リベンジ
Revenge シーズン3

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November 10, 2013
第7話 復帰 Resurgence

脚本/Christopher Fife 監督/John Scott
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「海は気晴らしには最高だ」父はそういった。時が経ち広い海
はどんなに大きな秘密も覆い隠してくれると知った。海は愛
に似て移り気で力強く時に凶暴になることも知った。
海は無情にも大きな障壁となって愛する人たちを引き離す。」

ジャックがコンラッドにブレーキを細工したのはパトリック
と話したことを受けて、ヴィクトリアはパトリックを逃がす。
エミリーとエイダンは海に航海に出ると、次にここにくる時、
ヴィクトリアは逮捕されること。みんなとも別れであり、妹(シャー
ロット)とノーランにも会えないと告げる。しかしエミリーに対してエイダンは
俺がついていると語る。

コンラッドはヴィクトリアに対して生まれながらの殺人鬼に
手紙を書いているのかと皮肉る。金塊を現金化したらここを出
て行くというヴィクトリアだが、ここを出たらパトリックを
狙うというコンラッドは脅してヴィクトリアを止めようとする。
コンラッドは先ずは「グレイソン家の集い」に出席して欲しい
と告げ、一階で私の広報専門家が待っている事を告げる。
パトリックを探されたくなければ目の前の家族のことを考えろ
というコンラッド。

一階にはコンラッドが雇ったビジー・プレストンという女性が
待っていた。これから再びコンラッドは政治選に復活する為に
コンラッドのイメージを高めるとして、それには家族の助けが
必要だとビジーから説明が行われる。
シャーロットも当然今の生活がコンラッドのイメージ作りの
手助けになるとし、ダニエルとエミリーには結婚指輪を購入
する際には何故マスコミの前で購入してアピールしないのかと
告げる。私たちは目立った結婚はしたくないとするが、ビジー
はそれはエミリーのエゴであり、貴方はあまりに謎が多すぎる
と告げる。ヴーレ誌でブロフィールを掲載して全てを明かした
ダニエルを見習い、「交通事故、苦悩の日々、償い」など
あの手の話が必要だと語る。サラストアウェイで働かせる事
にしたのは良い事だと告げ、今後任期を取り戻す為に私が
グレイソンのストーリーを作ると告げる。
ヴィクトリアは独立記念日のパーティーでのお披露目と、エミリー
プライダルシャワーの場面を見せればゴシップネタは十分
でしょと告げるが、寧ろエミリーとヴィクトリアが不仲だと
書かれたら大変だという。独立記念日のパーティーではその辺
のイメージを改善する為にも大々的に幸せ一家を演出するのだ
と語る。

ヴーレ(VOULEZ)社の元を尋ねるジャック。マルゴーはL.Aに
出張して帰社したばかりだった。マカロンを買って来たこと
を告げ、マルゴーの帰りを迎えたかったのだと語る。
今夜は暇か?というジャックに対して、ダニエルらの結婚式が迫
っているのでやることが多いというが、グレイソンの事よりも
自分のことを優先しろというジャックは二人で過ごそうと語る。

ノーランは一週間、パトリックの捜索をしていたが、フィラデル
フィアからリッチモンドに飛んだところまでしか追跡できなか
ったことをエミリーに語る。エミリーはコンラッドが雇った
広報担当官のビジーがとても五月蠅い人物だと告げ、私とヴィク
トリアに仲良くしろとしているのだという。ヴィクトリアが
私を殺すというシナリオが成り立たなくなるという。

するとノーランはビジーという名前を聞いて自分のよく知って
いる名前だと語る。エミリーと出会った頃、ある男性と付き合って
いたが、彼の妹・セージとも軽く付き合っていたのだという。
セージは売り出し中の歌手で、彼女は結婚をしていることが分かり
その件でマスコミはかぎつけた為に、ビジーの事実をもみ消す為に、僕
がゲイだということを暴露して話題の本質を避けたのだという。
ノルコープ社の成功でまた父親と連絡を取るようになっていて
あの日も父がN.Yに来る事になっていたが、報道を知って急遽
キャンセルされ、それ以来一度も会えなかったのだという。ビジー
から謝罪を引き出したいというノーランは、ビジーの追い出しに
協力することを語る。顧客の秘密を守るのが仕事ならば、その
秘密を暴けば良いだけだという。ビジーにヴィクトリアをハメる
手伝いをしてもらうと語る。しかしノーランはビジーは思っている
以上に頭が良く危険な存在だとすると、エミリーは別れた夫に
ついてウソを吹き込んで彼女に情報を流すと語る。
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コンラッドは再びグレイソン家の反映のために政治家への
復帰をするために広報官のビジーを雇い、選挙選までの間に
支持者受けする家庭像を固めさせていく。
エミリーとしては邪魔な存在だとして、なんとか排除したい
意図が有る中で、ノーランは過去に彼女によって人生を滅茶
苦茶にされていた事を知る。

