プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち
Private Practice (aka プライベート・プラクティス LA診療所)
シーズン2

http://axn.co.jp/program/privatepractice/





22 Feb. 2010
第20話 弱い心、強い心 Do the Right Thing

監督/Eric Stoltz 脚本/Craig Turk
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ナオミはアディソンがクリニックから出て行くのを見て声を
かける。これから患者のモーガンの家に往診にいくことを
告げる。ナオミはモーガンの夫のノアに遭うのではないかと
疑うが、あくまでモーガンの流産を回避する為に医療上の訪問
である事を強調する。
バーンズ家にいくアディソンはとても立派な邸宅だと分かる。
モーガンの趣味だと告げるノアは、アディソンを妻の元に
案内する。

クーパーは、サラ・ピアース(12歳)の診療をする。
現在12歳、身長152cm、体重38.1kg。幼い頃から通っていたサラ
がこんなに大きくなったとして、母親のイヴォンヌと話し合う。
しかも耳にピアスをしていたり、携帯電話を手にして友達と
会話しているサラの姿を見て驚く。テレビなどの影響で仕方
なく持たせている事を告げる。イヴォンヌはサラには女性の先生
が必要だと語る。クーパーは自分では何か不足なのかと問うと
サラには避妊薬を処方して欲しいのだと語る。

妊婦モーガンの体調を調べると、子宮経管が開いている状態で
胎のうが脱出している状態だと語る。子宮頚部を縫う必要が
あるとモーガンに説明する。

一方クリニックには弁護士のダンカンがやってくる。
これからサムは医療過誤の訴訟に於いて、被告側のアレン医師
の弁護をしているダンカンの専門家証人として法廷で証言する
ことになっていたのである。

ピーターの元には少年・"ビッグ"ベンがやってくる。
アレルギーが悪化しているというベンの関心ごとは、ママは
パパと離婚してからまるで異性とデートしていないという事
だった。リサは少し遅れてピーターのオフィスへとやってくる。

バイオレットは大量の食事を持ってクリニックにやってくる。
それを見たシェルダンの顔がとてもむかつくとしてシャーロット
に話す。まるでセイウチみたいに食べているという顔をされた
として、妊婦はとてもお腹がすくのだと告げ、母乳をあげるよ
うになれば体重は戻るのだと語る。

一方デルは9時出勤の筈が10時42分になってやってくる。
ナオミはデルに対して、ベッツィーが居なくなって辛いのは
分かるが明日はきちんと勤務時間を守るよう警告する。
そんな中ナオミはクーパーに頼まれ、サラのことを診て欲しいと
告げる。12歳が避妊薬を求めているのだという。

モーガンは病院へと運ばれる中、アディソンに対して、この赤ち
ゃんが私たち夫婦をつなぎ止めているものだという。妊娠前、
私たちは離婚を考えていたのだという。2人目も妊娠7ヶ月で
流産し辛い経験をしたとのこと。夫婦間にそれまでにも溝は
存在していたが、この出産を機会になんとかやり直したいのだ
と言われる。
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■患者

サラ(12歳)

シングルマザーによって育てられる少女のサラ。
担当したのはクーパーだったけど、母親は娘のすることを
止めようとはせず、止めても聞かないならば予防的措置を
施そうとして、12歳の少女にセックスを実質的に自宅で
ならば許可し、その歳には避妊薬を飲むよう話そうとする。
しかし既に少女は妊娠しているということで、12歳で
生む決心をするのだから凄い事だ。
クーパーは一連の流れを常に猛烈に反対する立場だったけど
女性陣は比較的寛容な一面を持って接していた感じ。
特に色ボケしているナオミは容認の立場を取っていたし、
なんだか凄い設定だったな。ただ初体験が12歳なんて人は
この世にいるだろうし、シングルマザー故に娘との
コミュニケーションの不足が災いした感じだね。

ベン

アレルギー体質でピートの治療を受けていたけど、全然
効果もなく寧ろ悪化している状況なのに、彼の代替医療を
続けていても良かったのだろうかって感じがする。
ベンは母・リサとピートを結びつけたがっているようで、
父親が欲しいのか、それともベンなりに母親を思っての
行動なのか。あっさりとその思惑に従ってデートしていく
ところがピート。そんな彼を見て嫉妬心と憤り感を感じる
のがバイオレット。当然の感情だと思う。ピートはもう
どうしようもない。

