リンガー 〜2つの顔〜
Ringer

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Apr. 10, 2012
第21話 意外な関係 It's Called Improvising, Bitch!

脚本/Scott Nimerfro 監督/Janice Cooke
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キャサリン精神的な病気だという事で治療を受けるという名目
で施設には送られず、とりあえず通院治療をする事になる。
ジュリエットが居なくなったマーティン家には、ブリジットと
キャサリンの二人が残される中、二人は紅茶を飲んでいると、
突然ブリジットは目眩で正視できなくなる。フラフラっと
自分のバッグを探しに行くと
キャサリンのバッグで中には、
ロフトで殺し屋から奪い取った携帯電話が入っている
事を知り、
盗んだのはキャサリンであり、殺し屋を雇ったのもまたキャサリン
だと知る。
床に倒れるブリジットに対して、キャサリンは
パソコン上で
遺書
を書く。もちろんブリジットが財産の全てを失う事で失望
して自殺するという内容だった。
遺書を書き終えると、キャサリンはブリジット(シボーン)が
亡くなったと聞かされた時の驚いた表情の練習をする。

8ヶ月前のマンハッタン。
シボーンはキャサリンが住んでいるマイアミの不動産を取り上げ
ようとしていた。30日の猶予を与えるので出て行ってという。
キャサリンは私の家だと主張するも、シボーンは冷徹にそれを
認めようとしなかった
更にキャサリンはシボーンがジュリエットの事を勝手に寄宿学校
に入れようとしている事に激怒していた。
娘の事は私が決めるのだというキャサリンに対してシボーンは
ジュリエットに必要なのはアルコール依存でふしだらなパート
タイムの親だとし、貴方には判断力が亡いと突きつけられる。

またキャサリンはジュリエット本人からもママには二度と会いたく
ないと言われた事がショックで、母親がキャサリンでなくシボーン
ならば良かったと言われていたのである。

キャサリンはシボーンが眠っている
バスタブに水を入れ自殺の
偽装工作
をする。キャサリンはセラピーへ行きますとメッセージ
を書き残し、電話線を繋いで家を出て行く。

マチャドはシボーンに対して、キャサリンと一緒にいるのは危険
だと忠告の電話をしようとするが繋がらない事を気にしていた。
すぐにブリジットのマンションに行こうとする。

キャサリンはドアマンのケニーと挨拶を交わし、ハイヤーを
止めてもらうが、
キャサリンはバッグの中に殺し屋の携帯電話が
無い事に気がつく
とまた部屋に取りに戻る。

マチャドはアンドリューのオフィスに電話するが、彼は不在だと
クロディーヌに言われる。
マチャドはブリジットの家に向かう中で駐車場でFBIのトーランス
に同行を求められる。

5ヶ月半前のマイアミ
キャサリンは自宅に居る中でオスターマンから、予定通りに
シボーンの殺害は上手く行かなかったと報告が入る。
手下がシボーンに返り討ちにあったとし、女の事を甘く見すぎて
いたと言われる。
殺し屋が手にしていた携帯電話をシボーンに
取られてしまい
、何か有ればFBIに電話を渡すと脅されたという。
キャサリンは別の殺し屋を早く派遣するよう要求するが・・・

アンドリューが自宅に戻りブリジットを捜す。
キャサリンはアンドリューと鉢合わせしてしまい、彼女は
シボーンが現在私の薬を取りに行ってくれていると語る。
アンドリューはシボーンの携帯に電話し、今日ティムから興味深い
提案が有ったと留守電に吹き込む。
アンドリューは寝室に戻りネクタイを変えていこうとすると、
キャサリンがそれを止めようとする。不自然に感じたアンドリュー
は寝室に向かうと、バスタブに水が流れている音を聞き、
寝室に入るのは禁止だとシボーンに言われているだろうと語る。
決してシボーンの好意を踏みにじるなというと、今回の件は
黙って居ると約束。キャサリンはアンドリューに優しいわねと
告げるが、アンドリューは決して君に愛情があるわけではない
と告げる。そんな中、
バスルームから水があふれ出てくるのを
見つけ、アンドリューはバスルームを覗くとブリジットが
バスタブに沈んでいるのを見つける。すぐに人工呼吸で
何とか一命を取り留めるが、キャサリンはアンドリューに銃を
突きつける。

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■ボダウェイは関係なし

ドラマでは終始一貫してボダウェイの存在を散々煽っていたけど、
とりあえずシボーンの事を狙うボダウェイの姿は皆無という感じ
でかなり肩透かしに終わっている部分は有る。
散々ドラマの冒頭でボダウェイの言葉を連呼しているので、
視聴者も洗脳に近い誘導のされ方をしているのかも知れないけどね。

マルコムはボダウェイに殺されてしまったのだろうか。彼が出て
こないのがちょっと不気味だね。

■キャサリンの失敗

今までブリジット(シボーン)を狙っていたのがキャサリンだった
という全容が描かれ、そしてその先にはオリビアの存在が浮かび
上がってきた。
キャサリンは一度目の失敗をした際には、失敗して良かったとし
馬鹿な事をしたと訴えるも、その後再び殺意が発動しているという
辺りは、唆したのはオリビアという事なのか。

