リンガー 〜2つの顔〜 Ringer http://www.cwtv.com/shows/ringer

Apr. 3, 2012
第20話 ゆがんだ愛 If You're Just an Evil Bitch Then Get Over It

脚本／Cathryn Humphris 監督／Roger Kumble
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アンドリューはブリジットからの電話に出ると、キャサリンの件
は上手くいく事を告げ、盗られた金も戻って、負けを知った時
のキャサリンの顔は最高だったと語る。ブリジットは彼に
またしても命を狙われた事を告げ、現在グリニッジの分署に居る
事を語る。犯人の狙いはブリジットではなくシボーンだった事
を語ると、アンドリューはすぐにそこに行くと告げる。
アンドリューは出かけようとすると、部屋からオペラの音楽が
流れるのを耳にする。キャサリンが部屋に居る事を知って追い
出そうとするが、彼女はジュリエットに逢いたいと涙ながらに
訴える。今までした事を全て謝りたいというキャサリンに対して
二度と近づくなという。キャサリンの様子がおかしい事に気が
つくと、なんとキャサリンは両手首を切って自殺未遂を図っている
事が分かる。

病院にいくアンドリューとジュリエット。
ジュリエットはキャサリンに面会すると、ママがこれまでやった
中で一番最低の行為だと非難する。死ぬふりをしても同情はしない
とジュリエットは語る。もう付き合いきれないとして病室を出る
が、担当医のラオから、アンドリューに話があると言われる。
以前にも一度、離婚を口にした際にキャサリンは自殺未遂して
いる事が有った。当時の担当医は狂言自殺だと言っていたという
アンドリュー。しかしラオによると、今回の自殺は深刻なもの
に発展する可能性があるという。ためらい傷もなく自殺している
事を指摘し、最低でも二日の入院加療が必要で、その後も専門の
施設で長期のケアが必要だという。それを約束しない限りは退院
は難しいと言われる。

ヘンリーはタワーズ刑事の元で何度も事情聴取の為に警察署に
出頭を求める。ヘンリーはタイラーと同じホテルに居たのは
執筆活動のためだとするが、タワーズは新たな証人が居るとして
ホテルの洗濯係のオクサーナを署に連れて来ていた。遺体が
見つかる直前に部屋に入るのを目撃しているのだという。

ブリジットはマチャドに逢う。
ブリジットは犯人について警察が何も教えてくれないと不満を
述べると、マチャドから犯人はレックス・バートンという
ニュージャージーに住む妻子持ち(妻:リンダ、子供マットとス
コット)だという。残っていた銃弾からアンドリューを撃ったの
銃と同じものだと判明したという。前歴が有りプロの殺し屋だ
という。しかし未だ彼を雇った人物が分からないと語る。
当時何者かから電話が鳴ったが使い捨て携帯電話だったという。
ブリジットはオリビアは容疑者として可能性はないのか?と問う
が、彼女は失踪者だという。疑わしいのであれば警察に言うべき
だとし、私は現在休職中の身であり、ボダウェイを追っている
人物に過ぎないと語る。ブリジットはマチャドに対して、以前
貴方から俺の事を信用するか?と尋ねられたが、今はハッキリと
「信用している」という。ブリジットの事も助けてくれていた
事を告げると、オリビアの件は同僚に頼んで調べてもらうという。

ヘンリーは事情聴取を終えて帰宅する。
子供のダッシュやベックスの名前を呼ぶが、待っていたのは
シボーンだけだった。買い物に行っている際に家政婦のアクフ
リッドによると、児童福祉局の人が来て子供達を連れて行った
との事だった。

