プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち
Private Practice (aka プライベート・プラクティス LA診療所)
シーズン2

http://axn.co.jp/program/privatepractice/





Feb. 19, 2009
第17話 浮気の代償 Wait and See

監督/Michael Zinberg 脚本/Steve Blackman
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アディソンとアーチャーとナオミは何とかアーチャーの脳に
寄生していた虫の除去手術をデレクらが働くシアトル・グレイス
病院で奇跡的に取り除いて帰宅する。
ナオミはアーチャーとはその後も順調でありベッドでの彼も
素敵だと語る。アディソンは兄貴の性関係など知りたくないと
して嫌な顔をするがナオミは嬉しそうに彼氏が出来たかも
知れないと語る。アディソンは兄貴が本気で女性を愛している
事を知って喜ぶ。死の淵に立ったことが効果的だったのかと
思うが、次の瞬間彼が浮気している現場を目撃してしまう。

そんな中デルからアディソンに電話が鳴る。
急いでクリニックに行くと妊婦の一人・リアンの出産が予定
よりも早く始まった事を告げる。夫のミッチもリアンの隣で
出産を励ます中、無事に出産する。ミッチは息子のマシュー
ついに産まれたとして喜ぶが、アディソンは男の子ではないと
語り、女性なのかどうかも分からないと語る。ペニスがあり
ヴァギナもある子だという。しかしデルは心臓と肺と脳には
まるで問題がないと語る。アディソンは遺伝子とホルモンの
検査を行う事を告げ、ナオミは内分泌の専門家なので判断して
もらおうと語る。リアンたちはそれまでの間、この子はなんと
呼べばいいのかと戸惑う。

ソーニャとサムも順調にベッドで関係を重ねていた。
しかしソーニャはわざわざサムまでもがシアトルに行った事
に疑問に感じていた。ナオミはアイビーリーグ出身の名医で
あり一人でも大丈夫でしょとするが、頼れる人が必要だと思った
のだと語り、アーチャーも友人だという。別れた妻とも
良い関係を続けているなんてサムは良い人だとして、そういう
所も好きだと聞かされる。

シェルダンはバイオレットのオフィスにやってくると、午後
から夫婦を対象としたグループセラピーを行うが、女性カウン
セラーが来られなくなったので、バイオレットが代わりに
僕と出席してくれないかとたがねる。バイオレットは了承する
と彼から子どもはどうかと尋ねられる。しかしバイオレット
は今、子どもの話はしたくないとして、自分の事で手一杯で
有る事を語る。
ピートはバイオレットとすれ違うが素っ気ない態度を見せる。

赤ん坊を調べると、11ベータヒドロキシラーゼ欠損症である
事が分かる。酵素が欠損しているもので、子宮にいる間から
胎児に於ける男性ホルモン分泌が過剰となって男女両方の性器
を形成してしまったのだという。しかし核型を見るとXXだと
いう。今の所女性だが成長する過程で30%は男性として成長する
のだと語る。オペをすれば、形成した方の性器が機能し始める
筈だがホルモン注射は必要だろうとの事だった。しかし今
手術をしてしまうと将来別の性に目覚めた際に困るのではないか
という。

クーパーの元にシャーロットがやってくる。
彼女はウチに暮らしましょうと彼に告げ、一つ屋根の下に居なく
てもバイオレットの力にはなれるのだと語る。恋人は私の筈
だと語ると、バイオレットは一人になる事が恐いのだとして、
傍にいなければならない事を語る。しかしシャーロットはそろそろ
限界である事を語る。
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    ■患者

リアンとミッチ

子どもを出産する。予定では男の子・マシューの筈だったが
実際には両方の性器を持つ子供として産まれてきた様だ。
日本でもドラマIS〜男でも女でもない性〜でこの問題が
取り上げられたことがある。ISでの主人公は性器はつけたまま
で戸籍は女で、心は男子として生活してきたが、徐々に体は
女性になっていくという複雑な状況として描かれた。

当初はアディソンもナオミに説得され、形成術で男性器を
残そうとするも、それが過ちだと気がつき、本人に決断
すべき立場を


グループセラピー

夫婦として倦怠期を迎えている三組の夫婦。
エレノアとポール、サーシャとライアン、グレッグとキャロル。

ライアンとエレノアがキスして浮気したことでドラマとしては
不謹慎にも面白くなってしまった感じ。

ビヴァリー
やたらとピートの代替治療を求めてくる患者。
ピートの事が好きなのかと思いきや、実際にはステージ2のリンパ腫
の患者だった。がん治療の専門医を紹介したのに行かないことを
責めるピートだが、彼女は一度その病院を訪れた際に、治療して
いる人の姿を見て現実から目を背けてしまった様だ。


■その他

外道アーチャー

ホント見ているだけでイラっとさせるキャラクター。
妹の生活を滅茶苦茶にしに来ているとしか思えない。
俺は正直とか遺伝子がどうとか言っているけど、凄いキャラ
クターだったね。結局この人なんの責任も取らず高飛び。
ニューヨークに戻るとか。

シャーロットとクーパー

今回のエピソードの中では一番辛い状況だったな。
シャーロットはアーチャーと浮気することでクーパーと
別れようとするも、そんな事では別れないとするクーパー
の決意みたいなものが伝わってくる内容だった。
シャーロットもそんなクーパーを見たら何も言えないって
感じだろうけど、クーパーももう少しシャーロットの気持ち
も考えて上げてねってことで。

バイオレット

赤ちゃんの件で結局父親である二人はどうしたいのかよく分
からず、結局産めば?みたいな感じでバイオレットを放置
している感じ。

サム

思わずソーニャと寝ている際に、"ナオミ〜"と語ってしまった。
こりゃ不味い。もうこの二人は終わりなのかな。
言葉一つで破局というのも切ない。

・Chad FischerのPrivate Practice End Theme
・Bonnie & SheilaのKeep Me Hanging On
・Get Cape. Wear Cape. FlyのYoung and Lovestruck
・Ray LaMontagneのBe Here Now
・Otis ReddingのI Love You More Than Words Can Say



アディソン・フォーブス・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医
ピート・ワイルダー (Tim Daly) 代替医療
サム・ベネット (Taye Diggs) 内科医、本を出版
ナオミ・ベネット (Audra McDonald) サムの元妻、生殖内分泌科
クーパー・フリードマン (Paul Adelstein) 小児科医、対人苦手
バイオレット・ターナー (Amy Brenneman) 精神科医
シャーロット・キング (KaDee Strickland) 医師・医局長
ウィリアム・デル・パーカー (Chris Lowell) 受付
マヤ・ベネット (Geffri Maya Hightower) 娘

ケビン・ネルソン (David Sutcliffe) 警察官
メグ・ポーター (Jayne Brook) 医師、ピートの彼女
シェルドン・ウォレス (Brian Benben) 精神科医
ワイアット・ロックハート (Jay Harrington) 医師

アーチー・モンゴメリー (Grant Show) 医師
ソーニヤ (Sharon Leal) サムの彼女

ビヴァリー (Marin Hinkle) リンパ腫の患者
ミッチ (Erik Palladino) リアンの夫、レストランのシェフ
リアン (Emma Caulfield) 妊婦、マシューを出産
ライアン (Leonard Roberts) サーシャの夫
エレノア (Alexandra Lydon) ポールの妻
ポール (Bob Jesser) エレノアの夫
サーシャ (Erica Luttrell) ライアンの妻
グレッグ (Jon Powell) キャロルの夫
--- (Renee Faia) Woman
キャロル (Wendy Douglas) グレッグの妻
フライズク (James Huang) 刑事
マックス (Jackson Odell)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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