リンガー 〜2つの顔〜
Ringer

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第8話 終わりのないゲーム Maybe We Can Get a Dog Instead?

脚本/Jay Faerber 監督/Nathan Hope
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ブリジットはマルコムの姿を見るやいなや、突然意識を失い
救急搬送される。
血管迷走神経症候群で、人混みの熱気が原因
だろうとのこと。妊娠の初期段階である事を告げると、お腹に
エコーを当てて胎児の存在を確認しようとするが見当たらなか
った。先日不正出血が有ったというブリジット。医師によると
子宮外妊娠だった可能性が有り、胎児は既にお腹からは無くな
っているという。アンドリューはそんな馬鹿な・・・と呟くと
ブリジットは謝罪する。
アンドリューと共に帰宅するブリジット。普段はあまり仲良く
していない娘のジュリエットもブリジットが流産したと聞いて
お茶を入れて気を使う。少しブリジットを休ませようとして、
二人は部屋から出て行く。
そんなブリジットの元に着信があり、マルコムから
95丁目の
モーテルに居るので来て欲しい
との事だった。
ブリジットは寝静まった頃に家から出て行くとマルコムに逢いに
いく。ずっとボダウェイによって地下に監禁されていた事を
告げ、君は
シアトルに行った事にしてあるという。ここに
来るにも上手く追っ手をまいてきたので大丈夫だという。早く
逃げようというが、今すぐに逃げるわけには行かなくなった
事を告げる。昔の私に戻ってしまった事を告げ、ジェマ失踪に
関わっているとされているのだという。マルコムは一人でも
逃げ切ってみせるという。マルコムはブリジットに対して
薬を辞めた6ヶ月の記念としてメダルを渡す。これからは自分を
見失うなと。

ブリジットはマルコムと出会った
7ヶ月前の事を思い出していた。
ロックスプリングでの自助会に初めてブリジットが参加した日
の事だった。マルコムはどん底から抜け出た自分の事を周りに
語る姿が有った。

翌朝、アンドリューは仕事を休んでブリジットと一緒に過ごす
というが、ブリジットは寧ろ一人で気持ちの区切りをつけたい
と告げる。

一方学校ではジュリエットは
カーペンターの授業を受けていた。
Steinbeck
「二十日鼠と人間(Of Mice and Men)」の解釈に
ついての授業で、ジュリエットは発言する。すると相変わらず
後ろの席に座るテッサは金持ちは点数稼ぎに余念がないと
突っかかってくる。カーペンターにテッサを何とかして欲しい
と告げると、任せろと言われる。ジュリエットは散々な一週間
で、義理のママにも悪い事が起きたとして流産のことを話す。
カーペンターは学校のカウンセラーと一度話した方が良いという。
ジュリエットはヴィレッジで「二十日鼠と人間」の演劇を見に
行かないか?と誘うが、先生はバージェス・メレディス主演の
DVDを持って居るという。ジュリエットは彼の家でそれを見たい
と迫るが、カーペンターはそれを止めて次の授業に遅れるぞと
声を掛ける。

アンドリューは仕事に出るとオリビアと話し合う。
欧州を任せていたアンリ・ジュネがサイン入りの書類を紛失
させたのでクビにした事を告げる。それを部下のミスのせいに
した事が問題だという。オリビアはアンドリューが気が立って
いるのを察して何が有ったのか尋ねると、妻が流産した事を
話す。

ブリジットはチャーリーと逢うと、ジェマの車から手がかりを
見つけるのは難しい事を聞かされる。ブリジットはチャーリー
に前のスポンサーがニューヨークに来ている事を告げる。
しかしこれまで通りヨロシクと。しかしマルコムが来た事で
ややこしくなることは必至だと語る。ジュマだけでなく夫の事
も気がかりで、二人とも失いたくはないのだという。チャーリー
はウソは辞めて誠実で居る事が一番だとアドバイスする。

チャーリーはパリに居るシボーンに電話する。マルコムが出て
来たので彼女から色々と聞き出せそうにないという。ジェマの
件でも全くの予定外のことだと告げる。
シボーン(コーラ)はタイラーと共にパリのホテルで過ごしていた
が、タイラーがローマに行くのに同行は断る。
そんなタイラーの元に本社のアンドリューから電話が鳴るの
だった。

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■流産と言うことで一件落着?

ブリジットの件で妊娠の流れが嘘だと判明してしまうのか、
それとも本当に子供が妊娠している状況を作るのか二つに
一つだったけど、初期段階で流産したということにして、
上手い事ブリジットに同情が集まるような流れが出来ていた。

■マルコムとの接触は常にリスクが伴う

なんだかこの二人安易に会いすぎじゃないか?って感じがする。
ボダウェイが見たらブリジットがシボーンで有っても殺害する
とか無いのだろうか。

盗聴器を使ってマルコムに会う様マチャドが圧力をかけてきた
けど、ヘンリーを使った圧力はそんなに効果的だったとも思え
ないな。

■ジュリエットは担任に惚れた?

紳士的なカーペンター先生に惚れた様子。
ただカーペンター先生も容易にはジュリエットに手を出さないし
好意を寄せていくよな状況も作らない。ただいずれ二人は関係を
持っていくのだろうけどね。

そして何よりもジュリエットがブリジットと仲良くする姿を見て
アンドリューもご満悦という感じだったね。

■シボーン大ピンチ

タイラーとブリジットが会食の際鉢合わせしてしまうという事で
ピンチなのはブリジットかと思ったけど、シボーンの方がヤバい
状況が作られた。
ヘンリーにしてもタイラーにしても、この女性たちに完全に振り
回されているな。


■チャーリーの存在が相変わらず不気味

マルコムとチャーリーが一緒になった事でどんなハプニングが
起きるのか。ただシボーンにしてみればチャーリーはあくまで
歯車の一つみたいな感じしか無いので、いつでも切り捨てられ
そう。ジェマをやったのはチャーリーで間違いなさそうだけど、
もうジェマって存在していないのかな?

ブリジット・ケリー (Sarah Michelle Gellar) 妹、姉シボーンに成りすます
ヘンリー・バトラー (Kristoffer Polaha) シボーンの不倫
アンドリュー・マーティン (Ioan Gruffudd) シボーンの夫
ヴィクター・マチャド (Nestor Carbonell) FBI捜査官
ジュリエット・マーティン (Zoey Deutch) アンドリューの娘
マルコム・ワード (Mike Colter) ブリジットの話し相手
タイラー・バレット (Justin Bruening) バンクトレソン社・パリ
オリビア・チャールズ (Jaime Murray) アンドリューのパートナー
キャサリン・マーティン (Andrea Roth) ジュリエットの母

ジェマ・バトラー (Tara Summers) シボーンの親友
ボダウェイ・マカウィ (Zahn McClarnon) ギャングのボス
オリバー・チャールズ (Jaime Murray) アンドリューと共同経営
ダグ・カパティーノ (Chris Elwood) 刑事

チャーリー・ヤング (Billy Miller) 依存症の集い
ダニエル・エクナス (Noah Watts) ギャングの一員
Mr.カーペンター (Jason Dohring) ザッカリー校・教師
ジミー・ケンパー (Darren Pettie) FBI、銃を盗まれた
エリザベス・サルダーナ (Emily Swallow) N.Y市警
タワーズ (Maximiliano Hernandez) N.Y市警

--- (Ina Barron) E.R. Doctor
--- (Jeff Kerr McGivney) Cop
--- (Justin Chu Cary) Waiter (Sidewalk Cafe)
--- (Andy Wagner) Waiter (Restaurant)

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