リベンジ 原題：Revenge http://www.dlife.jp/lineup/drama/revenge/

Nov. 23, 2011
第9話 秘密 Suspicion

脚本／Salvatore Stabile 監督／Bethany Rooney
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恋する男にとって女性は常に謎に満ちている。愛する程に秘密
を持つが、父の場合愛していた女が隠し持っていた秘密が
命取りになってしまったという。私もその罪の重さを実感して
いる。

フランクの携帯電話をエミリーの家のポーチに隠したとノーラン
から聞かされ、手にいるエミリー。夜中にその携帯をグレイソン
家の敷地に仕込んでおく。

ダニエルは母親と喧嘩し家を出てエミリーの家で住む事になる。
その朝、夕べエミリーが起きていた事を指摘すると、隣に
誰かが寝ている状況にまだ慣れていない事を告げる。
ダニエルは今日、グレイソングローバル社の夏の恒例イベント
としてビーチボール大会を行うとし、応援に来てくれるか?と
尋ねる。ダニエルとエミリーがハグしキスする姿を、ヴィクト
リアが自宅から監視していた。それを意識しているエミリー。

リディアはアシュリーに車イスを持って来て欲しいと告げ、コ
ンラッドに電話したいとするが、ヴィクトリアがやってきて
彼女の面倒は私が見るという。

アシュリーはタイラーに遭うと、自殺未遂した人の世話係に
させられているとして彼に不満を述べる。

一方アマンダ(カーラ)はジャックと仲良くなり、二人で船の
清掃に行く。アマンダ号と書かれたアマンダとは誰の事なのか?
と尋ねると、幼い初恋だというジャック。私は船に乗ること
だけは得意よというアマンダ。その光景をノーランは目にする。
アマンダはフランスに立つ話だったのに未だにハンプトンズに
滞在していたのである。

ビーチ大会。
アシュリーとエミリーに遭うと、ついに王子と同棲を始めたのね
と語る。単に家に居るのが落ち着かないとして混乱が解ければ
また戻るというが、アシュリーは当分平静は訪れない事を語る。
コンラッドはヴィクトリアによって追い出されているし、夫の
愛人をヴィクトリアは引き取っている状況だと。そんな中、
エミリーの携帯にノーランから電話が鳴り、未だにアマンダが
ここに居る事を告げる。

リディアはヴィクトリアに対して、こんな事はしないでと告げ
オープンアームズの総会で言われた事は覚えているという。
決して私を受け入れてはくれないと言ったということ。
そんな中、ハンプトン警察のガンサーたちはフランク殺害事件
の件で来た事を告げ、この邸宅内にフランクの携帯の電波を
キャッチしたのだという。ヴィクトリアはフランクとは関係
が無い事を刑事に話すが、調べによれば二人が定期的に連絡を
取り合っていたこと、夫がフランクの事を解雇している事など
を理由に無関係では済まない事を告げる。そんな中敷地内で
フランクの携帯電話が見つかる。

アマンダの元にいくエミリー。
ここを出て行くはずだとしてエミリーはアマンダに言うが
気が変わった事を告げる。アナタにそれを報告しに行こうと
したら彼氏と忙しそうにしていたのだという。私はもう逃げる
生活は嫌だとし、家や友達が欲しいのだという。しかしエミリー
は近くに居るのは危なすぎるとしここにいてはダメだとするが、
他人から指図されるのはあまり好きではないと語る。

