リベンジ
Revenge シーズン3

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13 Oct. 2013
第3話 懺悔 Confession

脚本/Sallie Patrick 監督/Matt Earl Beesley
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罪を告白すれば心の平安を得られるという。犯した過ちへの
自責の念から解放されるのだ。死を間近にすると多くの人が
罪を告白して許しを請う。死よりも恐ろしいのは心に棲む
悪魔だからだ

ポール・ホイットニーは、彼と密室で会議していた人が後に
エミリーの父・デビッドを裏切ったことを知る。ポールが
コンラッドを説得すれば彼は全てを告白すると考えていた。
ポールは聖職者だったのである。

シャーロットはジャックから、コンラッドがシャーロットの
父親であるデビッドを殺害した人物だと聞かされると、父の仇を
討つと告げ、寝ているコンラッドをナイフで刺す・・・
そんな夢から目覚めたコンラッド。
そこに朝食を運んでくるエミリーは、ダニエルからよろしく
言われた事を告げ、コンラッドが夢で魘されシャーロットの
名前を叫んでいた事を告げる。誰かコンラッドに付き添って
くれる人はいないのかと問うが、こんな時に妻・ヴィクトリア
は息子だという男を屋敷に住まわせているとして我慢なら
ない事を語る。誰か頼れる人はいないかと問うと、私が生涯を
かけて培ってきた人脈の中には、権力の座から転げ落ちて
死にかけている男に手をさしのべるヤツはいないのだという。
本当に辛い時に頼れるのは家族だというエミリーは、残された
何ヶ月かで関係を修復したらどうかと告げる。そんなエミリーは
コンラッドに処方されている薬をすり替える。

エイダンはヴィクトリアと逢っていて、エミリーのケイマン諸島
での口座を見つけた事を語る。名義は不明だが、ノーランの家と
同じ金額が購入した日に引き出されている事を語る。しかし
ヴィクトリアはエミリーはずるい子であり尻尾を掴ませる様な
ことをする筈は無いという。エイダンは彼らの前にオレを逢わせた
にどうかという。オレはエミリーがダニエルと婚約した後にも
彼女と寝ていたのだとし、彼女はオレに付いてくるものだと
ばかり思っていたが、裏切られたのだという。そんな貴方は何故
ここに居るのかと問うと、エイダンはダニエルに聞いてみたら
どうかと告げる。

ノーランは盛大なパーティを開こうとして計画を練っていた。
そんなノーランの元にエミリーは現れる。
ノーランはパトリックを呼んだのはコンラッドを早死にさせる
為なのかと問い彼もターゲットなのかと問うと、今のターゲット
はポールだけだという。ポールならばコンラッドから告白を
引き出せたハズだか、あの写真を使ってポールを追い出したの
は間違いだったという。現在ポールはメイン州に追いやられて
しまったとのこと。

マルゴーはダニエルと仕事の件で話をする。
マルゴーはノーランを雑誌の表紙として取り上げたいと考えて
いた。IT業界のカリスマが刑務所から出てきてまたハンプトン
に戻って来たというだけでも、かなり読者を惹き付けられると
いう。しかしダニエルは猛反対し、逮捕された人物だとするが
あれは誤認逮捕でしょと告げる。本当は何故捕まったのか、
インタビューで聞けるかも知れないと語る。ダニエルはそれでも
反対するとマルゴーは私が編集長であり決定権は私にあるのだ
と語る。ダニエルにはノーランが主催するパーティーになんと
か潜り込ませて欲しいと語る。

