リベンジ
Revenge シーズン2

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Dec. 2, 2012
第9話 露見 Revelations

脚本/Ted Sullivan 監督/Kenneth Fink
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神によって真実が明らかになる瞬間を善良な人々は喜びを持っ
て迎える。しかし邪な人間達は真実の露見を酷く怯える。

後ろ暗い秘密が暴かれ罪人たちに罰が下されるから・・・


コンラッドとヴィクトリアは、
グレイソン・グローバルの役員
の一人で他の役員にも影響力を持つサルバドール・グロベット
と共に射撃訓練場にいた。ダニエルが
父・コンラッドの不信任
決議
をしようとしていること。サルバドールはコンラッドに
対して
ノルコープの買収はグレイソン・グローバル社にとって
も良い話ではないのか?と告げるが、ノーランが訴訟を起こせば
何年もかかることだとして、必ずしも良いとは限らないと語る。
不信任決議には役員の2/3が必要で、キミは役員に絶大な影響力
があるので、僕の味方ならば安泰だとコンラッドは確認する。

そんな光景はエイダンとエミリーは少し離れた所から監視して
いた。サルバドールはブラジル版リチャード・ブラウンみたい
な人で、結婚によって財を手にした人物だという。
1999年にグレイソン・グローバル社の取締役に就任以来、ずっと
コンラッドの味方をしているとエミリーに説明するエイダン。
それを変えないとエイダンは取締役にはなれないという。
グレイソン・グローバル社に入り込めなければ
アメリコン・イ
ニシアチヴ
にも近づけないという。
ノーランもエミリーに呼び出されてやってくる。
買収がウソではない事をサルバドールに知らせる為に、わざわざ
ノーランを呼び出した格好だが、彼にしては生け贄になっている
様で気分は良くはなかった。エミリーは会社を巻き込んでゴメン
と告げるがノーランはいずれこうなるのではないかと思っていた
のだという。
傷を癒す為の方法は考えてあると語る。

ジャックは
子供の洗礼式を行うことにする。
その為ケニーのアイディアでジャックの父親の知り合いたちに
も住所録を使って呼び出すことを提案されていた為に、一人ずつ
電話していく。カールの後見人にはデクランになってもらう
というジャック。デクラン本人はブルがなるかと思っていたので
嬉しいという。ジャックはケニーと弟のネイトにも洗礼式に来て
欲しいと告げると、それならば洗礼式が終わった後、みんな
をこの店に招待したら良いと語る。

ダニエルとアシュリー、そしてエイダンはサルバドールの元に
やってくる。サルバドールの妻・マグダは忙しくて今日は
来られなかったとのこと。
エイダンはサルバドールに対してエミリーを紹介し、彼女は
大口の投資者だが、グレイソン・グローバル社は色々とありすぎ
るので投資を渋っている事を語る。エミリーは会社がクリーン
になれば投資する事を告げ、CEOがダニエルになれば間違いなく
投資する事を告げる。

遠くからサルバドールと接触するものたちの様子を監視している
ヴィクトリアとコンラッド。サルバドールはアシュレーが
好みみたいだと呟く中、コンラッドの元にはアメリコンのヘレン
から電話が鳴る。もう貴方の役割は終わりではないかという
ヘレンに対して、私はCEOを降りるつもりはないと告げ、息子
を巻き込むなと告げる。ヘレンは貴方がCEOに再任されるならば
考えるとし、私たちの関係をダニエルに知られたら殺すと脅して
くる。ヴィクトリアはそんなヘレンに憤りを感じるが・・・

パドマとノーランはグレイソン・グローバル社にダニエルに
呼び出され会社に行く。まるでライオンの巣穴にいくみたい
だなというノーラン。
オフィスを尋ねるとエイダンが居ない事に気がつくノーランは
それを指摘すると
エイダンはウチの社員ではない事を告げ、
同席していないのだと語る。聞かれたくない話なのだろうと
いうノーランは、目の前に元CFOのマルコが居ることを知る。
買収する前に財務状況を知りたくてマルコに事情を聞いたとし
2002年にノルコープが税金対策として開設したオフショア口座
の金5億ドルが何故か株式公開の一週間前に消えた事を指摘

