リベンジ
Revenge シーズン3

http://www.dlife.jp/lineup/drama/revenge_s3/





December 8, 2013
第9話 降伏 Surrender

脚本/Joe Fazzio 監督/Jennifer Getzinger
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『どんなに訓練を積んでも人知を超えた力の前で人は勝者と
敗者に分かれる。時としてその力が降伏こそ最強の一手だと
教えてくれる。』

ヴーレ雑誌記者ジェシカはダニエルとエミリーのウェディングドレ
スの写真撮影をする。イネス・ディ・サントのドレスを着たエ
ミリー。結婚式で着るリュイリエーのドレスもステキだと
いうジェシカ。撮影が終わるとちょっとした質問をするジェシ
カ。ボスのダニエルに対して何故結婚式を人任せにするのかという事。
僕は式のプランニングは得意じゃないからだと語る。
結婚式の後の住まいや生活設計などを尋ねられるが、今は
結婚式のことで精一杯だと語る。
ダニエルはエミリーから妊娠した事実を聞かされるが、結婚式
が終わるまではこのことは伏せておこうと彼女に告げる。
エミリーはちょっぴり不信に感じるが、寧ろダニエルは以前の
エミリーは大騒ぎになるようなことを嫌がっていたのではないか
と問う。しかし今はみんなに知らせたくてうずうずしているのだ
というエミリー。ダニエルはヴーレの特集記事は内容が決まって
いるので今から妊娠のことを話して内容の変更をさせるような
混乱や迷惑はかけられないと体の良い答えを語る。

マルゴーはリディアと面会しホテルを準備する。
リディアはコンラッドの過去を話す変わりに謝礼金をもらおう
としていたが、マルゴーは記事を書き終えるまではあなたの身
を守らないといけないとし、金はあくまで記事が書けてからで
あることを告げる。リディアは私が居なければ今頃はまだ
ノーランから情報を引きだそうとしていたのではないかと告げ
ると、マルゴーは貴方が言うデビッド・クラークがハメられたと
する陰謀説が本当ならば感謝するが、陰の首謀者や貴方の主張
を裏付ける人物を教えてもらわない限りは作り話としか思えない
事を告げ、関係者の名前をリストアップして欲しいと告げる。

ヴィクトリアとコンラッド。
コンラッドは回顧録を作る為に過去の資料を漁っていた。
ヴィクトリアは過去を掘り出しても私たち夫婦に良い事など
なかったと否定するが、私たちにも良い思い出はあるのだと
告げる。回顧録のインスピレーションの為に写真を見ている
がヴィクトリアも一緒に思い出を辿らないかと誘う。コンラッド
はヴィクトリアが初めての出産であるダニエルを抱きかかえて
いる写真を見ると、コンラッドに対して向けていたヴィクトリ
アの敵意は少し緩む。しかしまさかこの後詐欺師と結婚する
ことになるなんて・・と告げるヴィクトリア。ブライダル
シャワーで君は十分にみっともないことをしたので、これ以上
息子の結婚に関して変なことを言うと逆に気が触れたと思われる
事を告げる。ヴィクトリアはダニエルにエミリーに対する
真実を伝えようとしているだけだとするが、コンラッドはもう
放っておけば良いとし、子の事には口を出すなと語る。しかし
ヴィクトリアは他の女性に気持ちが移ればダニエルはエミリーと
別れると主張する。

ヴーレ誌ではダニエルとエミリーの結婚のことが雑誌で大きく
取り上げられていた。サラはダニエルの元にいくと、忙しい
と言っているがエミリーとの結婚の写真を撮影していることを
知って言い訳だと非難する。エミリーと別れないのであれば
私ももうあなたの周りには来ないというサラ。ダニエルはサラ
に対して君が思っている以上に現在は複雑なんだと語る。
ヴーレの創刊号は思った程売れなかったので特集号を組むことに
なったのだという。しかしサラは愛人みたいなことはしたく
ないのだと語る。

ノーランとエイダンの元にエミリーがやってくる。
ここ一週間はダニエルが余所余所しい事を語り、妊娠したという
事を聞いた為だろうと語る。サラとは今でも連絡を取っている
ので別れたくないのだろうという。思い切って妊娠のことを
マスコミに情報を流したらどうかというノーランに対して、
リークすればダニエルは私だということを疑うとしてそれは
出来ないという。今夜ヴィクトリアと披露宴の席順を決める
のでその時に打つ手を考えるという。
エイダンはノーランに対して頼んだものは用意出来たのかと
問うと封筒を手渡される。ノーランはこの事はエミリーの
計画には無いぞと語るが、エイダンはその計画にはノーランの
助けが必要である事を語る。

