プリズン・ブレイク シーズン3 Prison Break 製作総指揮＆脚本／ポール・シェアリング 製作／ブレット・ラトナー、マーティ・アデルスタイン ドーン・パロウセ 製作＆監督／ケビン・フックス http://www.ntv.co.jp/pb/

第13話 駆け引きの行方

脚本／Matt Olmstead、Seth Hoffman 監督／Nelson McCormick

スーザンを取引現場に呼び出すリンカーンだが、マホーンと
ウィスラーはその場から逃げ出してしまう。リンカーンと
マイケルは車でウィスラーを追いかける。

ウィスラーは二人をまきスーザンに連絡を入れる。すると
リンカーンがウィスラーを取り押さえる。二人を危険に
巻き込みたくなかったとウィスラーは告げるのだが・・・
これで二週間の計画がフイになったと嘆くリンカーン。

マクグレディと父親が乗った車はイルガンディ国境付近で
警察の関門に合う。

スクレはマイケルとの関係を拷問によって問われていた。

マイケルはスーザンに電話し公共の場・フランシア広場に呼び
出す。一人で来いと告げるがスーザンは仲間を集めていた。

刑務所内は大混乱が起こっていた。
Tバックはルチェロに恩があるとして助ける。
ベリックは放っておけというが、Tバックに従う。

マホーンは酒場に入り、ソーダ水を頼む。

スレクは情報をはくか、自分の墓場を掘るかどちらか選べと
迫られる。居場所を知らないと語るが・・・

待ち合わせ場所に行くマイケルたち。
こちら側につけば厚遇されると言われる。
ウィスラーを渡せばLJを返すという。
その現場にはスーザンらの仲間も見張っていた。
LJの姿を見ると、リンカーンらは人ごみの中に再び紛れ込む。
次の指示はまた五分後に出すとしてマイケルたちはその場から
立ち去る。

マクグレディの父は車の荷台を調べられるも肥料だとして
やり過ごす。マクグレディはシートの中に隠れていた。

ルチェロの怪我を手当てするTバック。
こびる奴ほど牙を向くという。Tバックは救うという。
金と引き換えに自由を渡すという。Tバックは看守と取引した
という。金を出してくれるよう頼むが、ルチェロは断る。

古美術館にスーザンを呼び出すマイケル。
そこは入り口で金属探知機で調べていた。お互い武器は無し
の状態。

5万ドル必要だという。

LJと引き換えにウィスラーを渡すというマイケル。
ウィスラーはソフィアに無事を喜び抱きついた。
座標の取引はどうなったのかとソフィアが告げる。
座標など最初から無いというスーザンにソフィアは裏切られた
として出て行ってしまう。

マイケルは人為的な事件をおこしてみんなで一緒に出るとして
ショーケースのガラスを割った。

君を守るために嘘をついたとソフィアに弁解するウィスラー。

金は看守に渡さない。
金の都合がつくとルチェロを殺そうとするTバック。
Tバックはクッションでルチェロを窒息死させる。

マイケルらは外に出る。
身分証明を求められるウィスラーに対して、殺し屋が銃を発砲。
変わりにソフィアが撃たれる。それを見てマイケルは車の
ダッシュボードから銃を取り出しスーザンを撃とうとする。
しかしそれより先に警察官はスーザンらを撃つ。

リンカーンはソフィアを止血するが、LJがその場に留まり
様子を見るという。

Tバックはシスターに会う。
シスターはお金を持ってくる。前に助けてもらった恩返しだと
いうシスター。あなたを待っているという。

マクグレディの帰宅を家族や友人が歓迎してくれた。

マイケルはスクレに電話をかける。
殺したければ殺せというスクレは看守の言いつけを無視。
生き地獄を味あわせるといわれ、スクレは刑務所内に入れら
れてしまう。

Tバックはルチェロは死んだと宣言。
何故囚人に指図されなければならないのか。囚人は平等だと
告げると、Tバックはお前ら家族から搾取されたものだと
して金を配りだした。Tバック英雄状態。

自宅のベッドの下に隠したものがあるという事をLJはソフィア
から聞いていた。それをとりに行くマイケルたちは、そこで
ジェイソンリーフと書かれた調査報告書を見つける。それは
一体誰なのか。
サラを殺された仕返しをするととしてスーザンを探すという
マイケル。

マホーンとウィスラーは繋がっていた。
俺たちと来るか?という問いかけにマホーンは一緒に行くと
事になる。
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ウェントワース・ミラー様、初来日って事でシーズン3終了
にあわせて来たわけではないんだろうけど、実にタイミングの
良い登場です。

相変わらず収拾がつくんですか?っていうくらいそれぞれの流れ
が最終話になりバラバラになった。

SONA組・・・スクレ、Tバック、ベリック
復讐組・・・マイケルのみ?
野心組・・・スーザン、ウィスラー、マホーン。

この野心組にマホーンを組み込んだと言うことは、復讐のため
に一掃するためのものなんでしょうかね。

最終話はようやくマイケルらしく頭を使った展開だった。
初めて主導権を握った話ではなかろうか。

ちょっとこの刑務所、規律とか無くてかなりグダグダしている
し、逃げるのも簡単そうなんだけど、それでもなんとか上手く
最後まで緊迫感を保った作りだった。
そしてこの国の警察官もかなりいい加減で、一件や二件の殺人
事件もあっさりスルーしてくれそうな感じの所がなんとも
言えないね。

それにしてもあの座標の件が無意味だったというのがやや理解
出来ない所だけど、新たな人物の名前が浮かび上がってきた事
だし、シーズン4ではこの人物を追っていくことになるのかな。

スクレがどうなるかと心配したけど、刑務所に入ってくれた事
で有る意味安心の展開。Tバックらと一緒に脱走することに
なるのだろうか。

マイケル・スコフィールド (ウェントワース・ミラー) 弟
ジェームズ・ウィスラー (クリス・ヴァンス) 囚人
アレックス・マホーン (ウィリアム・フィクナー) FBI捜査官
マクグレディ (カルロ・アルバン) 囚人
ブラッド・ベリー (ウェイド・ウィリアムズ) 元刑務官
セオドア・バッグウェル (ロバート・ネッパー) Tバッグ
ルチェロ (ロバート・ウィズダム) 囚人・ボス

リンカーン・バローズ (ドミニク・パーセル) 兄
ソフィア・ルーゴ (ダナイ・ガルシア) ウィスラーの恋人
L.J バローズ (マーシャル・オールマン)
フェルナンド・スクレ (アマウリー・ノラスコ)

スーザン・B・アンソニー (ジョディ・リン・オキーフ) 脅迫者

ソコ (Marco Rodriguez) 刑務所側リーダー
メスタス (Julio Cedillo) 刑務所／将軍
シスター・フランシス (Crystal Mantecon)
ラファエル (Joseph Melendez)
アルフォンソ (Gustavo Mellado)
カンティネロ (Michael Fraguada)
メンジャバー (Armando Leduc)
キング (Christian Bowman) 刑事
ガレゴ (Lidia Porto)
サラ・タンクレディ (Sarah Wayne Callies)

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)