リンガー 〜2つの顔〜 Ringer http://www.cwtv.com/shows/ringer

第6話 迷走する愛 The Poor Kids Do It Everyday

脚本／Robert Doherty 監督／Jerry Levine
--------------------------------------------------------
アンドリューはジェマから大事な話があるとして家に呼ばれる
も、ジェマは自宅には居らずヘンリーは留守だと言われ追い返
される。アンドリューはブリジットの元に戻ると、ジェマから
話があると電話してきたのに、自宅には居なかったとして、
ブリジットに対して後でジェマに連絡を入れてくれないかと
頼む。その頃ヘンリーは必死になって家の中に飛び散った血痕
を拭き取っていた。
ブリジットは何度もジェマに電話するが留守電になってしまう。
ブリジットは留守電の中に、あの時"例の件"で理解し合えたと
思った事を告げ、良い友達になれると告げる。

一方ジュリエットは転校初日だった。
アンドリューは彼女の服装が派手すぎるとして注意する。
公立だから服装は自由だとするが、ブリジットもアンドリュー
に加勢し、もう少し良い服を着ていった方が良いと説得する。
ジュリエットはブリジットに対して、私が居ない間に部屋を
調べる様なマネはしないでとして、自分が所持している薬物の
全てをブリジットに手渡す。ブリジットはその薬を確認する
とトイレに流そうとするが、どうしても最近のストレスから
服用したくなる。
その頃ヘンリーは部屋に有った血痕を拭き取り、割れた花瓶
などを回収して、東23丁目のゴミ捨て場に捨てに行く。
すると妻の車でケネディ国際空港の長期使用駐車場に車を
乗り置きしてくる。

一方ブリジットはチャーリーに電話すると、以前依存症の集いで
出会った事を告げ、現在クスリの誘惑に負けそうだとして、
時間が有るときにでも電話して欲しいと連絡を入れる。

そんな中、マンションの管理者・スタンリーから、ブリジット
の元に、ジェマ・バトラー事務所のマディ・スミスフィールド
がマンションに来ているという知らせが入る。マディに逢う
と、ロフトの鍵を渡しに来たと告げ、途中で仕事を終える事に
関して謝罪を受ける。マディはブリジットに対してジェマから
連絡が有ったのか尋ねられ、無断で休んでいる状態だと聞かさ
れる。

ジュリエットはザッカリー校へと初登校する。
担任はカーペンター先生。先生はジュリエットに見た目よりは
良い学校だと告げるも、ジュリエットが金持ちの子だと知った
生徒・テッサから5ドル貸せと早速声を掛けられる。

グラマシーパーク西に有るジェマの家にブリジットは直接
尋ねる。彼女が家から出てこないのを知ると電話して、
ジェマに連絡を取ろうとする。すると部屋の中からヘンリー
が出てくる。ヘンリーはブリジットに対して、ジェマに
何をしたのか?と問い、家に戻ったら壁が血だらけで花瓶が
割れていた事を告げる。妻に何をしたのだというヘンリー。
ブリジットは心当たりが無い事を告げ、何故私がそんなことを
するのか?という。ヘンリーは以前ブリジットはジェマが
自分の家庭を壊そうとしていると言っていた事を引き合いに
出して、ブリジットがジェマを殴ったのだろうと疑う。
しかしブリジットはどう見ても怪しいのはヘンリーだと告げ、
その証拠に、警察に知らせずに血痕などを拭き取り証拠隠滅
を図った事を告げる。そして失踪したように見せかけた行動
こそ怪しいと告げるが、ヘンリーはブリジットが行った事だと
思い、全ては君のために証拠隠滅をしたのだと語る。

8ヶ月前、ヘンリーはシボーンと一緒に居た際に、このまま
二人で居たいと言い合っていたときに、あの二人(ジェマと
アンドリュー)が消えれば二人になれるとし、現実に行動する
のはどうか?といっていた事を引き合いに出す。あの時は
冗談だと言っていたが・・・

一方刑事のジミーはマチャドと共に、マルコムの捜査をして
いた。ジミーはボダウェイの裁判に於いて、証言するブリジッ
トの護衛に付いていたが、ブリジットは彼を殴って銃を奪って
逃げていた過去が有った。ブリジットとマルコムは一緒には
居ない事は明らかだが、シボーンの携帯にマルコムの着信記録
が有った事をマチャドは語る。そんな中、恐らくボダウェイ
がマルコムを拉致したであろう事を告げ、ロックスプリングス
コミュニティカレッジの地下駐車場にたばこの吸い殻が多数
落ちているのを見て、DNA鑑定をしようと告げる。もしも
ボダウェイの関係者のDNAが検出されれば、彼が拉致した証拠
にもなると告げる。
--------------------------------------------------------

■失踪したジェマ

前回のラストで衝撃的シーンが見られたけど、ただジェマの
家で血痕が飛び散っていたという状況だけが描かれた感じ。
遺体は見つかって居らず、血痕がジェマのものなのかどうかも
今のところ提示されていない。

ヘンリーが殺害したのかと思ったけど、ヘンリーはブリジット
がやったのではないかと勘違いしている様で、ヘンリーが
やたらとすり寄ってくる所は妙に怖い所が有った。
まぁそれだけヘンリーとシボーンの恋愛関係が上手く言って
いた事を示すのだろうけどね。

■転校したジュリエット

早速新入生イジメとばかりにテッサという女性が金をせびりに
やってきた。ジュリエットも口は負けていない感じだけど
多勢に無勢。ザッカリー校に味方は居ないかに思われた。

教師役のカーペンター先生。
演じているのはJason Dohring。数日前に見た「CSI:科学捜査
班10」の12話「1/100万のマジックショット」で出演している
のを見たばかりだ。彼のウソのお陰でジュリエットはとりあえ
ず転校初日は最悪にはならなかった。

■ジュリエットが渡したクスリ

ブリジットがヤク中だと知ってハメようとしたのだろうか?
その辺の意図は分からないけど、ブリジットがチャーリーに
その麻薬の袋を渡してしまった時には、指紋がベッタリ付着
しているので、何らかの悪事にしようされるのかと思った。
でも今回、別の所で指紋ネタが飛び出していたのでビックリ。

■シボーンと精通していた人物

当初ヘンリーとシボーンが密に連絡を取り合っているのかな
と思っていた。しかしシボーンに頻繁に電話しているのは
なんとチャーリーだった。
ヘンリーがブリジットを殺人犯に仕立てていくのかなと思って
いたけど、予想出来ない方向に向かっているな。

ジェマの血痕を拭いた証拠品の中にブリジットの指紋をつけた
のは何故なのか。

■マルコムは自白した?

ボダウェイによって脅迫させられていたマルコム。
これまでずっとブリジットの事は口にせず我慢していたけど
ついに話してしまった感じ。

■FBIはボダウェイを追い込もうとするも大失敗

ボダウェイが経営するストリップバーの地下室にこれまで
監禁されていたマルコムだけど、いつの間にか移されている
様子。まぁそんなに簡単にボダウェイの恐怖から解放する
訳はないと思うけどね。