プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち
Private Practice (aka プライベート・プラクティス LA診療所)
シーズン2

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Nov. 26, 2008
第7話 あなたを信じたい Tempting Faith

監督/James Frawley 脚本/Robert L. Rovner、Jon Cowan
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アディソンはケビンと一緒にゴーカートのレース場へと行き
体験する。セックスよりも爽快だった事を告げるアディソンに
対して、それならばもう連れて行かないと笑って語るケビン。
そんな中アディソンの自宅の扉が開いていることに気がつく。
SWAT隊員のケビンは銃を片手に中を調べると、そこには男女
が床で組んずほぐれつしている姿が有った。アディソンは
私の兄・アーチャー・モンゴメリーだと語る。

ピートの元にハイチに医療支援に行ったと思っていたメグ
突然現れる。私がいるとうれしいと言ってくれたので休みを
取ってまた来たという彼女。メグはピートに言われたように
禁煙パッチをして禁煙に努めていた。ピートは自分の治療で
禁煙の手伝いをすると語る。

アディソンはアーチャーに何をしに来たのかと問う。
泳ぎに行った際に女性と知り合ったのだという彼は、この家の
防犯システムは見直した方が良いという。しかしアディソンは
最高の防犯システムとして彼氏のケビンが刑事・SWATである事
を告げる。アーチャーは僕の本の出版社の記念パーティー
出席して欲しいと頼まれたので来たのだという。アディソンは
ケビンに兄を紹介する中、兄は世界でも有数の神経科医である
事を語る。ただし今では一番駄目な患者を集めて大ホラを
吹いて本を出版している事を告げる。アーチャーは母・ビジー
もアディソンの事を心配していた事を告げ、デレクシアトル
を捨てて文明社会に戻ると思っていたのにロスに来るなんて
どういう事だという。まるでソドムとゴモラだとし、娘が
警察官と付き合っていると知ったら母は何というかと告げる。

バイオレットは精神科医としての証言人として法廷に呼び出さ
れる。ハルという小児性愛者を三度診察したことがある為に
専門家としての意見を求められていた。検察官・ウォレン
判事のオルティスは、ハルがジョディ・サンピカの下着の写真
を持っていた件について、今後危険性があるのかどうかを
問われる。写真を持っているだけで危険と言えるのかと問われ、
写真を持っているだけで危険だと判断する医師はいないだろう
と語るが、それでも危険因子ではあるという。判事からジョディ
とハルが二人きりになった際に、楽しくお喋りすることだけで
終わるのか?と問われると、今のところは犯罪に走るとは言えない
事を語る。

アーチャーの事を自分のオフィスに連れて行くアディソン。
ピートにアーチャーを紹介するとピートはアーチャーの名前を
知っており、まさかアディソンの兄とは知らなかったと告げる。
ナオミとサムとは面識が有りよく知った関係だった。
そんな中、バイオレットがやってくると、みんなに対して、
小児性愛者・ハルが執行猶予判決が出たのだが、私のセラピー
に通うことが条件となったとして判事命令である事を語る。
クーパーは自分は子供たちを見ているのに小児性愛者に子供の
写真でも見られたら大変なことになるとして猛反対する。
バイオレットは患者の居ない7時以降に診ることになることを
告げるが、一同性犯罪者がクリニックに来るのはやはり不味い
のではないかという。デルもその一人で、特に虐待の過去の
あるデルとしては猛反対だった。

アーチャーはみんなに今夜出版社のパーティーがあることを告げ
みんなにも出席して欲しいと語る。

バイオレットはデルの説得のために彼に近づく。
するとデルはハルが今夜来るのであれば自分は早退するという。
バイオレットは裁判所命令である事を告げ、理解を求める。
一方バイオレットはクーパーが遅刻してやってくるのを見る。
陽気にしている彼はシャーロットと飲んで二日酔いだという。
彼女との関係はどうなっているのかと問うバイオレット。
とても順調であり今度一緒に住むことを提案しようと思っている
という。それを聞いたバイオレットは、未だに彼女が4階に
オフィスが出来ることを話していないのを知る。

アディソンとナオミの元に患者のテスがやってくる。
体外受精で三つ子を妊娠した患者だったが、三つ子のウチ、
二人の赤ちゃんが一つの胎盤を共有していて一方が血液不足で
一方は心臓に血液が過剰に流れていて心不全を起こしそうな
状態だという。テスの夫のグレゴリーはもう一人は大丈夫なの
かと問うと、もう一人は血管は別になっているので問題はない
という。アディソンは医師として血管吻合を遮断する為の手術
をする事を進めるという。このままだと9割のケースで一人、
もしくは二人亡くなり、三人目の赤ちゃんにも影響が出ると
語る。信仰心の厚いテスは、赤ちゃんを持つことを切望しすぎた
事を告げ、体外受精を試みたことは神に逆らう行為だったとして
罰を与えたのではないかという。しかしグレゴリーは寧ろ三つ子
が出来た事を奇跡だという。手術しても全員が亡くなる可能性
が有り、何もしなくても全員が生きる可能性も僅かにあること
を知ると、テスは神は赤ちゃんを助けてくれる筈だとして手術
はしないと語る。
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■患者

ハル

小児性愛者。ジョディ・サンピカという少女の下着の写真を
持っていたとの事だけど、具体的ないたずらにまで発展する
前の未遂の状態だったのかな。裁判ではとりあえず執行猶予と
なり、バイオレットのカウンセリングを受けることになる。

バイオレットは彼もまた幼少期に性的虐待を受けていたことを
知り、それが影響している事を知る。
彼の空想を聞くと、車でジョディに声をかけてドライブに
連れて行き二人きりの場所で静かに話したいと語る。
その空想は具体性があり、計画性が有るのではないかと疑う
もので、当初はバイオレットもハルを治そうと協力的だったが、
目を離した隙にナオミらの娘・マヤと会話しているのを見て
途端に危ないと感じて結局逮捕されることになった。しかし
小児性愛者が逮捕されても、治る訳でもなく、結局どうなって
しまうのだろう。少なくともジョディが大きくなるまで刑務所に
入っていれば大丈夫という事になるのか?


