リンガー 〜2つの顔〜
Ringer

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Mar. 27, 2012
第19話 死ぬのはどっち? Let's Kill Bridget

脚本/Jay Faerber、Robert Berens 監督/Jerry Levine
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ブリジットはジュリエットからアンドリューから金を奪うために
母・
キャサリンに唆された事を告げ、テッサとカーペンターを
協力者として引き込んで一連のレイプ事件をデッチ上げた事を
告白する。


タワーズ刑事ヘンリーを取り調べ室で尋問する。
ブリジットは
ブロンクスの雑居ビルのマットレスの上で胸を
銃で撃たれて倒れる。

2日前。
マチャドはブリジットを襲った犯人の男・ダニエル・エクナス
タロットカードを持って居たとして、ブリジットとアンドリュー
に何か心当たりは無いかと尋ねる。
クリーニング店で使われているもので、店員のメイ・パテル
宣伝だとしているが、ボダウェイの組織と関係が有るであろう事
は明らかだという。マネーロンダリングや秘密の連絡に使用され
ているものではないかと睨んでいるというマチャド。エクナス
はボダウェイの右腕の殺し屋であり、マルコムを見張っている
過程でシボーン(ブリジット)を見つけて間違えて、射殺しよう
としたのだろうと語る。もしかするとエクナスはボダウェイに
対してマルコムとブリジットを見つけたと報告しているかも知れず
また襲ってくる可能性が有るという。マチャドは最善を尽くして
守るというが、アンドリューは
マチャドの無能さの犠牲にする
つもりか
と激怒。マチャドはN.Y市警に見張らせるという。
半年前に襲ってきたのはエクナスではなく、こんな事になったのも
ブリジットが犯した過ちのせいで、誰かを責めるならばブリジット
だと語る。

ヘンリーは義父のティムに電話するが一向に繋がらない。
シボーンは彼が持って居るUSBメモリが無ければ
マーティン・
チャールズ
がポンジステーム詐欺を働いている証拠が無いと
いう。シボーンは子供が会いたがっていると言えばティムも
面会してくれるのではないか?とするが、子供をダシに使いたく
はないと否定する。ヘンリーはシボーンに対して、君の計画は
アンドリューがシボーンに対して殺意がある事が前提だとし、
姉妹を身代わりにしてアンドリューを殺人犯として刑務所に
ぶちこむものだという。しかし替え玉の事を命がけで守ったの
はどういうことかと問う。元々アンドリューにはシボーンを
殺害するつもりが無かったのか、それとも心変わりが有ったの
か。ヘンリーはこれ以上この計画を実行する意味が有るのか?と
問い成功する確率は限りなく低いことを訴える。
USBメモリをティムに預け、告発してもらえば、それだけで
アンドリューは詐欺罪として終身刑を喰らわすことは可能であり
シボーンのアンデンティティを取り戻せると語る。
しかしシボーンは私の資金源の出所はタイラーの手を借りて
作ったマーティン・チャールズ名義のダミー口座だけだという。
会社の金を流用していた事を告げる、アンドリューが詐欺で
逮捕されれば金を受け取れないという。ヘンリーはそんな金は
もう要らないと告げ、二人で暮らせれば良いのではないかと
告げる。現在持って居る金だけでも十分だと。彼女の罪は許し
難いものが有るだろうが、共に人生を築くために我慢して前に
進もうと告げる。

アンドリューが撃たれたこと。そしてオリビアがマーティン・チ
ャールズ社から居なくなった事で、アンドリューの元には朝から
投資家からの電話が鳴り響いていた。会社が危ないという噂が
有ったのである。投資家のバイロンサルキンに対して、いくら
でも説明するが人員を刷新しただけだと語る。

一方ジュリエットは4時半に母・キャサリンに逢うという。
今の私はパパにとって良い娘で無いとダメだという。ブリジット
はアンドリューに全てを告白しないかと告げるが、ジュリエット
はあくまで良い娘を演じるという。

ブリジットは
ロックスプリングス刑務所ジミー・ケンパー
刑事に電話するが、もうジミーはこの刑務所には居ないと言われる。
ブリジットはソロモンに逢うと、ジミーの事を相談する。
ジミーはメアリー・カーティスシェイリン・ブリッグス殺害
容疑で刑務所に居ること。しかしシェイリンを殺害したのは
ボダウェイであり、私は目の前でそれを見ていたのだと告げる。
ジミーは証言したら危険なので逃げろと言ってくれたのだとし、
FBI局員の半分はボダウェイとはグルだと言っていたと告げる。
ソロモンは自分なりにマチャドの事を調べたが、とても良い
誠実な捜査官だと語る。アンドリューは全ての責任をマチャド
に押しつけているが、実際には私のせいだとブリジットは語る。
ソロモンはジミーと接触して何を話そうとしているのか?と尋ねる
と、ブリジットはこのままでは居られないのでボダウェイの件
を証言するのだと語る。

11ヶ月前・ネバダ州パーランプ
マチャドは客引きしていたブリジットを逮捕し拘留していた。
マチャドは
クラブケージドで働いていたブリジットに対して、
シェイリン殺害の犯人がボダウェイである事を証言するよう
ブリジットに迫っていた。ブリジットが客引きして金を稼ごう
としていたのは逃げるための軍資金を集めようとしていたのだろう
とし、証言してくれと告げる。ブリジットが生き残る為には
保護プログラムを受ける事だという。今の君に必要なのは
まっさらになることだと。自分の為でなく恩義のあるシェイリン
の為にも証言して欲しいという。

