第21話 壁の向こうへ GO
脚本/Matt Olmstead 監督/Dean White

ついに脱獄作戦開始。

いやぁ息もつかせぬ展開はお見事。
何時バレでも可笑しくない状況の中での行動なので、常に緊迫感
に溢れているのだけど、それ以外にも幾つかの場面で絶体絶命の
様な状況が用意されており、その都度心臓が縮こまる思いがした。

音響効果が絶妙のタイミングで挿入されていたりしてね。
突然なり出す火災警報装置の音に驚いたり、鉄格子を壊すときの
轟音は、周りに聞かれないものかと思ってもの凄く緊張した。
その場の雰囲気が凍り付くような場面を上手く使い分けている。

サラを酷いことに巻き込んでしまったマイケル。
またしてもサラは良心の呵責に嘖まれて、思わずクスリに手を
出しそうな雰囲気だった。

またニックとベロニカ周りの話し。
ニックは最後に男を見せたなぁ。
悲しい結末だけど、今回は随分と切り捨てられるキャラクター
が多かった。

流石にD.Bクーパーは最初から無理だと分かっていたし、
太っているマンシェも綱渡りの所で何らかのトラブルが有る
ことは、想定内の出来事。

一番気になるのは、D.Bクーパーが隠した大金500万ドルの在処
をマイケル以外の仲間が知ってしまったことだと思う。
このエピソードを消化するにはSeason1内では無理だと思うので
Season2に託されるのだと思うが、T-BAGとC-NOTEが聞いていた
事はかなり危ない。でもこの2人も多分最終回で切り捨てられる
のだろうけどね。

それにしても20話から再び参戦したアブルッチ。
このキャラの参戦でドラマが面白くなったのは明らかだが、
あれだけ重症だったのに、もう治ったのか?

あと副大統領周りの陰謀と彼女たちの現在の状況が分かりづらいな。

評価:★★★★★★★★☆☆ (8.0)

レギュラー出演者
Dominic Purcell (リンカーン・バローズ) 死刑確定
Wentworth Miller (マイケル・スコフィールド) リンカーンの弟
Robin Tunney (ベロニカ・ドノヴァン) 弁護士
Peter Stormare (ジョン・アブルッチ) 囚人。ボス的存在。
Amaury Nolasco (フェルナンド・スクレ) 囚人。マイケルと同じ部屋
Marshall Allman (LJ バローズ) リンカーンの息子
Stacy Keach (ウォーデン・ヘンリー) 刑務所長
Wade Williams (ブラッド・ベリック) 看守長
Paul Adelstein (ポール・ケラーマン) シークレットサービス。上司
Danny McCarthy (ダニエル・へール) シークレットサービス。死亡
Sarah Wayne Callies (サラ・タンクレディ) 医師
Muse Watson (チャールズ・ウエストモアランド) 囚人。伝説の男?
Robert Knepper (テオドア・バグウェル) T-BAG

guest
Frank Grillo (ニック・サービン) ベロニカと共に調査
Patricia Wettig (キャロライン・レイノルズ) 副大統領
Joe Nunez (マンチェ・サンチェス) 新たな仲間?
Lane Garrison (トゥイーナー) アボカドと同室
Daniel J. Travanti (リチャード・マイルズ) 大統領
John Heard (フランク・タンクレディ) 知事。サラの父親
Silas Weir Mitchell (ヘイワイヤ) 囚人。精神病?
Michelle Forbes (サマンサ・ブリンカー) "ザ・カンパニー"メンバー
Jennifer Joan Taylor (ベッキー)

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