リベンジ Revenge シーズン3 http://www.dlife.jp/lineup/drama/revenge_s3/ March 30, 2014 第18話 帰郷 Blood 脚本／Karin Gist 監督／Wendey Stanzler -------------------------------------------------------- 『子供はみんな血を恐れるものだ。それが家族や絆、命を を象徴するものだとまだ知らないから。例えどんなに遠くても 血が痛みによって生まれるというのは紛れもない事実だ。そし て忌まわしい記憶を一瞬で呼び覚ます引き金となる。』 TMWとはトレバー・ウォーレン・マシス・・俺の父のことだと してエイダンはエミリーの元に戻ってくる。 エイダンは父親が亡くなった時の夢から目覚める。エミリーは 大丈夫かと問う。パスカルとヴィクトリアが手を組んだ為に トレバーとパスカルの繋がりが見いだせないでいることを語る。 エイダンはノーランがハッキングしてくれた事を告げる。 父親の通話記録や勤務記録、そして逮捕後の情報を調べたが パスカルに繋がるものはなかったという。メモは謎のようだと。 エイダンの妹・コリーンの家出で家族が大騒ぎしてたとき、 197便が墜落し、警察が来て爆弾について父を尋問し、父は自殺 したことで罪を認めたと思われたのだという。コリーンが誘拐され 脅されていたのを知ったがそれでも自殺するのは卑怯だと思って いたこと。エイダンは試したいことがあるとしてエミリーに 協力を求める。 ヴィクトリアは目覚めるとベッドにはパスカルがいた。 愛する人の隣で目覚めることの幸せを実感するヴィクトリア。 不純な理由で結婚したのが間違いだったと告げる。 パスカルは自分がエミリーのことを何とかすると語るが、ヴィクト リアは自分でするという。そんな中メイドが部屋にやってくると コンラッドが屋敷に来ていることを知らせていく。 ダニエルはシャーロットの元にいくが、シャーロットはダニエル を無視していた。自分を利用してジャックを悪者にしたこと。 私はジャックを味方するという。しかしダニエルはジャックと エミリーは親しすぎるとは思わないかと問う。 しかしシャーロットはジャックは私のことを常に助けてくれる事。 そのジャックがエミリーを助けて僕ら家族を狙っていたとしたら どうするのかと問うと、それが発覚すれば絶対後悔するというダニ エル。 コンラッドはパスカルと遭う。 合併の件で改めて確認しにきたコンラッドだが、パスカルは 君の力は必要は無いとし、私は既に南米進出を進めているの だという。サウスアメリカンメディアのアルベルト・ロセが この話に飛びついたのだという。君の名前などもう必要が無い とのことだった。 エイダンとエミリーはエイダンの母・ハリエットが住むイギリス へと渡る。 エイダンはエミリーを婚約者だとして紹介する。 エミリーが亡くなった祖母の指輪をしていることを喜ぶが、 ハリエットが今でも周り近所に気を使って生活をしていること を知る。未だに何かを言われているのかと問うエイダンは 過去の出来事は隠すべきではないことをエミリーから教わった のだとし、そろそろ母も過去について話して前に進み出して も良いのではないかという。しかしハリエットはこれが私の 人生なのだとして話を聞こうとしなかった。エミリーはエイダン に対してトレバーとパスカルの繋がりが分かればハリエットの 苦しみを外せるかも知れない事を語る。 スティービー、ジャック、マルゴーはカールに会いに来る。 30年ローンで手に入れたという家の鍵をマルゴーに見せるジャック。 マルゴーはダニエルを再雇用した後、俺がエミリーに気があると ダニエルが吹き込んだことに対して憤りを示すジャック。 ノーランは記者のルーディに対して今度の仕事は凄いものだと 告げる。マイクローンというプログラムであること。 ノーランはハビエルに対して弁護士が作ってくれた契約書を 見せる。これからはパートナーだというノーランに対して、 ハビエルはその割りに会社の株の7割を手にしているのを不満 を持つ。ノーランはプログラムを修正するのに自分の力が必要 であることや、経済的リスクを負うのは僕の方が良いだろうと 語る。しかしハビエルはこれに便乗して君は返り咲きたいだけ なのだろうという。前のプログラムは最終的には独房行きにな ったし、その前のプログラムの頃は僕が生まれる前のことだろう と皮肉る。他の投資家ならばもっと買いたたかれるだけだとする とハビエルは自分で条件に合う人を捜すという。 マルゴーはパスカルから弟のギデオンのことをマイアミに進出 させアメリカ進出の後押しをしようとしている事を知り文句 を告げる。私は2年したら引退するつもりだとし、ギデオンが 私の後を引き継ぐのだという。これは忠誠心の問題であり、 マルゴーはいつも私のすることに反発してきたのだと語る。 それに妻や母親になろうとしているものに任せられないことを 告げられると、両立が嫌いなのかとして、だから常に家にいる ヴィクトリアのような人を好きになるのでしょうと語る。 -------------------------------------------------------- パスカルはコンラッドからの後押しでヴィクトリアと結ばれる ことになる。 