リベンジ
Revenge シーズン2

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Nov. 25, 2012
第8話 起源 Lineage

脚本/Nikki Toscano 監督/Christopher Misiano
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2006年11月
エミリーはバーに行くと、そこで働いているエイダンに話かけ
る。二人はまだ互いに知り合っていない頃だった。
エミリーはウォッカを注文すると、エイダンに対して、
セルゲイ・ロフスキーは何処にいるのかと尋ねる。エイダンは
VIPルームで女性と居るという。

コンラッドは
ハーバード大に通っているダニエルに対して、
ソーシャルネットワークのフ
ァイナルクラブが声を掛けて来た
事に対して、相手が興味を示して来たのならば待たせるなと
告げる。
フェニックスが声を掛けて来たのならば更に特別なこと
だとし、秘密結社に加入することが成功への一方であること
を説く。シャーロットは小学生なのにアルプスに居るのに
何故僕だけが・・と不満を述べるダニエル。
そんな中、
感謝祭を控えて、グレイソン家で働く使用人のテレサ
からダニエルに対して逢いに来て居る人が居る事を告げる。
コンラッドはヴィクトリアに対して、息子のダニエルはハード
ードに入って数ヶ月で将来が決まるということを分かっていない
として嘆く。
ダニエルに会いに来たのはなんとマリオンだった。マリオン
は30年間連絡を取っていなかったダニエルの祖母で、ヴィクト
リアの母親だった。ヴィクトリアは母親が目の前にいることに
驚くが、マリオンによると自分の方からダニエルに連絡して
逢えるようにしてもらったのだという。娘と関係修復をしたい
と言ったらダニエルが手伝ってくれたのだという。
ダニエルはレストランの
メリタージで食事をした事に関して
父親は無駄遣いだと言っていたが、実際にはベン・グリーヴィー
とマリオンと共に食事をしていた事を語る。感謝祭なのだから
親子で過ごしても良いのでは無いかと告げる。
ヴィクトリアは義父のマックスウェルの事を尋ねると、一年前に
亡くなった事を語り、現在の恋人であるベンも一緒に感謝祭を
過ごしたい事を語る。

ヴィクトリアは15歳の頃を思い出していた。
母・マリオンにはトーマスという彼氏が居た。破産寸前だった
母は何とかトーマスとの縁談を結んで金を得たいと考えていた。
ヴィクトリアが着飾っているのを知ってマリオンは今日は私が
彼に目を向けられなければならないのだと語る。

バーではセルゲイが売春婦たちと面会していた。
取引相手のディミトリが来る事を知って女性を一人彼に付けよう
としていたのである。初めての売春でオドオドとしているアシュ
リー
に目を付けたセルゲイは、お前がディミトリに逢うのだと
選ばれる。
トイレで涙しているアシュレーを見たエミリーは彼女に近づくと
もっと他の方法で稼ぐ方法が有るでしょと告げ、今すぐこんな
事は辞めるよう告げる。しかしアシュレーは苦労して通った
美術史の修士号程度では意味は無いとし、
金が必要なのだと
いう。エミリーはこのままでいると貴方は売り飛ばされるのだと
告げ、彼女に大金を手渡すと、
この金で家賃を払うよう告げ、
変わりに私の事も助けて欲しい
と頼む。
ディミトリがこの店に
来る時間を聞き出して電話して欲しい
と頼む。聞き出したら
服を買うと言って店を出たら二度と戻ってはダメだと語る。

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2006年当時、ダニエルがまだ大学に居た頃、エミリーは
タケダの下で工作員として働いていた。
そんな状況の中、エミリーはグレイソンを破滅に追いやる為
の証拠を着々と集めつつ、タケダの指示の元でテロリスト
たちの事を問い詰めていく。

エミリーがエイデンとアシュリーと初めての出会いのシーンが
描かれた事。そしてジャックたちを陥れようとしている
ケニーが何に対して怒っているのかが描かれた。
ケニーとしては完全に逆ギレ状態だけど、この時代から
結構人の生き死にがジャックの周りで起きていたことなんだ
ね。シーズン2の冒頭で沈没したアマンダ号によってくくりつ
けられている遺体はジョーのものだという事になるのかな。

