リベンジ
原題:Revenge

http://www.dlife.jp/lineup/drama/revenge/





Jan. 4, 2012
第11話 強迫 Duress

脚本/Elle Triedman 監督/Jamie Babbit
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ダニエルの誕生日を海辺で行う中、タイラーがやってきて銃で
みんなを脅す。

-- 2日前 --
ダニエルはエミリーに会いに来る。
ダニエルは父に対してタイラーがノーランから契約を取ったの
は脅したせいだと語った事で、タイラーは首になるハズだった。
その後タイラーは現在戻らずにいるが、母のビクトリアはショック
を乗り越えようとして僕の誕生日パーティーに力を注いでいる
事を報告。
エミリーはビーチで身内だけを呼んでバーベキュー
でもしないか?
と告げると、良いアイディアだとして、母には
僕の発案という事で話をしておくという。

そんな中、エミリーの家に父・コンラッドがやってくる。
コンラッドはダニエルに対して弁護士を交えてビクトリアと
話す前にダニエルと話をしたいのだという。
ダニエルはタイラー
の事を首にせず何の処置も執らなかった父に不信感を抱いて
いた


ダニエルは父と会話した後、ビクトリアに電話すると父と会話
した事を告げ、僕は母の味方だとして不利な情報などは母に
知らせるという。ビクトリアはタイラーには出て行ってもらう
事を約束する。
ダニエルは誕生日にエミリーの所でバーベキューをしたい事を
告げ、その際父も呼びたい事を告げ、アシュリーにもその事を
告げる。

エミリーはプールサイドでくつろいで居るノーランの元へ。
エミリーはネットで調べて友達と喧嘩した時には謝らないと
いけない事を学んだ事を口にする。ノーランは一言ごめんなさい
が必要なのではないか?と告げる。エミリーはこれまでなるべく
人を信じないようにして来た事を告げ、それでもあなたは私の
しようとする事を邪魔しなかったとして先日の言葉を訂正する。
するとノーランも自分の非を認め、確かにタイラーは酷いヤツ
だったとし、あいつは人の弱みにつけ込むのが得意なのだという。
ビデオを持って行かれたとし、その中にはリディアとコンラッド
が会話しているVTRも含まれている
ことを告げる。エミリーは
上手くそれを使えば自滅させる事が出来るとするが、ノーランは
下手すれば自滅することになり危ないと語る。アマンダには
その内対応するが、まずはタイラーを追い出す事を告げる。
タイラーの携帯のGPSによると、現在彼はコンラッドのオフィス
が有る
サウスフォークインに居る様だと語る。

弁護士を交えてビクトリアとコンラッドは財産分与の件で話し合
う。ビクトリアの要求は全ての不動産を放棄するかわりにこの家
と、ルノワール、ポロック、ヘンリー・ムーア、カンディンスキー
の絵画を要求するという。そして娘のシャーロットだと。
しかしコンラッドはこの家が不動産価値の中でももっとも高額な
ものであり、シャーロットは自分から私の元に来たのだと語る。
彼女の意思を尊重したいというコンラッドだが、ビクトリアは
アナタが娘が私を避けるように仕向けたのだと語る。しかし
コンラッドはカメラの前で娘を産んだ事を後悔していると告白
していたのは君自身だと語る。コンラッド側弁護士のバーバラ
86年にビクトリアは婚前契約にもサインしている事を告げると、
逆にビクトリア側弁護士のライアンは、その契約に合意した時に
は夫人は妊娠していた為に半ば脅迫的なものだと主張し、合意
ではないと告げる。ビクトリアには
財産分与50%を受け取る
権利が有ると主張
するのだった。

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グレイソン家が離婚に向けた協議が行われる中で、ダニエル
はタイラーの不正を父に知らせるが、父が彼を解雇しない
という事を聞いて違和感を覚えていく。
そんな中、ダニエルの誕生日会が開かれていくことになる
が・・・

ノーランを敵に回してどうするつもりだと思ったけど、やはり
エミリーはノーランの力を必要としている様だし、前回
ノーランがエミリーに語ったように、今の君を父親が見ていた
ら悲しむ的発言をしていた所を見ると、ノーランって意外と
良いやつなんだと思い始めている自分が居る。

IT関係に強い人物が居ないと捜査は成り行かない。
NCISのアビーやエリック、クリミナル・マインド
ガルシアみたいな人物は必ず必要なので、ここでまた良い関係
に戻れたのは良かったと思う。

さて今回はアマンダの存在をグレイソン家に知らせた事と、
タイラーとの決着というところかな。
タイラーが所持していた薬は、なんと暴力的性格を抑えるため
の薬だったこと。主治医だったクッチェ医師もそんなタイラー
によって破滅させられてしまったのだろうか?
逮捕状が出ている感じだったけど、誰もがスルーしている辺り
相当違和感が有った。
タイラーの中にジキルとハイドが居たとするエミリーに対して
アシュリーは相当ご不満だった感じだけど、やはり目の前で
同じような野望を持つ人物を失った事が悲しかったのかな。

タイラーがハーバードを辞めた理由は分からないけど、学費
が支払われず、両親から見捨てられたと思っているらしい。
彼にはサンフランシスコの医療センターで勤務する外科医の
アレクサンダー・バロル(35歳)が居るみたいだけど、以前
タイラーは実家が破産したとか言っていた気がするので、
学費が払われなかった理由が暴力性にあるのか実家の問題に
有るのかイマイチよく分からないところだった。

ここに来て単純な復讐劇ではなくなってきたところが面白い
かな。エミリーも食わせ物だがタイラーも馬鹿ではないと
思わせやっぱり馬鹿だったみたいなところが痛快だけど、
やっぱりエミリーの家って出入り自由なので、もう少し
セキュリティを何とかしろと小一時間だった。
ノーランの自宅もセキュリティがスカスカ。
フランクが生きていた時のようにボティガードを付けた方が
良いよなとか思うけど、あんまりドラマでは暴力で片を付ける
というキャラが存在しない所もあるのかな。

アマンダとジャックの関係なり心情なりも気になるし、
なんと言っても今回エミリーがターゲットとして発見した
のは、弁護士のマイケル。父親の不服申立書を完全にもみ消して
無罪を証明できる証拠が有ったにも関わらず抱き込まれてしま
っていることで、近いウチ彼をターゲットにしていきそうだね。

■使用された曲

・'Ludwig van Beethoven'の"Piano Sonata No. 14"

ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
デクラン・ポーター (Connor Paolo) 酒場の息子、次男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
デビッド・クラーク (James Tupper) エミリーの父、罪を着せられる
タイラー・バロール (Ashton Holmes) ダニエル大学の友人
アマンダ・クラーク (Margarita Levieva) エミリーの幼い頃
若い頃のアマンダ (Emily Alyn Lind)
若い頃のジャック (Nicholas Stargel)
リディア・デイビス (Amber Valletta) ヴィクトリアの友人

フランク・スティーブンス (Max Martini) 警備主任
アダム・コナー (Robbie Amell) シャーロットの彼氏
ブル (Ed Corbin) バーテンダー募集にやってくる男
シャロン・スタイルズ (CCH Pounder) 刑務所長
アマンダ・クラーク (Margarita Levieva) 本物のエミリー

ライアン・ハントリー (James McCaffrey) 弁護士
バーバラ・スロウ (Merrin Dungey) 弁護士
アレクサンダー・バロル (David Monahan) タイラーの兄、外科医
--- (Angel Murphy)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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