リンガー 〜2つの顔〜 Ringer http://www.cwtv.com/shows/ringer

Mar. 20, 2012
第18話 転落の兆し That Woman's Never Been a Victim Her Entire Life

脚本／Hank Chilton 監督／Scott White
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ロフトに居たブリジットとアンドリューとソロモン。
そんな中、突然の銃声でアンドリューが倒れる。偶然近くに
居たFBI捜査感・マチャドも駆け寄る。アンドリューがブリジ
ットを庇って撃たれた事を告げる。マチャドは犯人がまだ近くに
居るかも知れないとして、非常階段を覗くと、逃げていく犯人
の姿。マチャドはなんとか追い詰めるが、逃げられてしまう。
しかし犯人はマチャドともみ合った際にポケットからタロット
カードの一枚"塔"を落としていく。

病院ら運ばれるアンドリュー。
ジュリエットも事件の報道を聞きつけて病院にやってくる。
ブリジットは彼女にパパは命の恩人であれ、誰かが私に向かって
発砲したのをアンドリューが盾になってくれたのだと語る。
現在手術中で助かるかどうかは分からないと語る。

ヘンリーの元にジュリエットから電話。
ヘンリーはシボーンとベッドを共にしていたが、シボーンに
アンドリューが撃たれた事を告げる。ジュリエットから荷物を
持って来て欲しいと頼まれたと。

マチャドはタロットカードについて調べる。
塔のカードが意味するモノは、転落の象徴、破滅、バベルの塔、
二元性を意味し、物事が二極化する暗示だという。
話を聞いていたカパティーノは、俺は占い師から36歳で死ぬと
言われた事を告げ、占いなど当てにはならないと語る。
マチャドはタイラー、マルコム、アンドリューが次々と被害に
有っている件で、マーティン・チャールズ社の関係者が全て
狙われている事を指摘し、証券取引委員のランフェアに継続
調査を頼もうと言うが、これ以上は証拠が無いので調べないと
言われたという。マチャドはカパティーノに対してカードを
調べる様告げる。

ヘンリーが病院に着替えを持ってやってくる。
現在脊椎の周辺に飛び散った銃弾の除去手術をしている事を
説明する。私を撃つのを庇ってくれたというブリジットに対して
彼は強い男なので助かると安心させる。そんな中執刀医がやっ
てくると無事に手術で銃弾を摘出できたと聞かされる。

ヘンリーはシボーンの元に戻ると、シボーンの言っている事が
全て嘘だった事を指摘する。シボーンはアンドリューが自分の
事を殺そうとして殺し屋を差し向けていると語っていたが、
ブリジットを庇って彼は撃たれた事を指摘。夫婦円満であり、
しかも義理の娘との絆も固い事を指摘し、アンドリューは元々
君のことを殺す気はないのだという。そんな中で、ブリジット
が襲われるとしたら、狙っているのはシボーンしかいないの
だという。君が殺し屋を雇ってブリジットを殺して、その罪を
アンドリューに着せようとしたのだろうと告げる。君は病的な
ウソ付きだとして、もうこれ以上一緒に居る事は出来ないので
出て行ってくれと語る。

アンドリューはベッドで目覚める。
ブリジットはアンドリューの事を今まで疑っていた事を謝罪。
しかしマルコムの元に行ったのは何故なのか?と問う。
すると彼は色々と事情を知りすぎているので、オリビアから
口封じのために金を渡すべきだと言われた事を語り、それを
渡しに行っただけだという。彼はそれを受け取ったが、僕は
寧ろ彼の再出発の後押しをしたかっただけだと語る。
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■アンドリューがブリジットの代わりに撃たれる

ブリジットはロフトで二度目の命の危機にさらされる。
アンドリューが命を狙っているのではないかと感じさせる
前回のエピソードだったけど、アンドリューが怪しい行動を
見せたのは後にも先にもこの時だけで、シボーンが過去に語って
いた、アンドリューの猟奇的姿はやっぱり嘘だったと判明。

■ジュリエットも居なくなる

タイラーに続いてマルコムが居なくなり、そしてブリジットも
また失踪する。
共通しているのは、全てマーティン・チャールズ社の関係者で
あるということ。

アンドリュー自身が、ジュリエットの安全を優先させて
元妻の住むマイアミへと送ろうとする姿が有る。しかしジャリ
エット本人はそんな母親がテッサに刺客を送り込んだことで
完全に信用を失って居る。

自らカナダ辺りに逃げたのかなと思う所も有ったけど、
ジュリットを監視している様な映像もまた挿入されていたので
何者かが狙っている可能性も否定できないところで、結果的に
ハンプントズの別荘に行っている事が判明。
それをブリジットが探し当てるという辺り、絆を感じさせて良か
った。ブリジットから母親の秘密を明かされたのであれば、
ブリジットもこの機会に彼女に自分がシボーンではないことを
明かしても良かったのではないかという気がする。

■一連の事件にシボーンとアンドリューが関与を否定

タイラーの死亡事件とマルコムの失踪に関して、完全に口封じ
の為の犯行かと思ったし、アンドリューが撃たれた流れを
通して、シボーンとアンドリューの両者がどれだけ関与している
のかが気になる要素として存在していた。
しかし結果的にこれらの流れに関しては、両者とも関与していない
事が判明した。
しかしタイラーの件に関してはヘンリーが争っているウチに
殺害してしまった事が判明する。

■シボーンとヘンリーの亀裂

女性に踊らされる男性とはいつの時代も滑稽に写るけど、
ヘンリーはまさに女性によって滅びるパターンの人物だった。
ただようやくシボーンが悪の元凶だと感じたのか病的なウソ付き
だと非難して別れを告げるも、シボーンが全てをアンドリュー
にぶっちゃけると語った時には、自分がタイラーを殺している
事に対する保身のために、シボーンの元に駆けつけて止めようと
する情けない男性の姿が有った。

■オリビアの部屋

このドラマでありがちな演出の一つ、残されたメモが示す先に
あるものとは一体何かがここでも浮上する。
オリビアの部屋のメモの筆圧には【2S 1231 2】と書かれていた。
結果的にジュリエットが通っているザッカリーシーコア校の
住所が2番街1281だった。オリビアが狙っているのか?と思わせた
けど、ジュリエットは自分から逃避していた形だし結局何だった
のだろうか。

■タロットカードの謎

犯人が残して行ったタロットカード。
製造元に問い合わせるとファイナークリーニングに卸している
事が判明。経営者はレミー・オスターマンという人物で、
マチャドがその店に行くと、不法滞在者のメイ・パテルという
女性からタロットカードは、このクリーニング店のクーポンと
して使用されていた事を聞く。当然嘘だった訳だが、
問題はレミー・オスターマンがボダウェイと同じ様な人物像で
有るという点。ボダウェイは名前を変えて経営しているだけなのか。

■ボダウェイの殺し屋、エクナス

マルコムのIDが見つかった場所でエクナスの遺体が発見された。
マルコムを狙っていたのはやはりボダウェイだったようだけど、
マルコムがボダウェイを訴えようとしていた事実をFBI内部で
漏らしていた人物が居るという事だろうか。
そしてエクナスを殺害したのはマルコムという事なのか。

■検索用キーワード

・ウォーレンストリート414 ロフト
・2番街1281 ザッカリーシーコア校
・グラマシーパークソウス ティム・アーボガスト
・マイアミ コーラルゲイブルズ ベルハーバー
・ジェイ通り177-10H オリビア邸