エミリーはヴィクトリアの元にいくと席順を決める中会話する。
フィアンセが浮気していると知れば貴方は結婚を辞めると
思っていたというヴィクトリアはダニエルとは話合ったのか
と問う。夫となり子供の父のなる人だとして折を見て話すという。

そんな中エミリーは二階から服が投げ落とされていることを
知ってヴィクトリアに語る。二人で二階まで確認にいくと
そこにはなんとリディアの姿が有り二人して驚きの声を上げる
のだった。
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エミリーのしたいことがイマイチ分からないというか、この
ドラマに於ける最大の復讐の対象者はヴィクトリアではなく
コンラッドのようにも思うのだけど、エミリーが敵対している
のは、ヴィクトリアだけのように見えてしまうのは、父を
愛しつつも裏切ったところに起因しているのだろうか。
親子の絆を切り裂かれたので、最も子供を溺愛しているヴィクト
リアの幸せを壊すことこそ、グレイソン家を壊す象徴として
捉えられているのか。

結婚式に復讐するという形に拘り過ぎて、型にハマらないと
途端に修正を求められる。
流れ自体は悪くないけど、結婚式を象徴化しすぎているのでは
ないかと思う所もあるし、そんなところで復讐する以外に
やるべきことがあるのではないかと思ってしまう。そういう機会
があるにもかかわらずやらないというのはちょっと苦々しい
思いがするところ。

相変わらずダニエルさんもフワフワ状態。
無駄に優しい顔している分だけ、憎たらしさもその分だけ伝わて
くる。
エミリーの妊娠が分からなければサラの元に行こうとしていた
なんて、アホそのものだと思うし、妊娠が分かった途端やっぱり
でエミリーが好きだというのは本当に都合がよい。

またシャーロットもサラのことを支えていこうとしたけど、
結局エミリーの妊娠を知ってヴィクトリアに協力するのを辞める
こととなった。
コンラッドに至っては、ダニエルが誰と結ばれようとも関係ない
だろうし、寧ろ妊娠を利用して州知事選へのアピールにつなげよう
としている様で、四面楚歌のようなヴィクトリアが採った策は
「何もしない!」ということで、結婚式に出席しないようだ。
沈黙こそ最大の抗議だね。

エイダンはノーランを仲介して銃を購入。
ビクトリアのブレスレットにたっぷり硝煙反応をつけてから
エミリーを撃ち殺したと見せかける為の工作をするようだ。
ただしエミリーの知らないバックアッププランを用意している
ようだけど、それが吉と出るか凶と出るのか。

ジャックとマルゴーの流れはよく分からなかった。
マルゴーのジャーナリスト精神は一体何処に行ってしまった
のだろうか?

マルゴーの雑誌ってセレブを対象としたゴシップ雑誌なのか。
一番の収穫は、ヴーレ誌の記者・ライターの一人、ダニエル
の同行取材をしているジェシカ役のNazneen Contractorは
つい最近まで見ていた「24」のファイナルシーズンでの
カミスタンのハッサン大統領の娘・カイラ役の女性だったという
ことかも。

そして不確定要素と言えば、リディアが登場したこと。
彼女は金以外に何か求めるものがあるのだろうか。
コンラッドの魅力によってまたしても利用されてしまいそう
だけど、エミリーがアマンダ時代の写真を見つけたということで
それが今更どう利用出来るのかということだね。


■検索用キーワード




■使用された曲

・Fil EislerのEnd Credits Theme

・Hanni El KhatibのHead In The Dirt
・Shout Out LoudsのWalking In Your Footsteps


ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
エイデン・マシス (Barry Sloane) タケダの弟子

マルゴー・ルマハシャル (Karine Vanasse) ダニエルの幼なじみ・フランス人
サラ・マネロ (Annabelle Stephenson) ダニエルの元彼女

ジェシカ (Nazneen Contractor) ヴーレの記者
リディア・デービス (Amber Valletta) コンラッドの元愛人
--- (Juan Alfonso) Delivery Guy


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