プリズン・ブレイク
PRISON BREAK

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第11話 賽は投げられた
Quiet Riot

脚本/Seth Hoffman 監督/Kevin Hooks
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地下室で作業するマホーンとスクレ。
壁に穴を開けてCCDを通し、内部がどうなっているのかを調べる
為だった。
一方今日の三時から手術の予定を入れたというサラ。マルデン
医師が自ら執刀してくれるという。彼は警察には言わないと
言ってくれている貴重な医師であり、この機会を逃すと別の
医師になってしまうかも知れないとして、マイケルに行くよう
告げるサラ。
マホーンらは内部の映像を録画したパソコンを持って帰る。

一方最後の6枚目のスキュラはクランツ閣下自らが持っていた。
それを奪うのはグレッチェンの役目。グレッチェンはTバッグ
を呼び出し、ミニスカートで挑発する画像を取りクランツの
携帯へと送る。そして誘惑しているウチに彼のポケットから
奪おうとする作戦だった。
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ストーリー的には大して進まなかった。

マイケルらは随分と凝った方法で危険な作業を行っているにも
かかわらず、グレッチェンがスキュラを奪うときに取る作戦が
またベタに誘惑するだけというところがなんとも悲しい。
しかもあっさりとばれてなんともトホホな内容だ。
だけどグレッチェンの子供の父親がクランツだったと分かる所
は結構衝撃かも知れない。

さて今回はマイケルがどういう行動を取るのか見物だった。
結局作戦の成功を見守るまでは意地でも手術はしないぞといった
感じ。しかし目眩を起こすマイケルにミッション・インポッシ
ブルの様な作戦を取らせるところ自体がちょっと怪しい。
リンカーンに任せてあげれば良いじゃないかという気がする。

ドンとトリシェインの流れもまたベタなものだった。
まんまとTバッグの仕掛けた罠に引っかかるトリシェイン。
まさかまだばれていないと思っていたのか。

フェンに頼み込んでドンらを縛り上げて貰うグレッチェン。
マイケルらが解析装置を取った後に取引相手として使う為の
ものであろう。

しかし地下トンネルにまた大掛かりなものを持ち込んだね。
音のセンサー、温度のセンサー、そして重量センサーが取り
付けられている。空中にハシゴをかけてその上をソローリと
進む。温度が上がれば液体窒素を噴出。
ようやく装置前に到着するも結局見つかってしまった。
もうここまで来れば急いで奪ってトンズラするのかな。

マイケル・スコフィールド (ウェントワース・ミラー) 弟
リンカーン・バローズ (ドミニク・パーセル) 兄
フェルナンド・スクレ (アマウリー・ノラスコ)
アレックス・マホーン (ウィリアム・フィクナー) 元FBI捜査官
ブラッド・ベリー (ウェイド・ウィリアムズ) 元刑務官
サラ・タンクレディ (Sarah Wayne Callies ) 元医師
セオドア・バッグウェル (ロバート・ネッパー) Tバッグ

ドン・セルフ (Michael Rapaport) 国土安全保障省
ローランド・グレン (James Hiroyuki Liao) PC・回路に詳しい人

ワイアット (Cress Williams) カンパニー工作員。殺し屋の黒人
ジョナサン・クランツ (Leon Russom) カンパニーの黒幕。"閣下"
ブルース・ベネット (Wilbur Fitzgerald) タンクレディ知事の友人
スチュアート・タクスホーン (Steve Tom) カンパニー工作員

グレッチェン・モーガン (Jodi Lyn O'Keefe) 元組織メンバー
トリシェイン (Shannon Lucio) GATE社の受付嬢・ミリアム・ホルツ
リサ・タバク (Stacy Haiduk) カンパニー工作員。
フェン・ファン (Ron Yuan) アジア系組織
グレゴリー・ホワイト (Michael Bryan French) GATE社の社長

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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