リベンジ
Revenge シーズン2

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Feb. 10, 2013
第13話 結婚 Union

脚本/Michael Foley、Ted Sullivan 監督/Wendey Stanzler
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ヘレンはヴィクトリアにタイしてダニエルに私たちとの事を
話したらダニエルを殺すと忠告される。コンラッドとネイトは

ウォーターフロント再開発の件で手を結ぶ。ノーランはパドマ
がキャリオンの事を盗む為に近づいていた事を知って失望する。
エイダンは妹のコリーンが殺害された事を受けて、二度と
エミリーの指図は受けないとして、怒りをぶつけて出て行って
しまう


エミリーは幼い頃の事を思い出していた。
ジャックと結婚式ごっこをし、付添人の犬・サミーの前で
ジャックを夫にする事を誓うと言っていたこと。父のデビッド
もエミリーの心を射止めたラッキーの男子は誰なのかと近づく。

『大切な人との絆』・・・それは自分の生き方の一部になる。
その絆が断たれると私たちの全ては永遠に変わる。


ノーランはエミリーの元にやってくると、司式者の資格を取っ
た事を報告する。以前としてエイダンの行方は分からないと
して心配していた。一人で
アメリコン・イニシアチヴと対峙
するハズで妹を殺されていたのを目の当たりにしたので何をする
か分からないと告げる。ノーランはまだパドマに動きはない事
を告げる中、エミリーは絶対に本人には気づかれないようにして
と告げる。ノーランはアマンダとジャックが結婚してしまう
事を受けて、今回はエミリーが思い描いていたハッピーエンド
ではないことを指摘するが、ジャックが幸せならばそれで良い
のだという。ジャックもアマンダも共に幸せになる資格がある
のだと。ノーランはしかしそんな二人の城でも有るストアウェイ
の権利が半分コンラッドが所持していても幸せなのか?と問う。
エミリーは何の事なのかと問うと、アマンダからは聞いて
いなかったのかと告げる。

ネイトはコンラッドとアシュリーを連れて、再開発予定地を
案内していた。カジノやコンドミニアムを建設して、第二の
アトランティックシティにしようとしていること。しかし
東側の湿地帯の地区整理にはかなり揉めることが予想される事
を告げると、コンラッドは自分が州知事に立候補すれば、
ここの議員もゴマをすりにくるだろうという。ネイトも邪魔を
するならば黙らせる方法は有ると。

エミリーはアマンダを呼び出すと、何故
ストアウェイの件の
事を話してくれないのかと問う。家族で困難を乗り越えようと
した事を告げると、コンラッドが家族なのか?と問うと彼は
今も昔も敵である事を語る。エミリーは小切手を切ると、これ
でコンラッドに借金を返済するのだと告げる。コンラッドは
絶対に何か企んでいるのだと。

デクランとシャーロットはカールの面倒を見ていた。
ジャックはデクランに対して、2、3日カールの面倒を二人で
預かってくれないかと問う。少し生活も落ち着いてきたので
アマンダを喜ばせたいのだという。

一方ダニエルの元にヴィクトリアがやってくる。
息子に対していつまでもけんか腰なのかと問うと、エミリーか
ら全ての話を聞いたとして、母がエミリーに頼んで僕との
関係を元通りにしようとしたのだろうと問う。ヴィクトリアは
エミリーが何故引き受けたのかを疑うべきではないかとする
が、少なくとも母と違ってエミリーは正直だと語る。

ノーランのオフィスにエイダンがやってくる。
エイダンはノーランに妹が殺害された映像を見たのか?と問うと
再生して何か気がつくことがないか調べてくれという。
ノーランは
動画の作成時期を調べると、6年前のものだという。
エイダンは三日前の映像だと言っていたと告げると、欺されて
いたのだろうという。自分やエミリーを責めるなと告げると、
既にヘレンと接触した時には殺害されていたのだという。
この映像が撮影された場所は分かるかと問うと、
電気メーター
にシリアルナンバー
が書かれているので拡大して画像を鮮明に
するまで少し時間がかかるという。エイダンはエミリーを
巻き込むつもりはないと告げる。ノーランは
ジャージーシティ
に有る廃屋で撮影されたものだと発覚したという。

ノーランはエミリーにもエイダンが接触してきた事を語り
現在彼は妹が殺害された確たる証拠を捜している事を語る。
しかし何のためにコリーンを誘拐したのか?というノーラン。
エミリーはエイダンの父は
ヒースロー空港で荷物係をしていた
ので
197便に爆弾を積み込ませたのだという。それ以来コリーン
は行方不明になっていると。それを聞いたノーランはもしかす
るとパドマも同じ事をされていて家族が誘拐されているのかも
知れないと語る。エミリーはノーランに対してジャージーシティ
警察署にハッキングして6年くらい前からの記録の中でコリーン
の遺体がないか調べて欲しいと頼む。

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■結婚

今回は何と言ってもタイトルに有る様にアマンダとジャックの
結婚に向けてドラマが進む話だった。
ノーランは司式者となって二人の式を立ち会う様子。
エミリーは予想していたものとは違うものだと認めつつも、
二人の結婚について祝福する姿。
まぁ二人の間に子供まで出来てしまっているし、結婚式などは
子供が出来た事実に比べると、二人を結びつけるという
意味では形式張っている感じだ。

