リンガー 〜2つの顔〜 Ringer http://www.cwtv.com/shows/ringer

第12話 招かれざる客 What Are You Doing Here, Ho-Bag?

脚本／Hank Chilton 監督／Jerry Levine
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マルコムは従兄弟達と遭う為に不在。ブリジットはマルコムが
マーティン=チャールズ社で働く事になった事を祝う為に留守録
に電話する。チャーリー家の手がかりが未だに調査は難航して
いる事を報告。"ビヴォワンホテル"に関して、シボーンはパリ
の方に宿泊していたのかなと。

その頃シボーンはヘンリーと会っていた。
シボーンは私たちの為に関係を絶っていた事を告げ、私た
ちの関係を疑っていたのはジェマだけでなくアンドリューも
同じで尾行されていたのだという。だから一端別れた事を告げ、
貴方への愛情が一時も消えた事はないと語る。シボーンは
もう耐えられないと思ったから現れた事を訴える。シボーンが
しているスカーフを見て、それは僕がレリックトスであげた
ものだと告げると、シボーンはその事を忘れていた。ヘンリー
は会う場所がジェマにばれないように暗号で言い合っていた
事を告げ、互いにあの頃に戻りたいという。しかしシボーンは
彼とハグする間にも用事があるとして出て行こうとすると、ヘンリー
は何のつもりなのかと激怒する。子供を失いホントに関係が終わ
ったかに思えばまた近づいてきたとし、からかっているのか?
と問う。シボーンは流産したとは何のことか?と怪訝な表情を
見せる中で、現在とても複雑な状況で有る事を語る。
シボーンはヴィレッジホテルで明日の7時に会おうと告げる。

ブリジットは帰宅すると室内がパーティーをしたような荒れ方
をしている事を驚く。ジュリエットの仕業かと思えば、彼女はそれを
否定する。バスルームから音が聞こえるために見に行くと、
そこにはジュリエットの実母であるキャサリンが居た。
元は私のバスタブだという。ジュリエットから母だと聞かされ
ブリジットは驚く。

翌朝、ブリジットはジュリエットの部屋に行くとパンケーキを
焼くので食べるか?と問う。ジュリエットはブリジットに悪い
と思いつつ、母を家に連れ込んだことを謝罪する。どうしても
今居て欲しいと思っている事を語るとブリジットも容認する。
ブリジットがエプロン姿をしているとアンドリューは驚く。
カリスマ主婦だと公言するブリジットに対して、アンドリュー
はキャサリンを家に居させる事に合意してくれたことに感謝を
示す。現在カーペンターに襲われて傷ついた娘に必要な人物
だと思った事を告げるが、キャサリンとは都合の良い時だけ母親ぶる
所が有るので気をつけなければならない事を語る。しかしブリ
ジットは、人間はこういう事がきっかけで大事なことに気がつく
ものだとして、実感を込めて語る。

アンドリューはこれから弁護士と会って教師のカーペンターが
した事を提訴するという。しかし教師は生徒にした事を否定
している為に証拠が出ないと現状では訴えは難しいこと。
そんな中、ジュリエットは母親と一緒にバーニーズ、バーグド
ルフ、ベンデルとデパートに出かけ食事をしてくる事を語る。

フランス・パリ。
シボーンはタイラーに電話し、アンドリューの部屋から期末
報告書を手に入れた事を語り、タイラーに助けてくれるのでしょ
う?と問う。用が済んだらパリに行くというと、タイラーはくれ
ぐれもアンドリューに見つかるなと語る。

シボーンは街の質屋にいくと、ブリジットから盗んできた婚約
指輪を売る。質屋のオヤジは盗品の買い取りはしないという。
指輪をくれた男のことを忘れたいので売るだけだと語ると、
質屋は吹っかけて1万5千ドルで買うという。その十倍は余裕
でするものだとするが、高く売りたいならば47丁目に行けば
良いという。現金で買い取ると言われると、シボーンは偽造
パスポートの男に連絡し、金が手に入ったのでやって欲しいと
語る。