モーガン

数話に渡ってアディソンが担当している妊婦。
アディソンはモーガンの夫のノアと恋仲になってしまう
のだけど、バイオレットの件と同じくして、妊娠中に
浮気をしていくってところがまたあり得ない行動に思える。
ピートの場合まだお遊び感があるけど、アディソンはガチ。
患者の気持ちを知り、これだけ関わってきたのに、よく
そんな気持ちになれるなと感心する。
デレクの件であれだけの失敗しているのに、流石モンゴメリー
家は違う。


■その他

シャーロットとバイオレット

密かにこの二人のコンビを暫く見ていたかったのだけどね。
ホイップクリームが食べたいというバイオに対してシャー
ロットが何故か持ってる。女体盛りってところだったのか。

バイオレットはピートによって振り回されているけとナオミ
は出産すれば全ては報われるようなことを語っていたし、
バイオレット自身は随分と現状を受け止めている感じ。

サム

サムは友人の弁護士から専門化証言を法廷で求められる。
救急搬送された患者が死亡した件で、遺族は理由は分からない
がとにかく違和感があると言い出したのだろうか。
結果としてカルテを見ると抜け落ちた箇所があり、患者には
アスピリンによるアレルギーがあるということで、それを
調べる暇がなく蘇生措置にアスピリンを使用したことで
死亡に至ってしまった。医者だけの落ち度ではないのだろう
けどカルテを意図的に隠したことで真っ黒になってしまった。

サムは誠実な態度で挑む姿は格好良かった。

デル

またまた嫌いなデルの顔を覗かせ始めた。
ただデルの言い分も分かる。このクリニックはホント腐って
いる(笑)お手本にしろ!という医師が殆どいない。マジメ
だったナオミが既に色ボケ状態で男性をとっかえひっかえする
という「Sex and the L.A」って感じになっているので、
どうしようもないね。

サラ役のJuliette Goglia

つい最近見た「グッドラック・チャーリー」シーズン3の13話
テディとトビーと模擬国連」でビクトリア役で登場していた
彼女。「アグリー・ベティ」ではゲイでヒルダの息子・ジャスティン
の友人ヒラリー役で登場していた女の子。

ピーターとデートするベンの母・リサ役のIdina Menzel

「Glee」ではレイチェルの母・シェルビー役で登場。
このドラマでは20話と21話でしか登場しないので大した関係には
発展しないのかな。

弁護士・ダンカン役のD.B. Woodside

「24」では大統領・ウェイン・パーマー役でシーズン3からシーズン6
まで登場していた。
「バフィー 〜恋する十字架〜」ではロビン・ウッド校長先生役で
出演。


・Chad FischerのPrivate Practice End Theme

・The Isley BrothersのIt's Your Thing
・Jackie GreeneのI Don't Live In a Dream


アディソン・フォーブス・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医
ピート・ワイルダー (Tim Daly) 代替医療
サム・ベネット (Taye Diggs) 内科医、本を出版
ナオミ・ベネット (Audra McDonald) サムの元妻、生殖内分泌科
クーパー・フリードマン (Paul Adelstein) 小児科医、対人苦手
バイオレット・ターナー (Amy Brenneman) 精神科医
シャーロット・キング (KaDee Strickland) 医師・医局長
ウィリアム・デル・パーカー (Chris Lowell) 受付
マヤ・ベネット (Geffri Maya Hightower) 娘
シェルドン・ウォレス (Brian Benben) 精神科医
ノア・バーンズ (Josh Hopkins) 医師

リサ・キング (Idina Menzel) ベンの母
モーガン・バーンズ (Amanda Detmer) ノアの妻・妊婦
ダンカン (D.B. Woodside) 弁護士、サムの友人
イヴォンヌ・ピアース (Carrie Preston) サラの母
コリーヌ・リー (Wendy Gazelle) ワイザー家の弁護士
サラ・ピアース (Juliette Goglia) 12歳の娘
ベン・キング (Max Burkholder) アレルギーの少年
ハロルド・アレン (Marty Lodge) 医師、心臓外科医
アルベルト・スティーブンス (Rafael J. Noble) 判事
--- (Bevin Hamilton) Hot Sketchy Girl
--- (Steven James Price) Office Patient


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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