こちらの条件をのめばこの件は伏せるが、断れば法廷会計士
の集団を送り込むとダニエルは脅してくる。条件はノルコープの
株式51%を譲渡した後、引き続き誠意を持って今まで通り
CEOの職務を果たせというものだった。ノーランは見事な手際
だなと呟く。

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ダニエルがエイダンの入れ知恵によってノルコープを
グレイソン・グローバル社に取り込んで顧客の信用の回復と
利益の回収を行おうとする。その為には旧態組織の父・
コンラッドをトップから引きずり下ろして、自分がグレイソン
グローバル社のCEOに上り詰めようとする。その為には
不信任決議案を得るために役員の2/3を獲得しようとする。

親の心子知らずって感じの展開。
前回の展開の中で、ヴィクトリアを生み出した母の存在が
明らかになったけど、今回はダニエルを生み出したのが
他の誰でもなくグレイソンだということで、その血は脈々と
引き継がれていることが描かれた感じ。

それにしてもムカつく人物の登場が多い事。

ダニエルが未だにエミリーのことを引きずっている様に
エミリーはどれだけジャックの事を引きずっているのだろうか。
最近のエミリーとエイダンの姿を見るともう吹っ切れたと
いう感じにも見えてしまう。まぁ流石にアマンダから奪い
取るような事もしないだろうし、本人も自分たちがアマンダ
達のような幸せを手にすることは出来ないということを悟って
いる感じだしね。

今回はジャックらの件でもようやく物語が動いて言及された
感じ。
ケニーたちも自分の父の件で真相を探ろうとしていた様だ
けど、金持ちだと思っていたケニーらも実際にはそんなに
金を持っていそうに無い中で、よく上手い事騙くらかして
店のオーナー件を奪い取ったね。
弟のネイトは麻薬売買の件でライカーズ刑務所に捕まり
出所したばかりのようだ。
ジャックは真実を知った今、家族を守るためにどのような
行動を取るのか。そしてケニーたちは何処まで真相を掴んで
いるのか。アマンダ号の遺体はジョーかと思ったけど、既に
ジンビーチに遺体は打ち上げられていたとの事なので、
ケニーかネイトのどちらかなのか、それともマルコなのかな。

CEOの件では上手い事アシュリーを使って仲違いさせようと
する。アシュリーがコンラッドと寝ている際の動画を
ビクトリアに送ったということでどうなるのかと思った
けど、上手い事ビクトリアをアシュリーにぶつけるものだね。
上手い事サルバドールの弱みをダニエルが掴んだようだし
当面は会社での地位は安泰なのか。

ノルコープの件では、ノーランがどう動いていくのか気に
なるところ。トロイの木馬作戦を決行するみたいだけど、
その前にノーランの弱みを握っているマルコをどう処理して
いくのか。

一時は少しずつグレイソン周りの憎たらしい人物を取り崩して
処理していったけど、また色んなところでリベンジの風が
吹いているようで物語が膨らんでいるなぁ。

それにしても盗聴・盗撮の横行が凄いね。
そろそろグレイソン邸もセキュリティに気を遣おう。

ビクトリアがエミリーに電話してきた理由も早く知りたい。
(CMではダニエルを元通りの彼にしてくれれば・・・とエミリー
に提案しているけどね)

ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
デクラン・ポーター (Connor Paolo) 酒場の息子、次男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
デビッド・クラーク (James Tupper) エミリーの父、罪を着せられる

アマンダ・クラーク (Margarita Levieva) 本物のエミリー
エイデン・マシス (Barry Sloane) タケダの弟子
5歳のアマンダ (Alyvia Alyn Lind)

パドマ・ラハリ (Dilshad Vadsaria) 会計アナリスト
ケニー・ライアン (JR Bourne) 豪邸、デクランが盗みに入る
ヘレン・クローリー (Wendy Crewson) アメリコン・イニシアチブ
メイソン・トレッドウェル (Roger Bart) 作家

ネイト・ライアン (Michael Trucco) ケニーの弟
マリオン・ハーパー (Adrienne Barbeau) ヴィクトリアの母
マルコ・ロメロ (E.J. Bonilla) ノルコープのCFO
マット・ダンカン (Jonathan Adams) カールの店で働く
サルバドール・グロベット (Joaquim de Almeida) GG社の役員
--- (Daniel Graves) Priest

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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