第3話 スキャン SCAN

方々に逃げる脱獄囚たち。
スクレは友人を頼り、シーノートは愛する妻に接触を試みる。
マイケルと負傷したリンカーンは、かつての協力者・ニカの
元を訪れる。

死を予感させるような衝撃的なシーンから始まった今回のドラマ。

追跡を交わすための死亡の偽装工作。
そのためには用意していた車・グレーのアコードが必要であり、
それを手に入れる事から始まる。

脱獄囚が最もミスを犯すのは脱獄から72時間。
って事でFBIの捜査にも気合いが入る時間帯。
やはりこの時間帯を過ぎると犯人達の行動範囲が広がりすぎて
追跡が難しくなる為のモノだろう。

常にFBIは捜査網の中で聞き耳を立てているし、地元の警察官
だって馬鹿ではない。
パトロールが強化される中で、相手の捜査から逃れつつ、更には
出し抜かねばならないのが、脱獄囚達の生きる道だ。

FBI捜査官・マホーンの敏腕さがドラマを面白くしている事は
間違いなく、それが緊迫感を生んでいる。
更に憎らしいのがベリックの存在。
マイケルらの事は有る意味FBI捜査官たちよりもよく知っている
って事で、彼らが動き出す事によって更に厄介な事に繋がって
くる。

今回はTバックとアブルッチ、トゥーイナー、ヘイワイヤは登場
せず。人数が多いものだから冒頭の落下事故は、このウチの誰か
で振るい落としていくのかと思った。

さてマイケルも言っているとおり、出し抜くことが出来た脱獄
とは違い、不利な状況の逃走劇。次なる一手はどんなものと
なるのか。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

レギュラー
ドミニク・パーセル (リンカーン・バローズ) 囚人の兄
ウェントワース・ミラー (マイケル・バローズ) 頭脳明晰の弟
ピーター・ストーメア (ジョン・アブルッチ) マフィアのボス
アマウリー・ノラスコ (フェルナンド・スクレ) マイケルと同房
ロバート・ネッパー (セオドア・バックウェル) Tバック
ロックモンド・ダンバー (ベンジャミン・フランクリン) シーノート
サイラス・ウェイア・ミッチェル () ヘイワイヤー
レイン・ギャリソン (デイビッド・アポルスキス) トゥイーナー
ウィリアム・フィクナー (アレクサンダー・マホーン) FBI
ポール・アデルスタイン (ポール・ケラーマン) 元Sサービス
マット・デカロ (ロイ・ギアリー) 元看守
サラ・ウェイン・キャリーズ (サラ・タンクレディ) 元医師
マーシャル・オルーマン (L・J・バローズ) リンカーンの息子
ロビン・タネイ (ベロニカ・ドノバン) 弁護士
アンソニー・ジョン・デニソン (アルド・バローズ) 父親
レジー・リー (ビル・キム) シークレットサービス
ジョン・ハード (フランク・タンクレディ) 州知事

guest
Stacy Keach (ウォーデン・ヘンリー・ポープ) 刑務所長
Wade Williams (ブラッド・ベリック) 元看守
Jason Davis (ウィラー) FBI。眼鏡の人
Holly Valance (ニカ・ヴォレック) マイケルを助ける女性
Joe Nunez (マンシェ・サンチェス)
Cynthia Kaye McWilliams (ケイシー・フランクリン) 妻
Helena Klevorn (デデ・フランクリン) 娘
Steve M. Clark () イリノイ州警察
Jason Douglas () パトロールの警官
Bryan Massey () 警官
Maurice Ripke (ピーティ・コルデロ) スクレの友人。