ブリジットは帰宅するとアンドリューに犯人はバートンだった
事を報告する。オリビアが犯人ではないかも知れない事を語る。
そんな中でジュリエットが二人の前にやってくる。
ジュリエットは母・キャサリンの事が気になるという。
本気で死のうとしたのは私たちのせいではないかという事だった。
ママの心は本当に病んでいたのか。アンドリューは治療が必要
な事は間違いないとして、責任が有るとすれば
私のせいだと語る。パームスプリングスの不動産売却の際に、
キャサリンがよくやる色仕掛けをしてきたが、もしかすると
あの時のキスは本気だったのかもしれないと語る。しかしブリジット
は娘を取り返して前妻を犯罪者にせず金を取り返しただけだと
してアンドリューに責任は無いと語る。しかしアンドリューは
僕の取る行動はキャサリンだけでなく娘にも影響を与える事を
告げると、その事が分かっていれば大丈夫だと語る。

ヘンリーの子供がティムの家に居る事を知って取り戻しに行く
というヘンリーだが、無実を証明した後でないと無理だという。
しかも証明することは無理であり殺したのは僕なのだからという。
シボーンは全ては自分のせいだと語る。
シボーンは密かに身重の体でソーホーダイヤモンドホテルへと
赴くと、オクサーナに対して金を渡して証言を取り消してくれる
よう頼む。しかしオクサーナはタワーズの元に行くと、シボーン
から金を渡された事を報告する。

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■ブリジットを襲ってきたモノ

ロフトで襲ってきた犯人はシボーンが雇ったものかと思っていた
けど、今回の一件で全てが明らかになった。
犯人のレックスを雇ったのはキャサリン。
キャサリンはクリーニング店のオスターマンを介して殺し屋を
派遣してもらっていたこと。ブリジットが使っていた使い捨て携帯
をキャサリンが盗みその携帯から電話していた事。
シボーンが携帯を盗んだと思っていたので、何らかの関与が有る
のかと思っていた。
そしてブリジットはジョン・デラリオ(チャーリー)によって銃を
処分してもらったけど、その銃が使用されたみたいだ。

オスターマンとは実在せずボダウェイなのかなと思っていたけど、
実際には存在した。

犯人がボダウェイ説、オリビア説が流れる中で、ようやく展開
としては落ち着いてきた感じだね。

■シボーンの計画

シボーンはブリジットに復讐する事を口にしていたので、何処かで
ブリジット殺害未遂に関してシボーンが関与しているかと思ったけ
ど、今のところ殺しの件ではFBIのジミー・ケンパーの流れだけに
関与している感じだね。もうシボーンが深くドラマを主導する事
は出来なさそうだね。

■キャサリンの暴走

ジュリエットの頼みとはいえ、この人とブリジットを一緒に
置いておいたらヤバいだろうと思っていたけど、ジュリエット
もアンドリューも安易に人を家にあげすぎ。
薬を飲めば大丈夫だとするけど、殺意や憎しみ、嫉妬心は薬で
抑えられるものでも無いだろうし、一体何をしているんだかと
いう感じ。
最後にブリジットは抗不安薬を大量に飲みされたのかそれとも
睡眠薬を飲まされたのか。とりあえず毒が盛られた訳ではない
のでは即死しなかった事だけは幸い。

■ティムは何をしようとしている?

ヘンリーから子供を取り上げ、ヘンリーを破滅させようとする
のは分かるけど、アンドリューを助けようとしているのは何故
なのだろうか。

しかしティムがヘンリーを見限る姿はある意味滑稽だったかも。
ヘンリーがまた逮捕されないというのは、刑事たちが如何に無能か
を現しているな。

それよりもティムは私立探偵を雇ってヘンリーの行動を調べていた
みたいだけど、ブリジットとシボーンの正体がティムには伝わっても
おかしくないのではないのか?

■ブリジットが殺した犯人

ブリジットがロフトで襲われた際に、遺体が消えた事が有ったけど
その遺体を回収していたのがバートンだった。
バートン家の地下室の冷凍庫から出て来た時には驚いたけど、
なんでわざわざ回収してくれたのだろうか。
オスターマンに恩を着せたのか。

それよりも殺人犯の自宅に令状がなかなか下りないとはどういう
事だ。

■そろそろブリジットは正体を白状したらどうか?

もうそろそろ明かしても良い頃だと思うけど、未だに明かさない
所でドラマが都合良くも面白く動いてしまっているところが
有るね。