リベンジ
Revenge シーズン3

http://www.dlife.jp/lineup/drama/revenge_s3/





March 30, 2014
第17話 依存 Addiction

脚本/Joe Fazzio 監督/Tara Nicole Weyr
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会社の合併を持ちかけるコンラッドに対してパスカルは興味は
ないとするが、君の欲しいものをやるとしてヴィクトリアを
渡す変わりに合併の件を考えるよう告げる。
マルゴーはダニエルと共に互いに親に対して力を見せつけない
かとして協力関係を結ぶ。
一方エミリーはスティービーが勤めていた弁護士事務所から
当時のデビッド・クラークの事件に於いて不審な手紙を証拠と
して保全していた事を知る。そこには「コンラッドへ、言われ
た通りTWMを処理した。DCプランは安全だ。」と書かれていたが
TWMが何なのかは分からなかった。しかしこれをメールしたの
はヨーロッパのレターサイズなので、パスカルが関係している
可能性が高いことをジャックに伝える

『中毒、それは一旦取り付かれると決して抜け出すことの出来
ない欲望である。どんなに断ち切ろうとしてもその欲望は消えな
い。』

ヴィクトリアの元にはパスカルから先日はドルチェ&ガッバーナ
のドレスのプレゼントが有ったが、今度はジョルジュドラトゥール
の女占い師を手配している事を知る。見るのが好きなだけで
こんなことをしても無駄だとヴィクトリアはパスカルに語る。
女癖の悪いあなたなんかに買収されることはないという。私が欲
しいものを貴方になど分からないという。

エミリーはダニエルから追い出される中、手紙と婚約指輪を
目にしていた。過去に父から教えられた「愛が有れば過去を
克服することが出来る。愛の為ならば命だって捧げる」という
言葉を思い出していた。

ノーランはそんなエミリーに遭うとエイダンから連絡は有った
のかと問う。ノーランはパスカルの会社のメインフレームに
ハッキングしたことを語る。しかし膨大なデータがある為に
TWMに該当するものを探すのには時間がかかるという。
ザホワイトヘアーマン・白髪の男なのか。
メモだけではコンラッドを告発出来ないこと。しかしパスカルは
失われたパズルのピースを持っているハズであり近づいてその
ピースを手に入れるのだと語る。

シャーロットとダニエル。
シャーロットはヴーレ誌のゴシップラインは現在パスカルの追っかけ
情報で溢れて大変だという。ようやくエミリーのネタは終わった
のかと問うと、シャーロットは兄に対してもうエミリーのことは
忘れる様告げる。あの女、ボくら家族をウソで欺いてきたのだ
という。シャーロットはハンプトンズから出て行けば良いのに
なんで留まっているのかと問うと兄への嫌がらせなのかと問う。
僕たちも仕返しの為に彼らに嫌がらせをしようというダニエルに
対してシャーロットは自分は加わらない事を告げ、ジャックに
対しても被害が及ばないようにして欲しいという。

「往年のハンプトンの女王・スティービー・グレイソンは生き
別れた息子を伴って歌劇場に登場。息子はバーを経営している
ジャック」という記事が書かれていた。
スティービーはジャックの元にいくとマスコミに情報が流れた
ことを気にしていた。しかしジャックは秘密は武器になることを
告げ、先に彼らに武器を与えたくないのだと語る。コンラッド
にも良いところは有ったのだとして、スティービーは彼との出会い
がブラインドデートで有った事を語る。
そこで行き当たりばったりの旅にでたこと。彼だけが悪いのでは
なく私は酔った時には酷い状態だったのだと語る。

コンラッドはパスカルは語り会う。
パスカルはコンラッドに言われた通りにヴィクトリアの為に
占い師を用意したが失敗に終わったことを責めるが、焦りは
禁物だと語る。
一方エミリーはパスカルとの接触に失敗するが、戦術を変えた
だけだと語る。

テレサらヴィクトリアと付き合っている社交界の主婦友たち
はヴィクトリアの新しい相手について話合っていた。
パスカルのことは二度と思い出したくないという。
エミリーとダニエルがようやく断ち切って良かったとソフィー
は語り、みんなは騙されたがヴィクトリアだけは最初から
エミリーのことを疑っていた事を語る。ヴィクトリアはエミリー
に関しては、みんなも目を光らせていて欲しいと頼む。

コンラッドがヴィクトリアの元にくる。
外に退去命令が貼ってあったぞというコンラッド。
お前がまたあいつとくっつくと思うと腹が立つというコンラッド
に対してヴィクトリアはいい気味だとし、ここには二度と来ないで
と語る。それよりも前の妻とのことを心配しなさいと語る。

