リベンジ
原題:Revenge

http://www.dlife.jp/lineup/drama/revenge/





Jan. 18, 2012
第13話 覚悟 Commitment

脚本/Mark B. Perry、Liz Tigelaar 監督/Kenneth Fink
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人生とは選択の積み重ね。でも人生を決めるのは選択ではなく
覚悟である。


エミリーは
メイスン家から盗んできた父・デビッドとの証言
VTRを見て愕然
とする。ビクトリア本人もデビッドとは恋人関係
ではないと否定しているし、証明するものがないのだという。
するとデビッドは証言VTRの中で、それならば
ビクトリアの生ん
だシャーロットの父が誰なのかを聞いて見ろ
というのである。
VTRの中にはビクトリアは僕の法廷に二度来てくれた事を語り、
一度目は証言台に立ったが、二度目は赤ちゃんを連れて来たの
だとし、自分のそっくりの女の子だったという。それがシャー
ロットであり、自分は終身刑を言い渡す裁判長の言葉をぼんやり
と聞いていたとのこと。
アマンダだけでなく一度に二人の娘を
失った
のだという。
エミリーはそのVTRをノーランにも見せる。しかしエミリーは
この事実が父が残したノートに記載されていない事が気がかり
だった。ノーランによると本当に自分の子かどうか確信が無かっ
たからではないかという。ノーランは
そのテープをどのように
復讐に使うのか?
と問うと、グレイソン家の離婚に不利にする
道具に使うことと、残りはアマンダに押しつけるのだという。
メーソン家の放火の罪を彼女になすり付けるのか?と問う。
またノーランは
シャーロットが妹だとしても復讐の手を緩める
つもりはないのか?
と問い、ジャックのことについても尋ねる。
ジャックは殺人犯に恋していると告げると、ノーランは実際に
彼が恋しているのはエミリーだと語る。君の気持ち自身はどう
なのか?とすると、私のことなどどうでも良い事を語り、目的
は復讐にあるのだと語る。協力してくれるのであれば私の事
を非難しないで欲しいと告げる。

ダニエルは父・コンラッドの持つ資産状況をビクトリアの弁護士
ライアンに全て話す。5億ドルの資金がこの10年間にデンマーク
やスペインの口座にあること。また証券取引委員会ず
グレイソン
グローバル社
を調べているので、現金資産の取り分を確保して
置いた方が良いと語る。
ビクトリアはこれで二人が救われるわねとダニエルに告げる。
私は資産を確保し、アナタも焦ってエミリーと婚約する必要が
無くなったと。しかしダニエルは信託財産に関係無く、僕は
エミリーと結婚するのだと告げ、幸せを願うのであれば母も
エミリーとの関係を認めて欲しいと告げる。

エミリーはクルーザーで
アトランティックシティに遊興に出かけ
ていて帰宅したジャックとアマンダの元を尋ねる。エミリーは
アマンダと朝食の約束をしていたとして彼女に話しかける。
エミリーはあなたたちが港を出た後に、
メーソンの家が全焼した
事を告げ、ビクトリアがやったという噂だと告げる。アマンダ
はビクトリアがそんな事をする人には見えないとするが、見た目
に欺されてはいけないと語る。ビクトリアはメーソンとアマンダ
の事を嫌っていた事を告げ、
放火の罪をアマンダになすり付ける
可能性があるので隠れた方が良い
と告げるが、私は大丈夫だと
語る。

サウスフォークインではシャーロットとコンラッドがデクラン
の到着を待っていた。コンラッドは娘と共に将来の事を話していた
のだと告げ、君はかなり苦労してきたであろう事を言われる。
シャーロットと一緒の学校に行く気は有るか?と尋ねられると
金と学力が足りない事を認める。するとコンラッドはシャーロット
がここまでやる気になり明るくしてくれたのはデクランの存在の
お陰だとし、お礼に一緒の学校にいく資金の援助をしたいと申し
出る。後は自分の力で入学試験に合格するだけだと聞かされると
二人は手を取り合って喜ぶ。そんなコンラッドの元に封筒が
届き中には
一枚のメモ"一人で見ろ"が入っており、USBメモリが
含まれていた


