プリズン・ブレイク2
Prison Break Season2

http://www.ntv.co.jp/pb/

脚本/Matt Olmstead、Nick Santora 監督/Kevin Hooks

第14話 想定外 JOHN DOE

捕まってしまったリンカーンとマイケルは護送の途中で
ケラーマンによって助けられる。彼は酷い扱いをした国を相手
に復讐しようと彼らに手を貸す。
テレンスが匿われているモンタナ州へと向かう。

相変わらずどのエピソードも興味深い流れ。

カンザス州にいるのはTバックだ。
いよいよスーザンと対面。Tバックは家族の形を取り戻したい
のだろうか。それとも復讐なのか。
やっぱり籠城の様な形になってしまうところがTバックらしい
エピソード。一体どうすることが彼の望みなのか。

ネブラスカ州にいるのはシーノートだ。
妻が捕まってしまったためにどうするべきか思案中。
自首しようとすると妻に止められるし、実に難しい決断だね。

ニューメキシコ州にはマホーン捜査官。
死んだと思っていたが結構元気そう。
こんな傷ついた人間もこき使おうとするのだから、人材不足
なのか。ビル・キム有無を言わさないの強引さはとても危険。
頭の回転が早いのにこのような展開になることが想像できない
のはやや不自然だ。

モンタナ州に居るのはマイケルらご一行。
いよいよテレンスと対面したものの、テレンスの存在自体が
この世にない者とされている。彼が彼である事を証明するのが
こんなに難しいとは、なんとも厳しい展開。アメリカのドラマ
や映画では似たような自分を証明することの難しさを描いた
作品って多いな。自殺してしまったテレンスによって再び
振り出しに戻った感じがする。

これ以外のエピソードでは、何と言ってもベリックだろう。
今回ドラマの終わった後にベリック役のブラッド・ベリックの
インタビューが有ったが、その中で彼が語っていたとおり、
全く立場の違った役目を演じることの面白さに尽きる。
あれ程憎たらしい役だった彼が、今度は責められる役どころ。
彼を虐めれば虐めるほど面白さが増してしまうのだから、
なんとも皮肉な感じで笑える。

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

レギュラー
ドミニク・パーセル (リンカーン・バローズ) 囚人の兄
ウェントワース・ミラー (マイケル・バローズ) 頭脳明晰の弟
ピーター・ストーメア (ジョン・アブルッチ) マフィアのボス
アマウリー・ノラスコ (フェルナンド・スクレ) マイケルと同房
ロバート・ネッパー (セオドア・バックウェル) Tバック
ロックモンド・ダンバー (ベンジャミン・フランクリン) シーノート
サイラス・ウェイア・ミッチェル () ヘイワイヤー
レイン・ギャリソン (デイビッド・アポルスキス) トゥイーナー
ウィリアム・フィクナー (アレクサンダー・マホーン) FBI
ポール・アデルスタイン (ポール・ケラーマン) 元Sサービス
マット・デカロ (ロイ・ギアリー) 元看守
サラ・ウェイン・キャリーズ (サラ・タンクレディ) 元医師
マーシャル・オルーマン (L・J・バローズ) リンカーンの息子
ロビン・タネイ (ベロニカ・ドノバン) 弁護士
アンソニー・ジョン・デニソン (アルド・バローズ) 父親
レジー・リー (ビル・キム) シークレットサービス
ジョン・ハード (フランク・タンクレディ) 州知事
Wade Williams (ブラッド・ベリック) 元看守
Jason Davis (ウィラー) FBI
Barbara Eve Harris (ラング) FBI・黒人女

guest
Christian Stolte (キース・ストルト) 看守。ベリックの味方
Jeff Perry (テレンス・ステッドマン) 囚われている
Helena Klevorn (ディディ・フランクリン) ムスメ
K.K. Dodds (スーザン・ホランダー) Tバックの元恋人
Callie Thorne (パム・マホーン) アレックの元妻
Mighty Rasta () 囚人
Rob Adams () 囚人
Seadon Adams (ウィリアムス) 執行官代理
Kenny Alfonso () FBI Agent
Steve Barnes (ドラッカー) エージェント
Jeffrey S. Parkerson () 弁護士
Steven Chester Prince ... Detective
Mark Stoddard () 刑事
Daniel Allar (アバカド)
Kelly O'Neil Jackson () 輸送警備

inserted by FC2 system