このドラマ、完全にグレイソンだけに復讐のターゲットを
集中してしまったのかな。
過去に於いてはこれ以上エミリーが持ち出すことがなく、
新たに父親にえん罪を着せたり、航空機爆破の流れで
関与していた人物を登場させることなく、コンラッドとヴィクトリアと
ダニエルの三バカグレイソンだけってことにロックオンしたと
いうところなのだろうか?

これまで散々見せつけるようにして登場した無限大のマークの
ついても、それが刻まれる箱に触れることもなくなったし、過去に
於ける回想シーンが挿入されることも殆どなくなった。

逆に過去と言えばダニエルとサラが過去の花火大会に於いて、
コニーアイランド、金曜日、ヴォードウォークで鑑賞してたと
するキーワードを元に、これまでのエミリーとジャックの過去を
思い出させるような運命の絆というのをこの二人の中に見出した感じ。

今は結婚式での計画の為にそのシチュエーションを邪魔するものを
排除するはがりの状況で、今回の敵など強引に差し込んで
新たなターゲットとした感じにしか見えない。

そもそもなんで結婚式に拘るのだろうか?
ヴィクトリアにしてもエミリーにしても結婚式というものに
妙な拘りがある。勿論金持ちならば結婚が持つ意味合いは
大きいものとなりそうだけど、社交界に於いて結婚式自体が持つ
意味合いが象徴的なものなのだろうか。

復讐に対する意味合いに於いて、ノーランとエミリーの違いを
描いた格好で、ノーラン曰く、「僕の復讐には救いってもんがある」
だとのこと。
その後の会話に於いて、相棒や親友の存在をエミリーがノーランに
言及していることも有り、エミリーが行おうとしている今後の
行く末は気になりますね。
シーズン4が出来るならば案外、ノーランの第二の人生を滅茶苦茶
にしたエミリーに対しする復讐する編なんてことも有ったりするの
かみたいな気もするけど、流石に完全にノーランのトゲが取れて
しまったので、それもないのか。
エミリーからお爺ちゃん扱いされた時には何の事を言っているの
かなと思ったけど、あのメガネのことを言っていたのね。
いよいよノーランも老眼鏡のお世話になっていることなのか。

ビジー役のAna Ortizは、アグリー・ベティのベティの姉・
ヒルダ・スワレス役。ボストン・リーガルではシーズン2で
地方検事補ホリー役で登場。
トレヴァー・ヴァンスと浮気しているということを知って
我らがビジーは大忙しみたいだとノーランも寒い言葉を投げかけて
いたぞ。

そういえばジャック。
マルゴーとの関係に一瞬足踏みしていたけど、エミリーへの気持ち
の再燃なのかと思いきや、アマンダ・クラークへの気持ちの区切り
をつけたのね。未だにジャックとエミリーの関係に何らかの
繋がりがあるのではないかとか思ってしまうので、ついつい気になるな。



■検索用キーワード



■使用された曲

・Fil EislerのEnd Credits Theme

・Ellie GouldingのTessellate
・Brock TylerのDon't Break Your Heart
・AlunaGeorgeのYou Know You Like It
・HandsのTrouble


ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
エイデン・マシス (Barry Sloane) タケダの弟子

マルゴー・ルマハシャル (Karine Vanasse) ダニエルの幼なじみ・フランス人
サラ・マネロ (Annabelle Stephenson) ダニエルの元彼女

ビジー・プレストン (Ana Ortiz) コンラッドの広報担当
ジェフ・プレストン (Brendan Ford) ビジーの夫


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