マルゴーはライバル誌であるヴィト・スプレンディド誌
目にしていた。そこにジャックがやってくると、ライバル誌の
チェックでもしているのかと問う。すると実はこの雑誌から
編集長のオフィーが来ているのだという。しかし場所はローマ
であった。私が欲しいのは貴方とヴーレ誌だとするが、父が
口出しする限りはヴーレは私のものではないのだと語る。
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エミリーの妊娠が偽装されたものであるとして、公の場で守秘義務
であるハズの医療記録が公開されたエミリーはダニエルとの関係
に於いて追い込まれたかに思われたが。実際にはエミリー自身が
その情報を公開したものだと分かる。エミリーが新たに掴んだ流れ
として、当時裁判では利用されなかった、コンラッド宛の手紙があり
そこには、TWNという名の謎のイニシャルが書かれていることを
知る。事件を握るキーワードだと感じ、それを書いたのがパスカル
であることを確信するが、決定的な証拠を掴めない為に
なんとかしてエミリーはパスカルに近づこうとする。彼が好きな
ものがギャンブルであることを利用し、チャリティという名の
パーティーを開いて彼を招待するが・・・

今までエミリー側が一方的にグレイソン家を攻略していた感じ
だったけど、ダニエルやヴィクトリアがエミリーの狙いというもの
を探る為に微妙な駆け引きをし始めたということで、ドラマとして
はバランスがよくなった印象だった。
シーズン3ともなるとワンパターンの流れから、このドラマと
しての限界を感じていただけに、ドラマとしての新しい方向制を
上手く見出したのかも知れないなという気がする。

タイトルが依存ということで、それぞれに於ける依存とは何か
ということを改めて感じさせるもの。

その中でも依存性が高いのは、ギャンブルと酒と女癖の悪さと
いうところだろうか。ギャンブル狂なのはパスカル。
酒癖の悪さはスティービー、女癖の悪さと言えば、やっぱりパスカル
なのか。

ダニエルとマルゴーが親との関係に反発心を抱いている流れ
がちょっぴりスパイスとなっていて、この先の不確定要素となっ
ているなと思わせるし、ヴィクトリアがパスカルと共に、エミリー
はグレイソン家の何か重大な秘密を掴んでいるということを
知られたことで、今後はまた身の危険が迫るような展開が用意され
ているのかもしれない。

今回はダニエルの憎さが一段と際立つ物があった。
エミリーに対する怒り。ダニエルのことを安易に信じるシャーロット
の姿が何とも切ないものが有るけど、ダニエルは一体何をしたい
のかって感じで、ただただ嫌なヤツになっていくばかりの状態だ。
これぞグレイソン家の血筋なのか。
マルゴーも完全にダニエルによって吹き込まれた情報によって
ジャックとエミリーの関係に疑いを生じるようになったけど、
疑われるような状況を作るのは上手かったかな。
ただ家を購入してまだ大した時間も経過していないのにローマに
いくとするマルゴーのシナリオ上の設定は明らかに追い出したがっ
ている感じにも思える。

誰もが苦労人で、ヴィクトリアがパスカルに出会ったエピソード
とスティービーがコンラッドに出会ったエピソードが共に息子に
対して語られるというシーンも有り、ちょっぴり二人の存在を
掘り下げていった感じだった。
そしてダニエルとマルゴーが何故幼なじみとして存在しているのか。
ジャックとエミリーが幼なじみとして存在していることは、誰にも
知られていないとげ、少なくともマルゴーよりは彼女のことを
知っている訳だしね。

いくつかの疑惑としては、ヴーレが脱税目的に利用されているの
ではないかとするもの。スティービーはコンラッドの口車に乗って
不動産を渡していたけど、本当にジャックはコンラッドとの間に
生まれた子供なのかという疑問も有る。スティービーが随分と
自分のことに反省している姿が有り、最後に酒を飲もうとして自制
する姿は印象的だった。

そしてなんと言ってもハビエルとシャーロットが結ばれそうな
雰囲気があること。発信器に細工していたとしていたけど、
よくこんなリスキーな人物をノーランは手元に置いておくなと
いう気がする。

パスカルはエッフェル塔に仕掛けた盗聴器を利用していた。
かつてノーランはイルカさんの置物の中に盗聴器を仕掛けていた
よね。

因みにTWMとはトレヴァー・ウォーレン・マシスのことの様で、
またしてもエイダンが参戦する理由を作ってきました。
これでまたエミリーのボディガードがついたというところでしょう
か。

■検索用キーワード


■使用された曲

・Fil EislerのEnd Credits Theme

・Gold Dust Woman by Karen Elson
・March Into the Sun by Echosmith
・Can’t Understand by Johnny Amoroso
・Put a Light On by Generationals


ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親
アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女
エイデン・マシス (Barry Sloane) タケダの弟子

マルゴー・ルマルシャル (Karine Vanasse) ダニエルの幼なじみ・フランス人
スティービー・グレイソン (Gail O'Grady) コンラッドの最初の妻

ハビエル・サルガド (Henri Esteve) ノーランの刑務所仲間
パスカル・ルマルシャル (Olivier Martinez) マルゴーの父
テレサ (Morgan Fairchild) ヴィクトリアの友人
ソフィー (Kristin Carey) ヴィクトリアの友人
--- (Jesse P. Bernal) Dealer
--- (Michael Rubenstone) Bartender



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