リンガー 〜2つの顔〜 Ringer http://www.cwtv.com/shows/ringer

第5話 真実の代償 A Whole New Kind of Bitch

脚本／Cathryn Humphris 監督／Jean de Segonzac
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ヘンリーがブリジットに関係を迫るのをジェマによって聞かれ
てしまう。激情するジェマに対してブリジットは私はシボーン
ではない事を訴えるもジェマは出て行ってしまう。
ジェマが出て行った理由は知らないか?と尋ねられるが、ブリ
ジットはしらないと嘘をつく。

ブリジットはジェマに命が狙われているのでこうするしかなか
ったのだとして、双子の姉妹が入れ替わったことを告げるが、
ヘンリーはウソ付きだが、あんたは大嘘つきだと言われる。
アンドリューはジェマの件で心配するなとブリジットに語る。

そんな中、自宅に戻ると壁に飾られていたシボーンの大きな
パネル写真に対して赤い口紅で"娼婦"と書かれていた。
ブリジットはジェマの仕業かと思い一瞬戸惑うが、部屋には
ジュリエットと友人のエリカが寝ており、エリカは帰宅して
しまう。ソファで寝ていたジュリエットに対してアンドリュー
はどういう事なのかと問い詰め、マイアミの学校にいるはずで
はないのかと問う。友達と遊んでいただけだというジュリエット
に対して、折角シボーンと仲良くしたと思ったのに、家族との
関係は尊重しろと娘に言って聞かせる。アンドリューはジュリ
エットに家族でカウンセリングを受けようと告げる。

一方シボーンはジェマに連絡を取ろうとして何度も留守電に
メッセージを入れる。
その頃、ジェマは過去に行われたパーティーの映像を見て、
シボーンの様子を観察する。
そんな中ヘンリーが帰宅すると、さっきはどうしたのか?と
問われ、シボーンに何かを言われたのか?と問い正直に話して
くれという。正直?という言葉に怪訝な表情を見せるジェマだ
が、ジェマはVTRの中で、シボーンが腕に火傷した跡が有るのを
思い出す。
そんな中、ヘンリーの元には原稿が送り返されており、連絡を
と書かれたメモが同封されていた。

アンドリューは夕べの娘の後始末をする中で、ブリジットは
ジェマの元に行くと告げる。アンドリューは先日深夜にブリジ
ットが娘を介抱してくれるのを見た事を告げ、娘を抱く姿に
感動していた事を告げ、何か有ったに違いないと娘の身を案じ
る。するとブリジットはジュリエットの洋服だなの中から
クスリを探し出し、彼女はクスリに手を染めている事を告げる。
オキシコドンか覚醒剤であり、クスリのせいでああなっている
事を語る。そんな中、ブリジットの荷物の中からバー"フィー
ルズ"と書かれたチケットが有るのを目にする。アンドリュー
は娘のプライバシーを尊重したい事を告げ、勝手に荷物を漁る
事に抵抗感を覚えるが、ブリジットはあの子を大人扱いして
はダメだと語る。従兄弟がクスリで苦しんだのをよく知っており
助けてあげないとダメだという。アンドリューはこの一件は
自分に任せて欲しいと語る。

そんな中、ジェマがブリジットに会いに来ると、手の火傷の跡
を調べる。するとシボーンが料理教室で受けたはずの火傷痕
が無い事に気がつき、ブリジットが話していた事が本当の事だ
ったと知る。

その頃ロックスプリングスのクラブケージドでは、マルコムが
地下室で薬漬けにされていた。

帰宅したジュリエットは自分の荷物が荒らされているのを知り
あの女のせいだと呟く。私の事を父親に信用させない為に行って
いるのだと感じ、全てはシボーンがここに来たのが問題である
事を告げる。シボーンにお返ししてやるとして、彼女の服や
バッグを燃やそうとしてアルコールをかける中で、彼女の荷物
の中から依存症の集いのチラシが入っているのを目にする。