ソロモンはボダウェイが絡んでいる事を知って、今回の件では
守る自身がないことをブリジットに語る。しかしブリジットに
は他にアテがあるという。

その頃マチャドは
ファイナークリーニング店で張り込み。
そこにやってきた客の一人がタロットカードを使ってスーツ
を受け取っているのを見て尋問する。スーツからは大金が出て
くるのが解る。

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■ブリジットの決意

今回はアンドリューを含めた家族が狙われたということで、
自分が証言してボダウェイを訴えようとする決意をしていく。
しかしあくまでシボーンという立場で、ブリジットと入れ替わ
った形で訴えようとする。

そんな計画を提案する中で、マチャドが何故ボダウェイ事件に
これだけの執着を見せているのかを知る。
マチャドは情報屋として接触していたストリッパーのシェイリン
を愛していたことを。

■ジュリエットの苦悩

ジュリエットとしては母親・キャサリンとは一緒に居たくはない
し、かと言って父親の会社が傾きかけている事実を知って、
どうすべきなのか対応に苦慮する。
ブリジットには一連のレイプ事件がキャサリンの計画の下で
実行されたものである事を告げるも、現在それを父親に言うのは
得策だと感じた様で、良い娘を演じる覚悟。

■ヘンリーの行動

シボーンに相変わらず利用されている彼。
ティムに接触して、なんとかアンドリューを訴えてさせて、
シボーンと一緒になろうと画策する。
しかしティムはヘンリーによって多大な損害を与えられそうに
なっていた事を知り、信頼感を失い、不通になる。
なんとかティムとの話合いの機会が得られるも、ティムは
情報源がタイラーに有り、そしてヘンリーが殺害したのを疑い
警察に密告する。
ある意味ヘンリー、ざまぁぁぁぁって感じ?

■ビッチなキャサリン

シボーンを殺害しようとしていたのは、キャサリンの差し金だ
った事が判明。エクナスが襲ったと思われていた案件だが、
エクナスは既に殺されてから二週間が経過しているとのこと。

2話の頃からロフトでブリジットを監視していたレックスという
殺し屋が再度襲ってきたことで、それが判明するが、まだブリジ
ットたちはキャサリンの差し金である事は分かっていない。
ただし電話をかけていたので、逆探知は可能かな。

■キャサリンに仕返しするアンドリュー

パームスプリングスの別荘を巡り、アンドリューがキャサリン
からレバレッジばりのペンジスキームならぬ不動産詐欺で
上手く金を取り返す。

気になるのは、ジュリエットがどの段階でアンドリューに全て
を告白していたのかということ。冒頭ではブリジットが
ジュリエットに対して、父親に話すべき事を訴えていたけど、
この辺も全て芝居だったという事なのか。

■ブリジット vs シボーン

ついに対面なのかと思わせつつ単にシボーンの中の心の映像が
現れただけみたいだ。未だに許すことが出来ずに居るシボーン。
全ての生活を破壊しているのに、アンドリューとの間で上手く
やりくりしているブリジットの姿を見るとシボーンも心穏やかでは
ないのは確かだろうね。

"タホに居た頃、触れるもの全てを破壊してきた。自分の人生、
私の人生、入れ替わった途端上手く行っている。私と一体何処が
違うのか。でもヘンリーは前に進めと言い貴方を許せと言った
が無理だと。"

■FBIの内通者

このドラマ結構FBI捜査官が出ているので、ダレが怪しいのか
判断としては難しいものが有る。ジミーがFBIを信じるなと言って
いた事は信じても良い事なのだろうか。ジミーは元々シボーンに
よって雇われていたので、都合良くブリジットを逃がすために
言っただけかもしれない。ただトーランスがマチャドを追い出した
という事で、この人はちょっぴり怪しいかも。

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ブリジット・ケリー (Sarah Michelle Gellar) 妹、姉シボーンに
成りすます
ヘンリー・バトラー (Kristoffer Polaha) シボーンの不倫
アンドリュー・マーティン (Ioan Gruffudd) シボーンの夫
ヴィクター・マチャド (Nestor Carbonell) FBI捜査官
ジュリエット・マーティン (Zoey Deutch) アンドリューの娘
マルコム・ワード (Mike Colter) ブリジットの話し相手
タイラー・バレット (Justin Bruening) バンクトレソン社・パリ
オリビア・チャールズ (Jaime Murray) アンドリューのパートナー
キャサリン・マーティン (Andrea Roth) ジュリエットの母

ジェマ・バトラー (Tara Summers) シボーンの親友
ボダウェイ・マカウィ (Zahn McClarnon) ギャングのボス
オリバー・チャールズ (Jaime Murray) アンドリューと共同経営
ダグ・カパティーノ (Chris Elwood) FBINY支社

チャーリー・ヤング (Billy Miller) 依存症の集い
Mr.カーペンター (Jason Dohring) ザッカリー校・教師
ジミー・ケンパー (Darren Pettie) FBI、銃を盗まれた
エリザベス・サルダーナ (Emily Swallow) N.Y市警
タワーズ (Maximiliano Hernandez) N.Y市警
グラディ・トーランス (Matthew Del Negro) FBI

メアリー・カーティス (Amber Benson) ダンサー、情報提供、死
シェイリン・ブリッグス (Nikki Deloach) ダンサー、死
アンドレア (Chelsea Tavares) ジュリエットの彼女
テッサ・バナー (Gage Golightly) 生徒
クロディーヌ (Meagan Holder) マーティンの会社の秘書
ペティボーン (Brian Hallisay) FBI捜査官
カルーソ (Adina Porter) 校長
ソロモン・ベシーダ (Sean Patrick Thomas) リムジンサービス
ティム・アーボガスト (Gregory Harrison) ジェマの父、資産家
キャサリン・マーティン (Andrea Roth) ジュリエットの母

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評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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