リンガー 〜2つの顔〜 Ringer http://www.cwtv.com/shows/ringer

第9話 疑惑 Shut Up and Eat Your Bologna

脚本／Robert Berens 監督／Scott White
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夫のアンドリューはブリジットの体を心配する中で、今度休暇
を取るので旅行に行こうとブリジットを誘う。ターカスカイコ
ス諸島に行こうというアンドリュー。
一方ジュリエットがブリジットの服をビリビリに破いてしまっ
た為にアンドリューは気を使ってそれを直してもらっていた。
クローゼットの中に入れておくという夫の気遣いに対して、
ブリジットは銃が隠してある手前、自分で入れて置くから良い
と断る。

6週間前・ロックスプリングス。
ブリジットは友人が殺害された件で、ボダウェイが殺害犯だと
する目撃証言を法廷で行う事になっていたが、その時ブリジット
を警護していたジミーからは、証言はしない方が良いとし、局員
の半分はボダウェイとグルであり、証言されれば確実に殺害さ
れるという。FBIの事を信用するなとし、とにかく逃げろとして
ジミーから逃がしてもらっていた。銃を持っていけと言われる
もブリジットはそれを断るが・・・

ジミーを殴り飛ばして逃走していたと思われていたブリジット
は実はジミーが逃がしてくれていたことが判明。
しかしブリジットは持って来た銃を手元に置いておくのはキケン
だと感じて、チャーリーに電話し、銃の処分の方法について
尋ねる。川に捨てたら浮かんでくるモノでしょ?というブリジッ
トに対して、とにかく溶かすかシリアルナンバーを削ってから
捨てないと足が付いてしまうという。チャーリーは自分が処分
すると語る。マルコムの事について尋ねると、彼は今家に置いて
来たのだという。チャーリーはジェマの件で判明したことがある
とし、銀行の記録からジェマの元にたどり着きそうだが、分析
にはもう少し時間がかかると告げる。彼女はきっと見つかるだ
ろうと。
そんなジェマはチャーリーが手足を縛り付けて地下室に監禁し
ているのだった。

マルコムは薬物依存の会へ。
チャーリーが行き場のない自分の事を助けてくれたとして、
みんなの前で語る。もう人は信用出来ないと思っていたが、
彼のお陰で6日間クスリはやっていないと語る。

マーティンチャールズファイナルシャルに、ヘンリーはやって
くる。配当金再投資プランの書類にサインしに来た彼は息子の
ベケットも連れてきていた。
ヘンリーによるとジェマが居なくなったことで、ジェマの父親
で資産家のティム・アーボガストは健康を害している事を聞く。
アンドリューは父親は援助はしてくれないのか?と尋ねるが・・
オリビアはアンドリューに対して、ティムを顧客に引き入れる
チャンスだとして、その為にヘンリーを利用すべきだと告げる。

ブリジットはマルコムと電話で話す。
ブリジットは銃をチャーリーに処分してもらった事を放す。
アンドリューに信用される為に行動したいことを告げると、
彼とはあくまで一時的な事だろうと告げる。それよりもシボーン
がどうなったのか調べないといけないというブリジット。
シボーンの件で何か分かった事はないのか?と問われ、何か
見落としていないか徹底的に調べる様ブリジットに語る。
ブリジットはそれを受けて、家中のシボーンの持ち物を捜して
回る。シボーンを殺そうとしている人物は一体誰なのか。
するとシボーンは抗うつ剤を処方されており、処方した医師
はドクター・アナベル・モリスと書かれていたために早速
予約の電話を入れる。

モリスはブリジットが会いに来たことに驚く。
心境の変化なのか?と問われ、何故シボーンを名乗ったのかと
問われる。ブリジットはシボーンと入れ替わった事がバレたの
かと思うが、先日タイラーと会食した際に、彼からコーラだと
言われた事を思い出す。シボーンは、コーラ・ファレルと偽名
を使っている事が判明する。今まで秘密を重視してきたのに
何故証そうとしたのかと問われるが、医師はとにかく戻ってくれ
た事は嬉しいという。ブリジットは現在夫のアンドリューと
上手く言っている事を告げ、ヘンリーとは別れた事を告げる。
完全に人生を変えたことに関心を示されるが、逆にそれならば
何故ここに来たのかと問われる。人間関係を修復できたのに、
ここはもう必要が無いのではないかとするが、アンドリューと
もう一度恋をしたみたいだと語る。
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ブリジットはアンドリューとの生活がとても心地よく感じ始め
て、この生活を守っていきたいと考える。その為にも家に
捜査官のジミーの銃を置いておくのはキケンだと感じるが・・

まさかジミーの方からブリジットに対して逃げるよう手引き
しているとは思わなかった。よく考えれば確かに、か弱いドラ
ンキーな女性が屈強なFBI捜査官を出し抜いて逃げ出すことなど
不可能な感じがするしね。

そして今回は何と言ってもジェマが生きていた事。
ブリジットにとってはちょっぴり微妙な立場だけどね。
あれだけの血痕が飛び散っていたので殺されているものかと
思っていたが、生きている事が分かり、ドラマとしてはどう
動いていくのか気になるな。

今回はチャーリーが怪しい人物で有る事が分かっただけでも
大収穫の話である。ただチャーリーもまたブリジットらに気が
つかれたという事を知られてしまったことで、結果的には互いに
相手を出し抜くのが難しい状況に陥ってしまった感じ。今後
チャーリーとはどういう顔をして逢えば良いんだろうね。
そしてジミーとチャーリーにも繋がりが発覚し、チャーリー
が手を回してブリジットを逃がしていたという事実にも繋がっ
ていた。

一方アンドリューはブリジットとの関係を通して仕事の鬼から
家庭のパパの姿に変貌しようとしている感じ。
今の地位を捨てても家庭を取ろうとしている姿に対して、
オリビアは微妙な視線で眺めている感じ。
ヘンリーの契約書を破り捨てて、新たな契約書にサインさせて
いたけど、その契約書がどういうものなのかが気になる。
そしてヘンリーの携帯の中にシボーンとベッドを共にする写真
を見られてしまった。オリビアは何処かに送信していたけど
自分の携帯に送っていたのかな。
それにしてもヘンリーはマヌケ過ぎる。

フランスに取り残されているシボーンは、ブリジットとの
違いを示す為かストレートの髪の毛でチャーリーとコンタクト
を取っていた。先週まで出て来たタイラーとの関係を通して
シボーンがフランスに居るという事が発覚するのではないかと
期待するも、タイラーは出演せず。

シボーンの消息を追ってブリジットがセラピストの元を尋ねる
シーンも有った。敵が居るというシボーンの妄想が有るとの
事でクスリを処方されていたようだ。ブリジットは抗うつ剤は
パラノイアにも聞くみたいだと語っていたけど、本当にそれが
単なる妄想なのかどうか。グラマシー大聖堂に何か有るとの
事だけど、大聖堂へと足を踏み入れると、そこはバーが有り
チャーリーが居た。

チャーリーの正体は、ジョン・デラリオ。
マルコムが同居している為に彼の財布から私書箱を探り当て
そこに手紙が届いている事を知る。大聖堂近くのバーで酒を
飲みに来る常連の様で、マルコムはもう一つの住所を探り宛て
て、ジェマが地下に閉じ込められている様だけど、そのまんま
彼女は地下に封印しておいて欲しい気がする(笑)