リベンジ
原題:Revenge

http://www.dlife.jp/lineup/drama/revenge/





Sep. 29, 2011
第2話 崩壊 Trust

脚本/Mike Kelley、Joe Fazzio 監督/Phillip Noyce
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父は無実の罪を着せられた。
エミリーは裏切りに対する代償は必ず払わせると考え、裏切り
ものが住んでいる
ハンプトンズへと引っ越ししてくる。

12週間前。
ダニエルは
ポロの試合に出ていた。
ダニエルの家族は総出で試合に応援に来る。エミリーもまた
密かに観戦に来ていた。エミリーの友人のアシュリーは、エミ
リーがVIP席ではなく庶民席にいる事を知って呼びに来る。
ハンプトンズの社交界については私のホームページで見て勉強
すべきだという。先週行われたチャリティパーティーで、
エミリーがダニエルと仲よさそうにしていた事を指摘し、彼に
近づくのは危険だと告げる。
アシュリーはVIP席にいるセレブたちについて、エミリーに教え
ていく。ノーラン・ロスと一緒にいるのはウォール街の
ヘッジフ
ァンド(W.Harmoon Investments)
代表のビル・ハーモンだという。
彼はノーランレベルの金持ちしか相手にしない人物とのこと。
そして先日逢ったコンラッドとビクトリアの事を説明する。

エミリーはビルの姿を見て、彼女がアマンダだった頃の事を
思い出していた。自分の誕生日に父親の仕事のパートナーだっ
たビルがハンプトンズに祝いに来てくれたこと。その時、父か
らサミーと名付けた犬をプレゼントされたこと。
しかし誕生日の裏で、ビルはデビッドに対して、ブレイゾンの
事で話があるとして、相談に来たのをエミリーは目にしていた。

シャーロットデクランとメールする。
シャーロットは家族に連れられてポロの試合を見に来ているが
退屈だと不満の返信メールを送ってくる。
デクランが仕事をさぼっているのを見た兄のジャックは仕事を
するよう告げる。店の主で父のカールは銀行からの電話を受ける
と今日は店を早じまいするとして子供達に告げる。デクランは
兄に対して船を貸して欲しいと頼むのだった。

ビルは息子のポロの試合を見ているコンラッドに近づくと、
ダニエルの試合について賭けをしないか?と語る。コンラッドは
賭けの話を断るが、その会話を聞いていたエミリーは突然、
その賭けに乗るという。コンラッドはエミリーに対して、この
男との賭けは根こそぎ取られるとして危険だと忠告する。
コンラッドはビルを18年前に首にしていこう、彼との賭けは辞めた
と呟く。そんなコンラッドの元にはリディアからメールが届く。

ジャックはノーランの元に電話すると、別にも
船"アマンダ号"を買いたいと
申し出ている人物が居る事を告げ、購入する意志が有るのならば
来てくれと言われる。

エミリーはノーランと目で挨拶をしているのを知ったビルは、
彼との事を尋ねる。するとエミリーは彼とは昔からの知り合い
だと語る。彼は変わっているが彼なりに金目当てに近づいてくる
ので人間関係に距離を保っているのだろうと告げる。
ビルはエミリーに対して投資のことを尋ねると、私は2008年の
世界金融危機以降は自分以外は信じない事を告げ投資は控えて
いるという。ビルはあんな事は滅多にないとし、マーケットに
戻るべきことを訴えると、エミリーに名刺を渡してくる。

エミリーは1995年4月5日の行われたクラーク裁判の映像を見る。
証人として
出廷したビルはクラークがテロに関与したのは明らか
だとする証言をしていた
のである。

ダニエルはエミリーに声を掛ける。
エミリーは彼に貴方に勝つ方に賭けたのだから頑張って欲しい
と語る。エミリーはダニエルが乗っているポニーがとても
綺麗だとしてたてがみを撫でる中で、自分も
バルセロナの大学
に居た時には馬術部のキャプテンをしていた事が有るという。
ダニエルは今度乗馬やディナーに誘っても良いか?と尋ねると、
この試合に勝ったらねと条件を出す。