・テス

信仰心の厚い患者で聖シェウルノマイエウを崇拝している
夫婦。ただ子供は自然に授かったのではなく体外受精に
よって授かったということとなんと言っても妊娠している
のは三つ子ということで色々と試練が訪れる。

アディソンは体内の赤ちゃんの血管を遮断しなければ胎児
の命は危ないということで手術で処置すべき事を告げるが
信仰心・神の力で乗り切ろうとする。
しかし飛行機に乗ろうとした矢先に妻が倒れて母胎さえも
命が危ない状況になる。
医療をもっと信用して欲しいと考えているアディソンとして
は信仰心だけでは乗り切れないものもあるということで
夫を説得して手術させることになる。
結果として胎児の一人は失ったけど、他の二人は助かったの
かな。麻酔で亡くなったとしているので最初のアディソン
の手術が結果的には悪影響を及ぼした面と、局部麻酔という
危険な手術で対応したことで母胎も助けて二人の子も助けた。


■その他

アディソンに兄・アーチャーが居た。

ビックリする程ウザったらしい兄。
モンゴメリー家は相当エリート意識があるのだろうか。
アディソンの事を心配しているとの事だけど、単に彼女を
取り巻く生活を乱していっただけ。アディソンの彼氏・ケビン
に釣り合わないと語ったり、ナオミとHしてサムとの関係を
完全に寸断させる。
ただ刑事という職業柄、命を落とすことが有るので心配する
のは分からないでもないけど、少なくともアーチャーやデレク
よりはケビンんの方がいい男。誠実だから・・・とアディソン
は語っていた。しかしケビンが撃たれてしまい今後どうなって
しまうのか。
アディソンには信託財産が2500万ドルあるとのこと。

シャーロットとクーパー

シャーロットは雇用主からの守秘義務によってクーパーに
クリニックの事を言えずにいた。同棲すると知ってバイオレット
が思わず話してしまうけど、バイオレットを責めるのは筋違い。
というか、まだ改装段階とは言え、シャーロットも同じビル
に出入りしているのだから、そろそろ別の人とも鉢合わせ
しても良かったんだろうけどね。
一度はシャーロットの裸にチョコレート攻撃で上手くごまかせた
かと思ったけど残念ながらクーパーは別れを告げる。

ピートとメグ

メグが突然訪れ、禁煙するのも嫌いな土地に滞在するのも
全てはピートのためだと言われて、ピートとしてもプレッシャー
を感じる。ピートはメグが別の目的で来ているのではないか
と感じて色々と問い詰める中、互いに心情を吐露して互いの
必要性を確かめ合うけど、どう見ても長続きしそうにないな。
アディソンの兄がやたらとピート押ししていたのも気になる。

デルとバイオレット

最近自分の中ではバイオレット株急上昇・・・っていうか
バイオレット以外がみんな好きになれない訳だけど、
少しずつナオミも良くなってきたかな。
デルは幼少期に虐待を受け、バイオレットは大学時代に
学生寮で男性に襲われたという。
今回のハルという小児性愛者は、自分のされた被害者と
しての一面を加害者としての一面で発散しようとしている
のに対してデルとバイオレットは寧ろ負の一面をプラスに
しようとして努力している。二人の事を応援したいですね。
そしてデルは親権を取るために戦うようだ。

アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医
ピート・ワイルダー (Tim Daly) 代替医療
サム・ベネット (Taye Diggs) 内科医、本を出版
ナオミ・ベネット (Audra McDonald) サムの元妻
クーパー・フリードマン (Paul Adelstein) 小児科医、対人苦手
バイオレット・ターナー (Amy Brenneman) 精神科医
シャーロット・キング (KaDee Strickland) 医師・医局長
ウィリアム・デル・パーカー (Chris Lowell) 受付
マヤ・ベネット (Geffri Maya Hightower) 娘

ケビン・ネルソン (David Sutcliffe) 警察官

メグ・ポーター (Jayne Brook) 医師、ピートの彼女
アーチャー・モンゴメリー (Grant Show) アディソンの兄
ハル・ジャービス (Cullen Douglas) 小児性愛者
テス・ミルフォード (Darby Stanchfield) 三つ子妊婦、信仰心
グレゴリー (Scott Michael Campbell) テスの夫
ウォレン・パール (Tom Bresnahan) 検事
オーティス (Liz Torres) 判事
--- (Ajay Mehta) Surgeon
--- (George Griffith) Attending
--- (Karen Strassman) Anesthesiologist
--- (Mike Madrigal) Foreman
--- (Robert Corvin) Lab Tech
--- (Kim Meredith) On-Camera Nurse
テレサ (Robbin Ryan) 作家、サムと会話する
Mrs.サムピカ (Holly Traister) ジョディの母


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