それにしてもドラマとはいえキャサリンは悠長にマーティン家
に居座りすぎだろうって感じ。
完全犯罪するには色んな所に証拠が残りすぎているし。

そもそもキャサリンには隙が有りすぎるので、アンドリューが
襲いかかれば銃を簡単に取り上げられた感じもする。

■携帯電話

ブリジットがマルコムとの連絡に使っていた携帯が盗まれたのか
と思っていたけど、キャサリンが持って居たのは、昔ブリジット
がロフトから襲われた際に犯人から残した携帯電話の存在が有った
んだなと今更ながら気づかされた。
キャサリンもすぐにシボーンを殺せば良かったのに、後悔させる
時間を与えた所がキャサリンのミスなのか。

■FBIが使えなさすぎてヤバイ

マチャドも大概にしろみたいな無能っぷりが描かれていたけど、
それを上回るトーランス。そしてマーティン家を訪れた
ダンカンとロイもまた、ちゃんと見抜けよ的展開だった。

アンドリューが名刺の裏にマンデーと書いて渡そうとする際に、
突然キャサリンが銃をちらつかせる辺りのベタな展開がなんだか
滑稽だった。

■シボーンは相変わらず

シボーンはキャサリンから全てを奪い、ブリジットはシボーンから
全てを奪ったという構図。
それにしてもシボーンは余程金に執着していたのか、キャサリン
から恨まれるだけの態度を見せていた事が描かれているな。

再度オクサーナに証言の取り下げを求めに圧力をかけにいくシボー
ン。ロシアからの不法移民の話は何処まで本当なのかわからない
けど、高級コールガールをしていることだけは本当なのかな。
ウォッシュバーンと麻薬をやりながらHしている最中に過剰摂取
で死亡。クローゼットの中で陣痛と闘いながらその様子を見なけ
ればならない辛さ。

■シボーンは無事出産

双子を出産。自分たちも双子で、その遺伝子が引き継がれている
のだろうか。しかしヘンリーはシボーンの子が自分の子供では
無いのではないかと疑う姿が有る。
まぁ当然だろうけどね。
シボーンはそもそもヘンリーと金どちらが大切なのだろうか。

■オリビアとキャサリンの関係

この二人、元々はアンドリューを通して知り合いだったという
設定なのか。6週間前に追い出されたキャサリンがオリビアの元に
身を寄せた際に急に仲良くなり始めた感じで、最初にブリジット
を襲った際にはキャサリンの単独で行った事だけど、今回の
件ではオリビアも関与していたという形なのか。

■ティムは何故アンドリューの会社を助ける?

まだこの謎は明かされていない。
先代からの付き合いだからなのか。
それとも設ける為のロジックをティムが見出したモノなのか。


■検索用キーワード

・The Dordonna 626 パークアベニュー マーティンのアパート
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・人の幸せを横取りして生きようなんて惨めな生き方

ブリジット・ケリー (Sarah Michelle Gellar) 妹、姉シボーンに
成りすます
ヘンリー・バトラー (Kristoffer Polaha) シボーンの不倫
アンドリュー・マーティン (Ioan Gruffudd) シボーンの夫
ヴィクター・マチャド (Nestor Carbonell) FBI捜査官
ジュリエット・マーティン (Zoey Deutch) アンドリューの娘
マルコム・ワード (Mike Colter) ブリジットの話し相手
タイラー・バレット (Justin Bruening) バンクトレソン社・パリ
オリビア・チャールズ (Jaime Murray) アンドリューのパートナー
キャサリン・マーティン (Andrea Roth) ジュリエットの母

ジェマ・バトラー (Tara Summers) シボーンの親友
ボダウェイ・マカウィ (Zahn McClarnon) ギャングのボス
オリバー・チャールズ (Jaime Murray) アンドリューと共同経営
ダグ・カパティーノ (Chris Elwood) FBINY支社

チャーリー・ヤング (Billy Miller) 依存症の集い
Mr.カーペンター (Jason Dohring) ザッカリー校・教師
ジミー・ケンパー (Darren Pettie) FBI、銃を盗まれた
エリザベス・サルダーナ (Emily Swallow) N.Y市警
タワーズ (Maximiliano Hernandez) N.Y市警
グラディ・トーランス (Matthew Del Negro) FBI
ヒュウソン (Dylan Ramsey) FBI捜査官
ペティボーン (Brian Hallisay) FBI捜査官

メアリー・カーティス (Amber Benson) ダンサー、情報提供、死
シェイリン・ブリッグス (Nikki Deloach) ダンサー、死
クロディーヌ (Meagan Holder) マーティンの会社の秘書
ソロモン・ベシーダ (Sean Patrick Thomas) リムジンサービス
ティム・アーボガスト (Gregory Harrison) ジェマの父、資産家
キャサリン・マーティン (Andrea Roth) ジュリエットの母

レミー・オスターマン (Jonathan Banks) ファインークリーニングボス
オクサーナ・シェゴルビッチ (Dasha Flynn) ソーホーダイヤモンドホ
テルの清掃人
レックス・バートン (Jordan Marder) 殺し屋

ウォッシュバーン・ミルター (Dylan Neal) オクサーナと関係
ロイ (Gonzalo Menendez) FBI
フランク・ビンゴ (James Madio) パスポート偽装
ケニー (Ken Hanes) ドアマン
--- (Roxanne Beckford) Doctor
--- (Elizabeth Higgins Clark) Nurse

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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