ブリジットはジェマに改めてこれまでのいきさつを話すと、
ジェマはシボーンが自殺したなんて信じられないという。親友
だったのに、悩んでいたことを知らなかったという。ブリジット
は双子であっても知らない事が多い事を告げると、ジェマは突然
二重の裏切りだと語る。親友が自分の夫の子を身ごもっている
なんてと憤りを感じるジェマは、いつからシボーンに成りすま
していたのか?と問う。二週間前だとすると、ジェマは自分の
姉妹に偽る人の心境が全く分からないと告げ、結局自分の為
に行っている事だと非難する。ブリジットは殺人犯に追われて
崖っぷちの状態だったので仕方なかった事を説明し、この事は
誰にも言わないで欲しいと告げるが、そんな事を聞く義理は無い
と一蹴される。

ジェマは依存症の集いへと参加する。そこでチャーリーという
男性と知り合う。
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■脚本が日本人

正確にはシカゴ生まれの日本系アメリカ人の方なのかな。
このドラマでは主に共同プロデューサー名義で出てくるけど
シナリオにも2つのエピソードに関わっているみたいだね。
「デッドゾーン」のs3 #7、s4 #2#6、s5 #6#10
「The 4400」のs3 #2、「ヤング・スーパーマン」s6 #8
などの脚本を担当されている方の様だ。

■いよいよジェマにヘンリーとシボーンの関係がばれる

ジェマが一体怒りに任せてどんな行動に出るのか。
ジェマがアンドリューに話したら終わりだなと思っていたけど
ジェマがなかなかブリジットの言うことを信じなかった様に
アンドリューも容易には信じないことも考えられる。
逆に一番嬉しいのは、シボーンよりもブリジットとやり直す
くらいの事を言ってくれれば一番有りがたいけどね。

■マルコムは逃げられるのか?

夢で一度逃げられたかと思ったけど、残念ながらそれも叶わず
という感じだった。スポンサーのマルコムの変わりにブリジッ
トの前にチャーリーという男性が現れる。果たして彼が何らかの
助けになってくれるのか。
それにしてもマルコムは我慢強いね。
マルコムの持って居る携帯電話から簡単にブリジットが誘き出
されてしまいそうな気もするけどね。

■ジェマはブリジットに要求

ジェマはヘンリーと別れる事を決意するがその際に婚前契約書
の中に貞操義務の要項があるという。ジェマの実家は大金持ち
なので、離婚に於いては不利に働くことが多いのだろうか。
親権に関しては何もしなくてもジェマが勝てそうな気もするけ
どね。ブリジットに対してヘンリーと浮気して居る決定的な
証拠を握らせろと迫ってくる。やらなければFBI捜査官にバラ
すというが・・・

■ジュリエットはシボーンの浮気を知っていた!?

やっぱりバレていたのか・・・と思ったけど、どうやらシボ
ーンとヘンリーの事ではなく、ジュリエットの母親とアンドリ
ューが結婚している際に、シボーンと浮気して居た事実を
ジュリエットは知っていた様だ。今回色んなところで、シボー
ンの浮気の流れがジェマのエピソードとジュリエットのエピソ
ードと混在していたので、なかなかヒヤヒヤさせられる事
多しという感じだったね。

■ブリジットは依存症の集いへ

ジュリエットの為に行ったのではないか?とされていたけど
自分で行っていたものがたまたま知られてしまった。
ブリジットが所持している拳銃が危うく見つかりそうになる
中で、先に依存症の集いのパンフが見つかって逆に助かった
感じだね。

■シボーンとマチャドが出なかった

今回この二人の登場が全く無かったね。
捜査も進展無し、そしてシボーンの動きも無しなのか。
でもシボーンが色々と男性関係に於いては乱れていた事を
現す様な数々の事が発覚していったね。

■リックとイルザ

映画「カサブランカ」の中でイングリット・バーグマンが演じ
たイルザと、ハンフリー・ボガートが演じたリックにヘンリー
は自分とシボーンを重ねているみたいだね。そんなセリフで
シボーンを引き留めようとするヘンリーの姿。