ヴィクトリアの難儀な養育環境が描かれ、あの母親にして
この子あり・・・と言いたい所だけど、ヴィクトリア以上
にモンスター化している金食い虫の母親・マリオンの鬼畜
さ加減が描かれた。

そんな母親を陥れるが為だけに色々と工作をしているところが
凄い。
かつて力を誇っていた際には、自分に刃が向けられるなんて
考えもしなかったのだろうね。
立場が変わり自分が娘にしてきた事が跳ね返ってくるところなど
映画「愛と精霊の家」の戦時・戦後の立場が逆転した人間関係
を彷彿とさせるようで興味深く描かれた。

父親は息子を会社の後継者として育てようとしていた6年前の事情
だけど現在は逆に後継者とすることで命を狙われるとして、
6年前当時のダニエルの夢を叶えてあげれば良かったとする辺りが
なんとも皮肉な感じ。

タケダがここまで実行力のある影の仕事を手伝っていたことが
ある意味意外かも。

ダニエルの詞は
記憶を呼び覚ますことの無い様に声を潜めるが良い。これまで
の行い、これからの行いで巡り合わせが壊れぬように、若き日は
なんとどう猛だったことか。箍が外れる事も恐れては居なかった


エイダンもまた航空機爆発時、父親がヒースロー空港の荷物係
をしていたんだね。どういう形で関与していたのか。単純に
爆発物が持ち込まれた事実を知らなかっただけなのか。

この流れを見るとエミリーとエイダンが結ばれるというのもある
意味納得かも。

ノーランと当時のCFOの男性・マルコとの件に於いて繋がりが有り
デビッドとの関係も知っている男性がダニエルの味方に付いてし
まうと益々ノーランの立場が厳しくなるな。
ノーランがとても良い人にしえ思えなくなったので、幸せになって
欲しいところ。

ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
デクラン・ポーター (Connor Paolo) 酒場の息子、次男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
デビッド・クラーク (James Tupper) エミリーの父、罪を着せられる

アマンダ・クラーク (Margarita Levieva) 本物のエミリー
ゴードン・マーフィー (James Morrison) 殺し屋
エイデン・マシス (Barry Sloane) タケダの弟子
カーラ・ウォレス・クラーク (Jennifer Jason Leigh) アマンダの母
5歳のアマンダ (Alyvia Alyn Lind)

パドマ・ラハリ (Dilshad Vadsaria) 会計アナリスト
ケニー・ライアン (JR Bourne) 豪邸、デクランが盗みに入る
ヘレン・クローリー (Wendy Crewson) アメリコン・イニシアチブ
メイソン・トレッドウェル (Roger Bart) 作家

ネイト・ライアン (Michael Trucco) ケニーの弟
サトシ・タケダ (Cary-Hiroyuki Tagawa) エミリーの先生
マリオン・ハーパー (Adrienne Barbeau) ヴィクトリアの母
カール・ポーター (Brian Goodman) ジャックの父
マルコ・ロメロ (E.J. Bonilla) ノルコープのCFO
マット・ダンカン (Jonathan Adams) カールの店で働く
--- (Amanda Brooks) 若い頃のマリオン
ベン・グリーベイ (Matt Riedy) マリオンの恋人
ディミトリ・ブラドフ (Timothy V. Murphy) マフィアのボス
セルゲイ・ロフスキー (Salvator Xuereb) ディミトリの部下
ジョー・ライアン (Michael Rose) 元締め、ショバ代を求める
トーマス (Stephen Snedden) 小児性愛者、マリオンの彼氏
若い頃のビクトリア (Grace Fulton)
テレサ (Rosemary Dominguez) 2006年当時、グレイソン家の家事
--- (Joshua Corley) Big Dock Worker
--- (Kristian Weathers) Russian Model

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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