リベンジ
原題:Revenge

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Nov. 16, 2011
第8話 記憶 Treachery

脚本/Ryan Scott 監督/Bobby Roth
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人は過去を忘れると同じ過ちを繰り返す。でも過去を忘れない
と執着する事になる。


アマンダはエミリーと合流すると、フランクを殺害した事を
知ってそこまでしなくても良かったのにと告げる。アマンダは
エミリーが喜んでくれると思ってした事だという。守ってくれ
るのは有りがたいが思わぬ事に焦っている事を告げる。

エミリーはアマンダをノーランの元に連れて行くと、この子を
二、三日様子を見ていて欲しいと頼む。この子からは目を離さ
ないで欲しいと。

一方リディアはようやく目覚めるが、目の霞み、そして頭痛が
激しく最近の記憶が無かった。ヴィクトリアは目が覚めた
リディアの元を尋ねると私の事が分かるか?と問う。リディア
は私はなんでここにいるのかと問うと高い所から落ちたのだと
いうコンラッド。医師のアギラーによると脳に損傷をうけて
腫れている状態なので、
今後も記憶が戻るかどうかは分からない
との事
。慣れ親しんだ環境と適切な治療をする必要が有るのだ
という。

ヴィクトリアとコンラッドはフランクがリディアを襲った件
で口裏合わせをしておこうと告げる。

シャーロットデクランの部屋で一晩を過ごし朝帰りする。
ジャックはデクランに対してその事を問い詰め、父ならばカトリ
ック教徒なので相当怒ったはずだと語る。デクランは兄に対して
俺たちは上手く言っていることを告げると、二人は共に17歳
だか住む世界が違うのでくれぐれも気をつけろという。特に
妊娠でもしたら相手の親からどうされるか分からない事を
告げる。

ダニエルとタイラーはエミリーの家で会う。
コンラッドはヴィクトリアから家を追い出され、オフィスを
サウ
スフォークイン
に移すことになったとし、引っ越しの手伝いを
する事になったという。
エミリーがやってくると、タイラーは入れ替わり仕事へと出て
いく。ダニエルはエミリーに対して父が母から家を追い出されて
可哀想な状況であり、インターンシップを受ける事にしたと話す。

ヴィクトリアはリディアを自宅に連れて来ると家で療養させる。
またコンラッドも帰宅するとヴィクトリアはどういうつもりか
として追い出そうとする。しかし今は事情が変わったのだとして
フランクを差し向けたのは私ではないと語る。ヴィクトリアは
家から出て行くよう告げる。

デクランはジャックに対してシャーロットとムーディな時間
を過ごすので船を貸して欲しいと頼む。今日は大事な日になり
そうなのだという。ジャックは現在船の所有者はノーランだ
とし、彼と話を付けるという。

ダニエルはジャックの元にやってくると、店を辞める事を
告げるが、もしも人手に困るならば新しい人が見つかるまで
働くという。しかし大丈夫だと断るジャック。

ノーランはアマンダに対してエミリーとの関係を問い詰める。
エミリーと何処で遭ったのか、そして君は何者なのか。しかし話そうとは
しないアマンダ。ノーランはエミリーに電話しいつまで
子守をさせるつもりだと語ると、一日か二日だと告げるエミリー。
彼女の正体を調べる事を告げるノーランに対して、それを知っ
たらあなたには死んでもらうと語る。エミリーは
リディアが
所持していた私の写っている写真(2003年のパーティー)の
顔をデジタル加工して変えて欲しい
と頼む。リディアの意識
が戻った際に写真に気がついたら私ではないと思わせたいのだ
と語る。ノーランはアマンダが庭のプールで泳ぐ中、
血の付いた
シャツを着ている
ことを知る。

コンラッドとタイラーが仕事の話をしている中で、ダニエルが
そこにやってくる。まだ自分の事を必要としているならば
父の仕事を手伝いたいというダニエル。タイラーはそれを聞い
て顔色を変える。そんな中警察からコンラッド宛に電話が鳴る。
それを受けてコンラッドはヴィクトリアの元に行くと、
警察から
フランクが死んで発見された
事を報告する。
何が有ったのか?というヴィクトリアに対して、
ベスレヘムの
郊外
で遺体が発見されたのだとし、現在検死解剖が行われて
いるという。しかしコンラッドはまんざら悪い知らせではない
とし、秘密を知るものが消えたのでこれで安泰だと語る。

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エミリーはフランクの追跡に悩んでいたところ、アマンダ時代
の少年刑務所で知り合った本物のエミリー・ソーンの元に
フランクはたどり着いてしまう。ストリップクラブで働いていた
彼女と接触するフランクをアマンダは殺害する。

完全にフランクは生きていて、主人公がより不利な状況に追い
込まれてしまうのかなと思っていたけど、本当に死んでいた
のである意味では嬉しい誤算かも。

ただエミリーが喉まで出かかっているジャックとの関係に於いて
交換したアマンダが関係を結んでいってしまうのではないかと
する不安があるし、秘密を持つ事でいつでもエミリーを裏切り
強請ってくる可能性も否定できないところを見ると、なんだか
厄介な人物を抱えているなという感じ。

またリディアが意識を取り戻した事で、相変わらずエミリーは
窮地に陥っている。都合良く記憶が無いとのことなので当面は
大丈夫なのかなと思う所が有るけど、後々ピンチに陥って
しまうのではないかとする不安も存在している。写真の件では
とりあえず交わすことは出来たけどね。

ノーランも何処まで信用して良いのか分からず、アマンダの本性
を知りたがっている感じだし、アシュリーの中でも少しずつ
タイラーと付き合っている中で、自分の欲というものを現し始め
た感じで、色々と思惑が複雑に絡み合っていきそうだ。

ノーランは意外とビビリで、アマンダが犯人だと知って刑務所行
きはゴメンだと告げていた。ジャックとの関係に於いては、
本当に友達になりたいと思っている節もあって、どうにも
掴みづらい人物である。

カールウィルキンスとして過ごす事にしたアマンダ。
果たしてアマンダはエミリーの思惑通りの行動を取ってくれる
のか。
ただ基本的にアマンダがフランク殺害の犯人である事には違いな
いのでいつか捕まりそうだけど、その際エミリーの事を話さず
に居てくれるのかどうか。

また今回エミリーが少年刑務所に居た事実がダニエルやヴィクト
リアに知られてしまったけど、上手い事交わしていたね。
ただ夜中に抜け出すのをダニエルに知られてしまっている
辺り、今後とも気が許せない所が有るね。

ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
デクラン・ポーター (Connor Paolo) 酒場の息子、次男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
デビッド・クラーク (James Tupper) エミリーの父、罪を着せられる
タイラー・バロール (Ashton Holmes) ダニエル大学の友人
アマンダ・クラーク (Margarita Levieva) エミリーの幼い頃
若い頃のアマンダ (Emily Alyn Lind)
若い頃のジャック (Nicholas Stargel)
リディア・デイビス (Amber Valletta) ヴィクトリアの友人

フランク・スティーブンス (Max Martini) 警備主任
アダム・コナー (Robbie Amell) シャーロットの彼氏
ブル (Ed Corbin) バーテンダー募集にやってくる男
シャロン・スタイルズ (CCH Pounder) 刑務所長
アマンダ・クラーク (Margarita Levieva) 本物のエミリー
ロバート・ガンサー (Cassius Willis) 刑事
アギラー (Gina Gallego) 医師
ウエスト (Sybil Temtchine) 刑事
ビッグ・エド (Jamal Duff) ノーランのボディガード

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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