しかしパスカルは約束を履行しようとせず自分一人で企業の合弁 会社を設立しようとしている為、コンラッドとパスカルの間には 不協和音が流れていく。 一方エミリーとエイダンは再び共闘することになるが、どうして も調査が行き詰まりを見せていく。そうしている間にも、ヴィク トリアはエミリーが何の為に近づいてるのかを探る為に、刑務所 にいるメイソンに近づいていく。 人生への回帰現象が始まっており、みんな親子の関係に言及され ていくね。 設定がまるで一貫性がないというか、グレイソン家やノーランの 経済状況って結局なんだったんだって感じ。グレイソン家で 見つかったあの金塊っていうのはやっぱりグレイソンの隠し財産 だったのか。コンラッドの現在の立ち位置がまるで分からず、 今の彼がどれだけの力を持っているのか、影響力というのが提示されず、 「グレイソン家だ」というだけでそれ以外の裏付けするものという のがあんまり感じるところもないので、実際にメディアを運営して いる巨額の富の相手と対決出来るとも思えないんだよな。 コンラッドの悪党っぷりが影を潜め始めたので、変わりのダニエル さん登場って感じ。この人の神経は、よく分からず、 一体何人の女性にすり寄っては都合の良いことを繰り返していく のだろうかと。手当たり次第に愛していると連呼しているような ホント都合の良さばかり。 ただエミリーとジャック、マルゴーとシャーロットの関係が 面白く機能しているのかなという感じで、一度不信感を持ったり 不信感の種を植え付けられると、そういう目でしか見られなく なるというのもまた事実で、互いに思わせぶりな行動を 取っているのに対して破滅への道を歩んでいくという流れは ジワジワって広がり楽しいものがあった。 ジャックがエミリーに肩入れしていると思われている。 今回はマルゴーとダニエルが仲良く手を握り合っている姿を 見てジャックがちょっぴり嫉妬心と不信感でマルゴーのことを 眺める姿。どっちもどっちなんだろうけど、男女の友情の関係 と恋人との間に揺れていく構図というのは興味深く、それを 同時に存在させるというのは難しいことなのか。 折角ジャックが泣け無しの金・30年ローンで買ったマルゴーとの家が どうなってしまうのかドキドキものですが、二人が住まなくなれば、 ジャックとエミリーが住むことになるのか。 二人の絆というものを改めて浮上させることで、ドラマ本来の形に 戻そうとする意図もあるようにも思う。 取りあえずメイソンの流れは、ホント単純に一話だけの存在 だったのか。そしてスティービーの流れもちょっと気になるけど クレジットを見ると今回が最後の登場みたいだし、また新たな ステージの始まりといったところか。 グレイソンと言えばヴィクトリアがその象徴のようにして描かれ、女性同士 の対決という構図を作りたいのかもしれないけど、基本的に飛行機事故を 画策したのってコンラッドではないのか? 彼女だけが過去を守ろうとしているところが不自然でもある。 シャーロットにすり寄る犯罪男のハビエルも何が良いのかまるで 分からず、案の上ノーランに敵対し始めていくという構図を 作る為にバランス性を保つだけの存在にしか見えないんだよな。 ■検索用キーワード ■使用された曲 ・Fil EislerのEnd Credits Theme ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王 エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘 ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩 コンラッド・グレイソン (Henry Czerny) 株長者、父親 アシュリー・ダベンペート (Ashley Madekwe) エミリーの友人 ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、"アマンダ"を思う ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) エミリーの婚約者、長男 シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘、デクランの彼女 エイデン・マシス (Barry Sloane) タケダの弟子 マルゴー・ルマルシャル (Karine Vanasse) ダニエルの幼なじみ・フランス人 スティービー・グレイソン (Gail O'Grady) コンラッドの最初の妻 メイソン・トレッドウェル (Roger Bart) 刑務所、ジャーナリスト ハビエル・サルガド (Henri Esteve) ノーランの刑務所仲間 パスカル・ルマルシャル (Olivier Martinez) マルゴーの父 アルベルト・ローヤ (Len Cordova) サウンアメリカンメディア --- (Jessie Lande) Maid --- (Jack Guzman) Guard --- (Braden Fitzgerald) Young Aiden --- (Jian) Model