ビクトリアの元に警備主任のフランクがやってくる。
ビクトリアは素性の分からないエミリーの事について調べ
させていた
。フランクは調べた限り今のところ不審な点は無い
事を告げ、海外に住んでいた父から莫大の遺産を手にした人物
なのだという。ビクトリアはコンラッドに対して、夫とリディア
の関係を知っていたのか?と問うと、私はコンラッドの警備主任
であるので知っていた事を告げ、秘密厳守である事情を察して
欲しいと語る。

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誰も信じられないという状況なので、このドラマでも気が抜ける
所がない。
正直エミリーの家だって、侵入すれば簡単に入れる訳で、せめて
警備やセキュリティでもつけた方が良いのでは無いか?と思わせる
ものも有る。

エミリーが莫大な金を持つという事と、社会的に認められている
ノーラという人物と精通しているということで、上手い事
急速に信用を得ている感じ。ハンプトンズでの社交界では、
控えめな姿の中にも、ビクトリアからは素性が怪しいと思われ
調べられてしまう。

エミリーほどの金が有ればフランクを買収することは可能そうだ
し、面倒な事をしなくても殺し屋を雇えば過去に犯罪に関わり
父親をハメた人物に対する復讐は達成しそうな気もするけど、
そう単純には殺したりしないのか。

今回のターゲットはビル。
金儲けの裏でどんな事情が隠されているのかと思ったけど、そんな
事ドウでも良いって感じで、エミリーがビルに対して価値もない
中国のスマートホンメーカーに投資させ、株価を暴落させていく。
そんな簡単に無一文にすることなど可能なのかと思ったけど、
ビル本人が攻撃的投資をしているとの事だし、ノーラはファンド
にとっては神に近い存在なのだろうか。

ノーラがどういう意図でエミリーに近づいているのか分からない
な。ノーラのお陰でビクトリアが出し抜こうとしていた不動産
の件で思わぬ助けが入ったけど、エミリーはノーラを信用しても
良いのだろうか。ラストのナレーションの中では、信じる人は
難しい事で自分を信じる事が何よりも危険だが、それでも結局
信じるべのは自分である事を主張していた。

ダニエルがエミリーに近づいてくる事で、とりあえずは地味に
グレイソン家に入る為の作戦を着々と実行していそうな感じ。
ビクトリア側も同時にエミリーの事を調べているので、何処かで
彼女の意図が知られてしまうのではないかと思うとちょっぴり
先行き不安だ。一人で行うにも限界が有る中で、やはりITに
強いノーラを味方につけておくのは必要なのかも知れない。



■使用された曲

・Jeff Meegan and David Tobinの"I Want It All"

ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
デクラン・ポーター (Connor Paolo) 酒場の息子、次男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
デビッド・クラーク (James Tupper) エミリーの父、罪を着せられる
タイラー・バロール (Ashton Holmes) ダニエル大学の友人
アマンダ・クラーク (Margarita Levieva) エミリーの幼い頃
若い頃のアマンダ (Emily Alyn Lind)
若い頃のジャック (Nicholas Stargel)
リディア・デイビス (Amber Valletta) ヴィクトリアの友人
カール・ポーター (Brian Goodman) 父、酒場経営者

フランク・スティーブンス (Max Martini) 警備主任
トム・キングズレイ (Yancey Arias) 上院議員、裁判で問い詰める
ビル・ハーモン (Matthew Glave) ヘッジファンド
アダム・コナー (Robbie Amell) シャーロットの彼氏
--- (Diane Mizota) Anchor
バレリー・トーマス (Elena Evangelo) ビルの秘書
--- (Manuel Questel) Polo Player
--- (Ardeshir Radpour) Polo Player
--- (Andrew Wayne) Party Guest

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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