■回想シーンが多い

ジャックが結婚するということで、今回はエミリーがアマンダ
時代だった頃の回想シーンが多く挿入された。
それも殆どがジャックとアマンダが幼少期に結婚の約束を
していたということ。

当時パイプブラシの指輪で将来を誓い合った様で、あの時は
気持ちは言葉に表せなかったというジャックが、エミリーから
アマンダに引き渡されたパイプブラシの指輪をもって、
一生添い遂げると誓う姿へと繋がった。

■エイダンの妹

コリーンが亡くなってしまったのかどうかを調べる。
コリーンの死を巡ってエイミーの判断に委ねた結果死なせて
しまったと考えたエイダンは彼女に責任を押しつけた格好だ
ったが、感情的になるのもまぁ仕方がない。

20年前の事件当時、俺は12歳だったんだと告げるエイダン。
当時の無力さを嘆きつつ、エイダンが鍛えた理由はコリーン
を助ける為だとしていた訳だし、心の支えとなっていたであ
ろう事も理解出来る。

エイダンとエミリーが一緒になるのがどうしても違和感が有る
ので別れてくれて嬉しいなと思ったけど、復讐のための貴重な
戦力を失ったと見るとちょっと辛いかな。

結果としてコリーンの死は6年前のものだった。
ハドソン郡無縁墓地に眠る遺体の一つがコリーンだったこと。
ノーランがジャージーシティ警察署の検視報告書をハッキング
して調べた結果見つかった。


■グレイソン家

エミリーから真相を聞いたダニエルはヴィクトリアのことを
改めて嫌悪感を抱くも、突き放しきれないところは如何にも
ダニエルって感じ。その点シャーロットの方が偉いのかも。

ヴィクトリアとコンラッドの嫌み合戦は完全にコントになって
いて、日本語吹き替えで見るととても面白い。
ヴィクトリアの含みっぽい毒舌も冴えを見せていて、アシュリー
がコンラッドのオフィスにいるのを見た時には、
"服を着ているなんて驚きね"と呟くところは笑えた。
段々ヴィクトリアが憎めなくなってきた。

■ヴィクトリアは真実を語る

ダニエルがこのままアメリコンに手を貸していけば自分たち
と同じ運命になると考え、ヘレンからは決して私たち
の関係を話すなと言われたにもかかわらず、ダニエルに資料を
見せて真実を明かした。197便の墜落に関してもグレイソンが
仕方なく手を貸していた事。

■コンラッドとネイト

街の再開発と同時に政界進出。
労働者たちの街を改造しようとしているみたいだけど、その
開発は労働者にとっては良い事なのか悪いことなのかはよく
分からないな。

エミリーはストアウェイの権利がグレイソンに半分あるという
事実を知って早いところ縁を切らせる為に小切手を切る。
しかしそれでも手を引こうとしないのを知ったアマンダは
エイミーが所持するパソコンの中に有るコンラッドらの
不正を示す動画ファイルを脅迫材料にしてなんとか取り戻す。
エミリーたちにとっては命綱である動画ファイルが盗まれたら
大変な事になるのにアマンダはまた勝手に動くのだから
嫌な感じがしたけど、まぁいろんな意味でアマンダ号の沈没
へのフラッグとなっているのだろうけどね。
因みにエミリーのパソコンのロック解除のパスワードは"無限"
でした。

■パドマの家もヘレンに脅されていた

ノーランにとっては悪意がないと分かっただけでも良かったね。
まだ信用は出来ないとしていたけど、パドマは父親が人質に
取られている様で。
僕に群がってくる人はごまんと居たんだというノーランに
対して、金には興味がない事を告げていた。
キャリオンコードにウィルスとか入れてアメリコンに手渡す
とか出来ないのか?

■ヘレンを殺すヴィクトリア

このドラマの良さは敵対するものを安易に殺害しないという
ところにも有ったけど、結局殺人が次々と起きている現状に
繋がっている。こんな事ならばヘレンも早い内に殺して
置けば良かったのだと小一時間だけどね。


■エミリーとダニエル

許して欲しい。グレイソン家で過ごすには忘れる才能が必要な
んだと告げるダニエル。


■使用された曲

・"End Credits Theme"

ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
デクラン・ポーター (Connor Paolo) 酒場の息子、次男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
デビッド・クラーク (James Tupper) エミリーの父、罪を着せられる

アマンダ・クラーク (Margarita Levieva) 本物のエミリー
エイデン・マシス (Barry Sloane) タケダの弟子
5歳のアマンダ (Alyvia Alyn Lind)
若い頃のアマンダ (Emily Alyn Lind)
若い頃のジャック (Nicholas Stargel)

パドマ・ラハリ (Dilshad Vadsaria) 会計アナリスト
ケニー・ライアン (JR Bourne) 豪邸、デクランが盗みに入る
ヘレン・クローリー (Wendy Crewson) アメリコン・イニシアチブ
メイソン・トレッドウェル (Roger Bart) 作家

ネイト・ライアン (Michael Trucco) ケニーの弟
マルコ・ロメロ (E.J. Bonilla) ノルコープのCFO
グレース (Maggie Mae Reid) G.G社の秘書
マルタ (Jamila Jones) グレイソン家の家政婦

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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