ポールは修道士に対して、この件では誤解であり私は罠なハメ
られたと弁明する。しかし修道士はそんなことは事の本質では
ない事を告げ、問いかけるべきは自分の心だと語る。
ポールはそれを聞いて自分の浅はかだった心を知り、懺悔室
に入り罪を告白する。
するとそこにいたのはエミリーであり、赦しを与えることを
告げる。今までそれを与えたことは無かったが貴方には許して
も良い事を語る。ホントに貴方が心の正しい人で神に仕える
身ならば私の事は秘密にしてもらえますねと告げ、昔の貴方
とは違うことを理解している事を語る。デビッド・クラーク
事件に荷担していた貴方のことを苦しめたかった事を告げ、
しかしその罰したことは間違いだったとエミリーも反省する。
私の名前はエミリー・ソーンでありアマンダの友人だとすると、
彼女は父親がコンラッドにはめられたことを知っていたのだと
語る。しかし本人が認めていない事を告げ、コンラッドに告白す
るよう説得したらこれまでの汚名はすべて晴らすことを約束
する。しかし出来なければ罪を白日の下に晒すと語る。
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■ポールはコンラッドに懺悔・告白させられるのか

エミリーによって薬を飲まされているコンラッドとしては
相当弱気な感じ。でもいつか薬を飲まされていることが
バレてしまうのではないか。

ポールは一度は自分がハメられたと怒るものの、問題は
内なる自分の行動に有ったということを悟ったらしい。
まさかエミリーが接触して自らを名乗り、コンラッドに
自白するよう説得していく役目を果たさせようとするとは
思わなかった。最後に事故っていたけど、これはポールが
エミリーに脅されて告白させようとした事に気がついたのか。
それともヴィクトリアはパトリックにでも電話して襲わせた
のだろうか。

■ノーランのパーティーの金は何処から出ている?

ノーランの資産って全てエミリーの為に投資してしまった気が
するのだけどグレイソン家から奪うことに成功したんだっけか?
エミリーに家を買ってもらう程苦しんでいるのに、ヴィクトリア
の美術品を買ったり盛大なパーティーを行ったり・・

もうこのドラマ、常にパーティーを開かないと気が済まない
らしい。

■マルゴーとダニエルの対立

マルゴーはノーランを雑誌の特集にしたいようだ。
しかし必死になって止めるダニエルの姿。
そこまて止めたいのであればダニエルは何かを隠している
としていたけど、結果的に彼が見つけてきたスポンサーを
引き上げるぞと脅して止めさせようとしていた。

■不信感の輪

シーズン2のラスト辺りのゴタゴタ感を忘れてしまっている
のでイマイチエイダン、エミリー、ダニエル辺りの動きが
どうだったのか覚えていない。

ただエイダンはエミリーに構って欲しくてああいう行動に出て
いるのかなと思っていたのだけど、実際には手を組んで計算の
元で動いていたようだ。

隠し事をすることに対してダニエルとエミリーの間でも不信感
を持っている。エミリーがダニエルと婚約後にもエイダンと
逢っていたこと。ダニエルはエイダンを発砲していたこと。

さらに切ないのは、ジャックがエミリーに対して、シャーロット
に父親の真実を語らせたのは他でもなくエミリーが人を操って
自分の目的を達成していたということを悟られてしまったこと。
エミリーが例え計算していなくともそう見えてしまう部分が
あることは否めない事実かも。

■グレイソン家の破産

金銭的に破産しているというのはダレもが周知の事実なのかと
思っていた。パーティーの席でそれを話したのは効果的なんだろう
けどね。ハンプトンのパーティーで私に招待状など不要みたいな
フリーパス宣言のヴィクトリアの主張も笑えたかも。


■検索用キーワード

船は港にいれば安全だが、港にいる為に作られたのではない
(シャーロットがデクランの台詞を引用して、ジャックを説得)

君も神ではない。恨み憎しみにとらわれず前に進みなさい。
自分自身を見失うと。

■使用された曲

・Fil EislerのEnd Credits Theme

・LordeのRoyals
・Ms MrのBones



ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
エイデン・マシス (Barry Sloane) タケダの弟子

マルゴー・ルマハシャル (Karine Vanasse) ダニエルの幼なじみ・フランス人
パトリック・オズボーン (Justin Hartley) ヴィクトリアの息子
ホルヘ・ヴェレス (Diogo Morgado) 医者

ポール・ウィットリー (James Le Gros) 神父
--- (Jim Jansen) Monk
--- (Nick Heyman) Waiter


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