第20話 パナマ PANAMA

大統領の辞任によって為す術が無くなったマイケルたち。
残す道は、自らの存在をこの世から消すための逃亡。
いよいよ彼が綿密に計画した脱獄からの道が完結に近づく。

なんだかドラマが変な方向に動き出したな。
大統領が辞任したわけだし、謎の組織はマイケルやその他の
メンバーを解放しても良いのではないかという気がしないでも
ない。勿論FBIは職務であるから時効のその日まで追い掛ける
必要はあるんだけど。

舞台がアメリカからパナマに移った。
Tバッグが何故泳がされているのか全く分からない。
何者かと組んでいる様だし、彼の目的が何なのか。

スクレとベリックはパナマにまで彼を追い掛けて行くのだろうか。

シーノート一家が無事釈放された。
マホーン捜査官の殺人を裁判で証言する変わりにFBIと取引した
格好だ。何処かで必ず"計画"の変更が行われて、またまた家族が
行き違いになるかと思って視聴していたのだけど、20話内では
取りあえず安泰。この家族だけは平穏な生活が戻るのか?

一方マイケルとリンカーン。
サラが自己を犠牲にしてFBIの追っ手からその身をふりほどいた。
"ドーナッツ屋に向かっていた"というサラに対して、出し抜かれた
マホーンのセリフ("死ぬほどドーナッツを喰わせてやれ")がなん
とも笑えた。

マイケルはサラと別れたことで大荒れ。
兄弟としての絆は辛うじて繋がっているものの、マイケルと
リンカーンの間で今後の行く末を巡って意見の対立が見られ始める。
その一つが"Tバッグ"を野放しにしておくべきなのか否か。
突然良心に目覚めたマイケル。

久しぶりにマイケルの入れ墨が使われた感じのエピソード。
"617"はヨット入り口の鍵の番号。キリスト様と薔薇は、ヨット
の名前を意味していたんだね。っていうかマイケルの母親って
パナマに住んでいたのか?

それと気になる言葉"SONA"。
これの意味する事とは一体何なのだろうか。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

レギュラー
ドミニク・パーセル (リンカーン・バローズ) 囚人の兄
ウェントワース・ミラー (マイケル・バローズ) 頭脳明晰の弟
ピーター・ストーメア (ジョン・アブルッチ) マフィアのボス
アマウリー・ノラスコ (フェルナンド・スクレ) マイケルと同房
ロバート・ネッパー (セオドア・バックウェル) Tバック
ロックモンド・ダンバー (ベンジャミン・フランクリン) シーノート
サイラス・ウェイア・ミッチェル () ヘイワイヤー
レイン・ギャリソン (デイビッド・アポルスキス) トゥイーナー
ウィリアム・フィクナー (アレクサンダー・マホーン) FBI
ポール・アデルスタイン (ポール・ケラーマン) 元Sサービス
マット・デカロ (ロイ・ギアリー) 元看守
サラ・ウェイン・キャリーズ (サラ・タンクレディ) 元医師
マーシャル・オルーマン (L・J・バローズ) リンカーンの息子
ロビン・タネイ (ベロニカ・ドノバン) 弁護士
アンソニー・ジョン・デニソン (アルド・バローズ) 父親
レジー・リー (ビル・キム) シークレットサービス
ジョン・ハード (フランク・タンクレディ) 州知事
Wade Williams (ブラッド・ベリック) 元看守
Jason Davis (ウィラー) FBI・内部調査
Barbara Eve Harris (ラング) FBI・黒人女

guest
Cynthia Kaye McWilliams (ケーシー・フランクリン) 妻
Helena Klevorn (ディディ・フランクリン) 娘
Jennifer Almaguer () 売春婦
Edgar Arreola ... Bureau Worker
Kim Coates (リチャード・サリンズ) FBI内部調査官
Irene Cortez ... Mexican Maid
Claudio Durand ... Older Man
Julian Guevara ... Federale #1
Sara Jane Henriques (フローラ)
David Marriot ... Agent #1
Robert Newell (グリンジ)
Van Quattro ... Sheriff #1
Sylvia Caplan Rawley ... Old Woman
Leon Russom
Korey Simeone ... Techie
Paul T. Taylor ... Government Spook