ブリジットはビヴォワンホテルに電話してみる。
シボーンやアンドリューの名で泊まっている人は居ないという。
かつてカウンセラーのモリスと面会した際に、シボーンはコー
ラ・ファレルと名乗っていた事を思い出す。
ブリジットはコンシェルジェの元に電話を繋いでもらうと、
その女性にコーラ・ファレルを使い落とし物をした事を語る。
コンシェルジェの女性はコーラの事をよく知っており、
忘れ物は連れの男性が持って居るのではないか?と言われる。
ブリジットはコーラが泊まった月日を聞き出そうとするが、
カード番号が分からないと調べる事は出来ないと言われる。

コロラド州連邦重警備刑務所。
FBI捜査官のマチャドとペティボーンは、ボダウェイと内通し
ていたジミーに面会に行く。マチャドはボダウェイについて
話すよう要求。ブリジットが逃走した日の事でも、協力者2名
が殺害されたことでも、何でも良いから話すよう要求するが
全く口を割りそうになかった。

ブリジットはアンドリューの秘書のクロディーヌに電話する
と、アンドリューと自分がパリに行った時の記録は残っている
か?と問う。しかし二人が一緒にパリに行った事は無いと言われ
る。しかしアンドリューは時々出張で、支社のタイラー・バレ
ットと逢いに行っている事を聞く。ブリジットは以前会食した
際に自分の事をコーラと間違えた男性だと思い出す。タイラー
の連絡先を聞いて電話すると、タイラーからはソロモンと連絡
は取れたのか?と言われ、ブリジットは何のことだか分からな
かった。
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ブリジットはチャーリーの部屋に残されていた証拠から、
パリに有るホテルに何かが有ると感じて調べる。
死んだと思っていたシボーンが実はコーラという偽名を使い
生きているのではないかと感じる中で、シボーンはブリジット
と再開する前から自分の事を調べていたのではないかとする
証拠が浮かび上がる。

なかなか展開が盛り上がってきた感じ。
ヘンリーがシボーンに違和感を抱き、目の前にいる女性は
ブリジットではないかと感じる中で、指輪を売り、偽造
パスポートを作っている事を知ってシボーンを問い詰める。

これだけ騙されたヘンリーが容易にシボーンを信用できる
筈もなく、尾行した末に今回は上手くマチャドにシボーンを
調べさせたけれど、残念ながら入れ替わっている状況なので
指紋からは入れ替わりの事実は発覚しなかった。。
シボーンが何のために行動していたのかの説明に関しては
多少強引だと思いつつも、それなりに筋が通っていて疑う事も
出来ずに居る。

一方ブリジット側も少しずつシボーンに近づく。
パリの流れを電話だけで解き明かしていく所は上手く出来て
いた感じ。パリのホテルに泊まっていたコーラとタイラーの
存在がコンシェルジュやアンドリューの会社の秘書との会話
から探っていくところは良くできていたし、過去にブリジット
に対して疑問に思っていた不可思議な事象があらゆる意味で
繋がっていく展開で見ていて面白かった。

ジミーがまた不確定要素として浮かび上がってきた感じ。
以前のチャーリーのような立ち位置にたってブリジットを
狙ってくるのか。

そして今回ジュリエットの母が登場。
相変わらずアンドリューの家のセキュリティの甘さが目につく。
今回ようやくセキュリティを変えるとしていたけどね。

ジュリエットと教師の件では泣き寝入りになるのかに思えたが
上手い事テッサの存在を浮かび上がらせた。
ただテッサは本当に信用して良いのだろうか疑問に残る所
は有るけど、まぁこの辺はジュリエットに加勢してくれる事に
期待しよう。

それにしても指輪が見つかった際に、防犯カメラの設置は
無かったのか?怪しい質屋に売っていたので、そういうのも
設置してないのかな。