プリズン・ブレイク
PRISON BREAK

http://www.ntv.co.jp/pre/pb/index.html


第19話 S.O.B.
S.O.B

脚本/Karyn Usher
監督/Garry A. Brown
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リンカーンたちは飛行場でサンディンスキーを拉致し、
マイケルは彼の携帯電話を手に入れる。マイケルはリンカーン
に連絡を取りサンディンスキーはクリスティーナと何度も連絡
を取り合っていることを告げ、スキュラとは決して無関係では
ない事を告げる。
マイケルはサンディンスキーの携帯を使ってクリスティーナに
連絡を入れる。案の定彼女は逆探知を試みてマイケルの居場所
を掴む。
リンカーンはサンディンスキーの口を強引に割らせようとする
とそこにクランツ将軍がやってくる。クランツは彼のことを
ビンセントだと呼び古い友人であることを告げ、21年間組織
に仕えてきたことを知る。彼はクリスティーナに呼び出されて
来たという。彼女はホテルの1099号室に居ることを白状する。
クランツ将軍はリンカーンがクリスティーナの事を知って隠し
ていたことを激怒。彼らを跪かせるがTバッグだけが例外で
有ることに違和感を覚える。そして彼が裏切って密告していた
事を知る。
クランツはリンカーンに一日だけ猶予を与えるとして、クリス
ティーナからスキュラを奪い返すよう告げる。

一方マイケルらの元にクリスティーナと仲間達がやってくる。
マイケルは密かに隠れ、クリスティーナたちが乗ってきた車に
細工する。エンジンをかけると睡眠薬が車内に充満するよう
仕掛け、車で逃げるフリをする。クリスティーナたちがそれに
気がつき追い掛けようとしたとき、睡眠薬が充満し、マイケル
は彼女をトランクにつれて新たな隠れ家に連れて行く。
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マイケルとリンカーンは本当の兄弟ではなかった。

マイケルの心を揺さぶるためにその事実を告白したのか。
血の繋がりのあるクリスティーナとマイケルの関係と血の繋が
りの無い兄弟の関係を際立たせるためにその事実を告白した
のか。
ドラマとしてはあんまり重要な事ではないような気がする。
特に終盤に来て随分失速感の強い話ではあった。

マイケルの情報解析、危機回避能力はクリスティーナ譲り。

確かにその場に有る物を的確に有効活用するという能力には
長けている様だ。
しかし今回マイケルに捕まった件に関しては、どこまで計算
していたのだろうね。あんなにもあっさりとマイケルの手に
引っかかって捕まったとするならばちょっとマヌケな感じにも
思える。しかし敵に捕らわれつつも計画通りに進行していた
所を見るとそれなりのプランを持っていたような感じだ。

クランツはTバッグを仲間に迎える気があるのか?

こんな危険でいい加減な男を仲間に従えておく利点など有るの
か?組織のことを考えれば即切りのキャラクターだけど、
ここまで愛されてしまうとそう簡単に切ることは出来無いか?

クリスティーナはリンカーンをハメる。

マイケルに対する愛情はあるけれど、リンカーンに対する愛情
は無いって事なのね。
そもそもリンカーンを刑務所に送った事や、シーズン4の
展開の中でもリンカーン狙撃を許可したし、今回のエピソード
でも彼を犯人に仕立て上げてしまった。
誤算は彼のことをマイケルが助けようとすることか。

インド首相の息子・ナディーンを射殺。

世界規模の戦争を起こさせようとしているらしいけど、今の
世の中でそんな大規模な事を画策できるのか。
結局クリスティーナたちはどの段階で自分たちに莫大な利益
をもたらそうとしているのか。

マイケル・スコフィールド (ウェントワース・ミラー) 弟
リンカーン・バローズ (ドミニク・パーセル) 兄
フェルナンド・スクレ (アマウリー・ノラスコ)
アレックス・マホーン (ウィリアム・フィクナー) 元FBI捜査官
サラ・タンクレディ (Sarah Wayne Callies ) 元医師
セオドア・バッグウェル (ロバート・ネッパー) Tバッグ

ドン・セルフ (Michael Rapaport) 国土安全保障省
ジョナサン・クランツ (Leon Russom) カンパニーの黒幕。"閣下"
クリスティーナ・ローズ (Kathleen Quinlan) マイケルの母
ナビーン (Anthony Azizi) インド大統領息子
ヴィンセント・サンディンスキー (Ivar Brogger) 科学者
ダウニー (Ted King) クリスティーナの仲間
ラルフ・ベッカー (Raphael Sbarge) クランツの部下

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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