第13話 決行! End of the Tunnel
脚本/Paul Scheuring 監督/Sanford Bookstaver

アブルッチは瀕死の状態で病院に運ばれ、リンカーンは死刑決行の
日まで独房での生活が決まる中、ついにマイケルらは夜9時に脱走
計画を決行する。

一つでも計画が狂えば、失敗することが明らかな状況であり、
それが視聴者にもよく分かっているため、緊迫感に富んだ状況
を生んでいる。

独房にいるリンカーンを外へと出す方法は、擬似的な食中毒を
演出し、合流地点である医務室へと運ばせること。

脚本として上手いのは、そんなリンカーンの動向へと視線を
反らせつつ、安心しきっていた医務室からの脱出のパイプ
ラインを、今回封じてしまった事だ。絶体絶命の状況。
果たしてこの状況をどんな奇策によって打開していくのか見物だ。

また刑務所外では、シークレットサービスの一人、ダニーが
良心に目覚め、全てをベロニカに明かそうとする。
接触している時にすぐに手紙を渡せばいいものを、いちいち
説明しているからこんな展開を生んでしまうと言う如何にも
ドラマっぽい演出だったが、手紙が唯一の無実を証明する
証拠でもあるし、今後の展開が気になるところだ。

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

レギュラー出演者
Dominic Purcell (リンカーン・バローズ) 死刑確定
Wentworth Miller (マイケル・スコフィールド) リンカーンの弟
Robin Tunney (ベロニカ・ドノヴァン) 弁護士
Peter Stormare (ジョン・アブルッチ) 囚人。ボス的存在。
Amaury Nolasco (フェルナンド・スクレ) 囚人。マイケルと同じ部屋
Marshall Allman (LJ バローズ) リンカーンの息子
Stacy Keach (ウォーデン・ヘンリー) 刑務所長
Wade Williams (ブラッド・ベリック) 看守長
Paul Adelstein (ポール・ケラーマン) シークレットサービス。上司
Danny McCarthy (ダニエル・へール) シークレットサービス
Rockmond Dunbar (ベンジャミン・マイルズ・フランクリン) 囚人。調達
Sarah Wayne Callies (サラ・タンクレディ) 医師
Muse Watson (チャールズ・ウエストモアランド) 囚人。伝説の男?

guest
Frank Grillo (ニック・サービン) ベロニカと共に調査
Rockmond Dunbar (ベンジャミン・マイルズ・フランクリン) "C-NOTE" 穴
Michelle Forbes (サマンサ・ブリンカー)
Phillip Edward Van Lear (ルイス・パターソン) 看守
Jennifer Kern (アリソン・ヘール) ダニーの妻
Mike Jones (ダリオス) ベンジャミンの親類?
Karin Anglin (アンジェラ・ウェスト) News Sixのプロデューサー
Joey Honsa (ホリー) インタビュアー

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