リンガー 〜2つの顔〜
Ringer

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Apr. 17, 2012
第22話 偽りが終わるとき I'm the Good Twin

脚本/Eric C. Charmelo、Nicole Snyder 監督/Eriq La Salle
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アンドリュージュリエットたちが見守る中で二度目の結婚式
を行う。互いに相手の事を愛し敬い、そして慈しむと誓い合う。
親友のグリア、そしてヘンリーも結婚を祝う中でボダウェイ
現れる。
そんな悪夢から目覚めたブリジットは隣でアンドリューが寝て
いることに気がつく。

ブリジットは薬物依存の会へといき、ようやく麻薬を絶って
一年目の証をもらったことについて、同じ境遇にいるものたち
に心情を吐露する。スポンサーのマルコムが居てくれたお陰で
あり、麻薬に溺れていた時には人生投げやりで、誰とも繋がって
いなかったが、この7ヶ月は人を受け入れた結果、受け入れて
もらえた事を告げ、人生はステキだと言えるようになったと。
再びバージンロードを歩く日まであと数日だと語り、アンドリュー
バハマで式を挙げようと言ってくれている事を告げる。
でもその前に隠し事は辞めなければならないとして、今夜全て
を打ち明けようと思っていると語る。家族に本当の私が誰か
という事を。

ブリジットはソロモンにも今日のディナーの席で全てを打ち明
けようと思っている事を告げると、リスクが高いので辞める
べきだと反対される。シボーンだと思われているからこそ安全
で居られるのだとするが、愛する二人をこれ以上欺し続ける事は
出来ないという。真実を打ち明けて、アンドリューが受け止めて
くれると思っているのか?と。

ティムはアンドリューに逢う。
ティムが
マーティン・チャールズ社を買収したのはビジネスで
有り節税対策だと語る。借りが出来たとしてアンドリューは
ティムにお礼を言う中で、ブリジットがオフィスにやってくる。
ティムはヘンリーとシボーンが一年以上不倫していた事実を知っ
て、ヘンリーだけでなくシボーンの事も許さないと感じていた。
ブリジットはアンドリューに対して今夜は夕食を作る事を告げる。
アンドリューはティムに近々二度目の結婚式を行おうとしている
事を告げる。

ブリジットはアンドリューと二人っきりになると、ティムの
お陰で刑務所に行く事は避けられたと語る。ブリジットは貴方に
刑務所は無理だとし、私も面会だけの関係は無理だと語る。
アンドリューはブリジットが許してくれたお陰でまたこうして
やり直すことが出来たのだと語ると、誰もがチャンスをもらう
べきだとブリジットは強調して語る。

ヘンリーは双子を産んだシボーンの元へ。
双子ガールズに名前をつけないといけないのではないか?と問う
と、シボーンは名前をポーシャリーガンにするという。
フラニーとゾーイよりは格式が高いシェイクスピア劇からの
名前(ポーシャ=ブルータスの妻、リーガン=リアの次女)かと告
げる。ヘンリーはもう嘘と企みはウンザリだとして、退院
出来たらここを離れて俺の実家の近くに行こうと告げる。シボーン
は何の企みもない事を告げるが、未だにブリジットに憎んでいる
事を指摘し、俺を失うくらいならば復讐は辞めると言っただろうと
告げる。一緒にやり直すためには前に進もうと。

FBIデンバー支局
マチャドはウェイラーに呼び出されると、職場復帰を認められる。
ただしボダウェイの捜査は今後しない事が条件だという。
マチャドに意見を言える立場にはない事を告げ、職場を去るか
ボダウェイの捜査から外れかのどちらかだと言われる。

そんな中ペントハウスにいたブリジットの前に刑務所に居る
ハズの元FBI捜査官のジミーが現れる。ジミーはブリジットに
危害は加えないと告げる。殺人罪で終身刑になっているハズなの
に何が望なのか?と問うと、ジミーは君がブリジットかシボーン
かはどうでも良い事を告げ、もうボダウェイの犬は辞めると
告げる。前のように俺に金をくれと告げ、金をくれなければ
ブリジットを探し出すか、お前を殺してボダウェイにブリジット
だとして差し出すだけだと語る。

7ヶ月半前、
ロックススプリングス
"
殺人事件の公判始まる"。テレビではボダウェイのことが取り
上げられる中、バーでその報道のテレビを見ていたジミーの
前にジョン・デラリオが接触。更に隣にはシボーンが居た。
ジミーはブリジットの護衛を担当していた為に、何をしているの
かと驚くが、双子の姉・シボーンだと知る。ジミーに対して、
ブリジットを脅して、私の元に会いに来させるよう誘導すれば
ボダウェイから支払われた額の三倍は払う
と告げる。

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■いよいよ最終話・・・的感想

エピガイばかり書いていると飽きるので、感想も書く。
やっぱり中途半端にドラマが終わってしまったけど、先日まで
見終わった「アルカトラズ」よりはマシだった。
残念なのは、双子の対面シーンが最後まで描かれなかった事か。
シボーンが犯した全容は全ての人に明かされる事も無かったし、
何よりもブリジット本人には、シボーンが生きていて、復讐する
為に動いていた事をヘンリーに聞かされた程度のものなので、
何処まで本人がその言葉を信用したのかは謎。