サウスフォークイン。
コンラッドの元にタイラーとダニエルがやってくる。
コンラッドは人を成長させるのに必要なのは適度な競争である
事を告げ、明日の午後に投資家達を集めたパーティーを開く
ので、そこで二人の実力を見せてみろという。大口の客を
取った方が手数料を全てとることにするとして二人を競わせる
ことにする。特にグレイソン流ライフスタイルを売るのだと
語る。
そんな中ヴィクトリアはコンラッドの元を尋ねる。
庭でフランクの携帯電話が発見された事を告げ、アナタの仕業
ではないのかと問う。しかしコンラッドはそれを否定し、
リディアの部屋に監視カメラを置いた人物が起こしたものだ
という。カメラはアナタが仕込んだのでは無いのかという
ヴィクトリアに対して、そろそろ私の応援側に回った方が良い
と語り、有罪になればお前は全てを失うのだという。しかし私
が脅迫になど屈しないことはアナタが一番分かっている事では
ないか?と告げる。
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深夜に抜け出したエミリーは容疑をグレイソン家に向けようと
してフランクの携帯電話を敷地内に仕込んでおく。
一方エミリーと入れ替わったアマンダの事を遠ざけようとする
が、アマンダは海外に出国しようとせず、ハンプトンズに留まり
ジャックとの関係を近づけていく。エミリーとしては強く言う
ことも出来ず、困惑する。

とりあえずエミリーが深夜に抜け出した件では、ダニエルに
上手くごまかせた感じだけど、そのウチ、この時の事をダニエル
が不審に思ってしまうのではないかとする不安感も同時に存在
する。

懸念していた通り、アマンダはこの地に留まりエミリーが望んで
いるであろうジャックとの関係に及んでいき、名前だけでなく
名実共にエミリーの人生を盗んでいきそうな展開が用意された。
ジャックもこれだけあっさりとアマンダに気を許していくことに
なるとは思っていなかったのでちょっぴり意外かも。まぁドラマ
としては盛り上がる事になったけどね。
最後にジャックと共にクルージングしている姿を見ると、
意外と純粋に自由や居場所だけを求めている感じにも思える
けど、それを守るために色々としてくる可能性は有るので
難しい所だ。

フランクの件は一体どう処理されて行くのか。
刑事はグレイソン家に携帯を見つけたけど、それが即ヴィクトリア
なりコンラッドなりの責任としては問い詰めては行きそうにも
無いし、アマンダやエミリーに容疑の目が向かなければ良いけどね。

エミリーとヴィクトリアが互いに腹の探り合いを止めて近寄る
姿が有った。ヴィクトリアの元から一人、また一人と離れている
状態なので、ダニエルだけは留めて置きたいのだろう。
エミリーを追い出す事はダニエルも遠ざけてしまう事にもなるので
この辺は上手くすり寄っていきそうだ。

またヴィクトリアは娘のシャーロットの件でも処理しようとして
デクランに近づく。
場末のバー扱いしていたのでこの店に彼女が来ること自体驚き
だけど、デクランは金ではなく愛を選んだところは見事だ。
そして上手い事金2万5千ドルを奪い、別れるフリをして一緒に
住むという作戦。まぁ分かっていた事だけど、ヴィクトリアに
してもこんな程度で別れさせることなど出来ると思ったのだろう
か?そしてシャーロットもまた母親を上手くだませたと思って
いるみたいだけど、どう考えても嘘だと分かるよなぁ。

相変わらずタイラーとノーランの流れは興味深い。
タイラーはノーマルでノーランはゲイって事なのだろうか?
エミリーに必要以上にアプローチしないところを見るとゲイ
っぽい感じにも思えたけどね。
投資する変わりに嘘と窃盗はするなと言っていたけど、直後
にノーランが彼から盗みを働くところが笑えた。

さて今回はなんと言っても真田広行さん演じるタケダの登場。
刑務所長のシャロン繋がりだったみたいだけどね、
再生可能資源を扱う会社との事だけど実際には何をしている
ところなのかまだまだ分からない。
エミリーは日本で何らかの訓練を受けたみたいだけどそれが
一体何なのか。
タケダがどの程度まで力を貸してくれるのかも気になる。
復讐することに情けは無用だとしていたが、誰に対して情け
をかけているとされているのか気になる。

■使用された曲

・Eric V. Hachikianの"Awake"
・Eric V. Hachikianの"These Ideas"
・Eric V. Hachikianの"Today's Rain"