目にしちゃう
事が多いので慎重になっているのだという。そんな会話をして
いるとナオミとサムが一緒にやってくる。デルもまたクリニック
に戻ってくる中、全員が集まったところで、アディソンは、
ナオミとサムに対して、私たちは二人を仲裁する事を告げ、
二人は協力関係に戻ったらどうかという。二人の午前中の
診察はすべてキャンセルにしたので、二人でオフィスに残り、
何故クリニックを開こうとしたのか、そして家族としてこの
クリニックを前に進ませる方法を考えて欲しいと語る。

クーパーの元に母親・ニコールが息子のブレーデンを連れて
やってくる。クーパーの事はベスからの紹介で良い医師だ
と聞いたのだという。ニコールは息子に話しかけるが、
言葉が通じていないのか意思の疎通が出来ず、また喋ることも
一切しなくなってしまったというもの。既に5人の医師に
息子を見せているので自閉症などという言葉で済ませないで欲しい
と語る。4歳まではブレーデンは話をしていたのだとし、それ
以降何故か会話が無くなったとの事だった。自閉症に関しては
まだ解明されている病気ではない事を告げる中、ニコールはクー
パーの事をどこかで見たことが有ると言い出すが・・・
クーパーはブレーデンの事は手を尽くして診る事を約束する。

サムとナオミがオフィスから出てくる。
結論は出たのかと一同気にする中、サムはみんなに投票で
リーダーは誰かを決める事を告げる。民主主義の原則であり、
みんなの決定に従うという。デルは自分にも投票権があるのか
と尋ねる中、サムは明日投票する事を告げる。アディソンは
そんなの駄目だとして反対するが・・・
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■患者

・ブレーデン&ニコール

息子のブレーデンが母親であるニコールとコミュニケーション
を一切取らなくなったことで小児科医であるクーパーの評判を
聞きつけて助けを求めるというもの。

自閉症なのか、それとも他に原因はあるのか。

今まであんまり話も聞いてくれなかったサムが選挙の票集め
の為にクーパーに対する対応が優しくなったとすることが
指摘されていた。

ニコールからクーパーの事をどこかで見た事があると言われ
見たのはなんと出会い系サイトで、しかもプロフィールには
裸で写っているというのだから、確かに変態かも。
普通に出会い系に登録しているならばこうはならないと思う
し、何故に裸?というばかりが印象に残った。

後天性失語症なのか、後発型自閉症なのか。
可能性としてクーパーはランドフクレフナー症候群かも
知れないことを突き止めたけど、子供が夜中にけいれんを
起こしているということがなんで分かったんだろうね。
コルチコステロイドと抗けいれん薬を使うと治るかも知れない
事を告げる中、クーパーの裸の写真を出会い系で見ている
ということはニコールも登録しているということだけど、
登録しているだけでは変態とは言いません。

・シャルベット

なんかクレジットを見たら難しい名前の人が出てきているな
と思ったら、アフガニスタン出身のイスラム教徒の人らしい。
レイプされたとしてアディソンの元を尋ねてくる。
妊娠してしまったのかと思ったら、イスラム教徒では結婚前
に体の関係が有ると汚名を着せられるのだとして、処女膜の
再生を求めてやってくるというもの。
アディソンとしては合併症の問題も有るし、無理して再生
すべきではないという。バイオレットは患者は被害者であり
医師が決めるべきではなく患者の意見を聞くべき事を語る。

結果として検査の結果、つい最近にもHしている形跡があり
実際にはレイプされていなかった事が判明。
それを知って今度はバイオレットが大局的意見を述べていた
けど確かに、一人の嘘が色んなものを損なう可能性のあるもの
だった。しかし家族にとってはアフガニスタンで生活する
ことが一番だということで結果として再生手術を受けること
になった。

しかしアメリカで育った子がアフガニスタンで生活出来る
ものなんですかね。

■その他

・経営問題

サムとナオミを仲直りさせて共同で経営問題に取り組ませよう
とするアディソンたち。しかしサムもナオミも何故かそれを
頑なに拒否する。サムは選挙をして投票の多い方に経営権を
任せるとするけど、それで決めればより信頼関係は修復不可能
になるとして反対するもサムはその意見にも耳を貸そうとはし
ない。
肝心なのは今私たちがクリニックとしてどうしていきたい
のかだと訴えたアディソンがみんなからの信頼を得るという
ものだった。

・暴露合戦

アディソンが患者に対して嘘の上で築かれた未来を本当に
望んでいるのかと問うシーンが有ったけど、今回はみんなが
なかなか話し合っていなかったプライベートの問題に言及
していった。

特にクーパーとシャーロットは前進した感じ。
シャーロットがSM嬢としてやってきたときには受けたけど。

クーパーはマクロン出身で養子として育ったのだという。
夏にインディアナのキャンプで働き子供が好きだということ
を知って小児科医になった事を語る。
シャーロットはアラバマ州・モンローヴィル出身で、
「アラバマ物語」を書いたハーパー・リーの故郷だと語って
いた。

一方興味深かったのはピートとピートの過去を知るメグという
女性が登場したこと。
ピートはピーターだとしていたけど、当然単に愛称として
呼んでいるだけだと思っていたのだけど、違ったのか。
メグとピートはレジデント時代からの知り合いで、15年前には
2年間一緒に国境なき医師団として働いたらしい。
ボスニアで子供の治療をしていた際に施設が砲撃を受け
退去命令が出た際にもピートは自分の身を顧みず自ら子供
たちの為に働いていたとか。その後結婚したこともバラして
いたね。
っていうかようやくメグに出現でアディソンとピーターの呪縛
が解かれたようだ。

・新キャラ メグ・ポーター

演じているのはJayne Brook。日本でも10年くらい前に深夜放送
されていた「シカゴ・ホープ」でダイアン・グラッド医師役とし
て出演していたし、「ブラザーズ&シスターズ」ではシーズン2
でスコッティの母親役として登場する。
このドラマではシーズン2の10話までの5つのエピソードにクレジ
ットされているキャラクター。
ピートの恋人役だけど、彼女はアフリカでの医療を目指し、
ピートはカリフォルニアを居場所として選んだので、どうなる
ことなのか。