弁護士同士立ち会いの下で、ビクトリアとコンラッドは離婚の協議
を行う。ライアンたちは優位に話合いを薦めようとすると、バーバ
ラがビクトリアの過去の過ちを見つけたのだという。不貞の問題
ならばコンラッドとリディアも同様だったので無効だとするが、
より
深刻な背信行為だと語る。
コンラッドはデビッドが告白している映像をビクトリアたちに
見せる。そこにはデビッドがシャーロットの事を自分の娘だと
語っていること。シャーロットという自分の叔母の名前で
も有り、彼女はコンラッドの元で娘を育てるという事を伝えに
来たのだというものだった。ビクトリアは何処で手に入れたのか?
と問うがそれは問題ではないとし、シャーロットの親子関係を
求めるというものだった。もしもシャーロットがデビッドの子
だとしたならば、テロリストの娘というレッテルを貼られるのだ
と聞かされる。そうならない為にも法廷には持ち込まず、こっちの
条件を全面的に受け止めて僅かな手切れ金で別れるか、法廷に
持ち込み、シャーロットがテロリストの娘だということを世間
にサラされることになるのだという。デビッドはテロリストなど
ではなく、全てはアナタが命令したことだとしてビクトリアは
怒りにふるわせるのだった。

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デビッドから話を聞いていたメーソンはその時のVTRを取ってい
た。その中に納められていたのは、なんとエミリーとは腹違いの
妹・シャーロットの存在が有るという事だった。
ノーランはその事実を知っても復讐を続けるのか問い、あらゆる
人を巻き込んでいくことに懸念を示していく。

今回はDNAが関係してくるので楽しかったね。

アマンダのDNAとシャーロットのDNAが採取される事は明らか
だったので、エミリーが予め何らかの措置を取っていくのかと
思ったけど、単純に弁護士のライアンを買収したって事なの
だろうか?エミリーにとってライアンも復讐すべき人物の一人
だと思うのに、協力してもらったりするのは大丈夫なのだろう
か?

相変わらずアマンダとエミリーの関係が心細い。
アマンダがエミリーの言う事を聞かないのは分かるし、アマンダ
はちょっと軽い性格をしているので、何処かですぐにボロを
出しそうな事も有って存在自体がハラハラするところが有るんだ
よな。エミリーがアマンダを追い出すために彼女をハメれば
色々と暴露されてしまいそうな感じもするし、対応としては
相変わらず難しいところだ。

ビクトリアがイニシアチブを取ったかに思えば、今度はコンラッド
が優位性を発揮していく。その辺は流れのバランスが面白い
し、エミリーがそれを調律していることもあるので、エミリー
がその流れをきっちりと制御出来るのかどうかも気になるところ。

ビクトリアに感情移入しそうになったところで、またしても
ビクトリアは生きるために、デビッドが自分をレイプして子供
を生ませたような事を口にしているし、この母親、シャーロット
に恨まれるだけの事をしているな。

そして父親もまた最初はシャーロットへの信託財産は取り上げない
としていたけど、彼女を追い出すという辺り、酷いヤツだねと
思わせた。

そんな中で意外にもピュアな視線で眺めているノーランがここに
来て急に株が上がっている感じがする。

ダニエルはエミリーにプロポーズ。
凄い雨の中で一度は受けたけど、やっぱり復讐は一端辞めようか
と思い始めたところであのビクトリアの仕打ち。
エミリーにとって復讐・目標達成への道はまだまだ険しく、遠い
ね。

■使用された曲


ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
デクラン・ポーター (Connor Paolo) 酒場の息子、次男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
デビッド・クラーク (James Tupper) エミリーの父、罪を着せられる
タイラー・バロール (Ashton Holmes) ダニエル大学の友人
アマンダ・クラーク (Margarita Levieva) エミリーの幼い頃
若い頃のアマンダ (Emily Alyn Lind)
若い頃のジャック (Nicholas Stargel)

ブル (Ed Corbin) バーテンダー募集にやってくる男
シャロン・スタイルズ (CCH Pounder) 刑務所長
アマンダ・クラーク (Margarita Levieva) 本物のエミリー

ライアン・ハントリー (James McCaffrey) 弁護士
バーバラ・スロウ (Merrin Dungey) 弁護士
リー・モーガン (Derek Ray) ジャックを襲う

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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