結局の所愛情よりも、嘘を付かれる事への信頼感が優先される
格好でどのエピソードも終わってしまい、幸せは訪れなかった。

マルコムも遺体っぽいものが見つかったみたいだが、誰に殺害
されたのか、そして本当に本人の遺体なのかどうかはハッキリ
しないまま、次のシーズンがいつでも作れる伏線になっている
感じだけど、残念ながら世界中で嘆願が叫ばれる中、どの
ネットワークでも続編制作の報道はないみたいだ。

■ヘンリー

凄くムカツク人物だったけど、その人物が最後になってようやく
目覚めるようにして、シボーンの金を全て巻き上げた。
シボーンの子供はヘンリーの子供では無かった様だが、それで
もヘンリーは受け入れようとはしていたらしい。ただシボーンが
嘘をついた事で結局見限った格好で、グダグダな関係をようやく
蹴りをつけた様だ。

ティムからアンドリューにシボーンがヘンリーと浮気して居た
事を聞かされて、ヘンリーにパンチ。ざまぁ〜状態。この時ばかり
はアンドリューが良い奴に見えたぞ。

■これまでの7ヶ月

日本のドラマならば、嘘を付かれたことよりも、7ヶ月の間で
培った信頼関係を優先して最後はアンドリューが許すという
シナリオを描きそうなものだけど、アメリカのドラマはそう簡単
にハッピーエンドを迎えさせないようだ。
ジュリエットくらいはブリジットの事を許すのかなと思って
いたけど、凄い拒絶感で拒否されてしまった。まぁ当たり前と
いえば当たり前だけど、そう簡単に否定できるものなのかという
感じもする。あんたは母よりもタチが悪いと、あのビッチなジュ
リエットにまで三行半を突きつけられるのだから最悪だ。
ブリジットとしても路頭に迷う事になったけど、この双子姉妹
に関わった人物は悉く亡くなってしまったね。不幸を呼ぶ
サゲマン(死語)的女性シスターだった。

■マチャド

結局死んだ人物よりも生きている自分を優先。
ボダウェイ逮捕も諦める中で、ブリジットからボダウェイが
家に来ている事を言われて動いたのが精一杯。

いい加減このアパートのセキュリティの甘さには驚くモノが
有り、ブリジットの知り合いならば誰もが容易に室内に入り
込めてしまうのはかなりの違和感が有った。

■ソロモン、君だけだ

このドラマで唯一好感を持てたキャラはソロモンだけだった。
まさにソロモンが鍵。きっとシーズン2は、クールミン島救出作戦
ならぬ、バハナ救出から始まるに違いない。

■悪運が強い双子

誰が襲ってきてもこの二人絶対死なない。
ボダウェイよりある意味最強だったな。

■使用された曲

・Soma Sonicの"Could It Be Real (remix)"


■検索用キーワード

・マリッジソング
純粋で清らかな愛しい人、類いなき存在、明けの明星もたじろぐ
美しさで夜を照らす、昼の輝きは尚更で、この上なくまばゆい。
・サウスブロンクス ジミー ボダウェイ 殺害される
・9月8日 ハンプトンズ シボーンとデラリオ ティプトンズリーフ
・嘘の上塗り 一つでも真実を口にしたことが有るのか?
・一年前 クラブケージド シェイリン 殺害現場
・9月9日 デラリオとシボーン ボートを借りる 4時17分 監視カメラ
自殺した3時間後の映像

ブリジット・ケリー (Sarah Michelle Gellar) 妹、姉シボーンに
成りすます
ヘンリー・バトラー (Kristoffer Polaha) シボーンの不倫
アンドリュー・マーティン (Ioan Gruffudd) シボーンの夫
ヴィクター・マチャド (Nestor Carbonell) FBI捜査官
ジュリエット・マーティン (Zoey Deutch) アンドリューの娘
マルコム・ワード (Mike Colter) ブリジットの話し相手
タイラー・バレット (Justin Bruening) バンクトレソン社・パリ
オリビア・チャールズ (Jaime Murray) アンドリューのパートナー
キャサリン・マーティン (Andrea Roth) ジュリエットの母

ジェマ・バトラー (Tara Summers) シボーンの親友
ボダウェイ・マカウィ (Zahn McClarnon) ギャングのボス
オリバー・チャールズ (Jaime Murray) アンドリューと共同経営
ダグ・カパティーノ (Chris Elwood) FBINY支社

チャーリー・ヤング (Billy Miller) 依存症の集い
Mr.カーペンター (Jason Dohring) ザッカリー校・教師
ジミー・ケンパー (Darren Pettie) FBI、銃を盗まれた
エリザベス・サルダーナ (Emily Swallow) N.Y市警
タワーズ (Maximiliano Hernandez) N.Y市警
グラディ・トーランス (Matthew Del Negro) FBI
ヒュウソン (Dylan Ramsey) FBI捜査官
ペティボーン (Brian Hallisay) FBI捜査官

メアリー・カーティス (Amber Benson) ダンサー、情報提供、死
シェイリン・ブリッグス (Nikki Deloach) ダンサー、死
クロディーヌ (Meagan Holder) マーティンの会社の秘書
ソロモン・ベシーダ (Sean Patrick Thomas) リムジンサービス
ティム・アーボガスト (Gregory Harrison) ジェマの父、資産家
キャサリン・マーティン (Andrea Roth) ジュリエットの母

グリア・マドセン (Madchen Amick) シボーンの友人
ロイス・ウェイラー (Vanessa Bell Calloway) FBI上司
--- (Holly Gagnier) Nurse
--- (Alexis DeLaRosa) NA Member
--- (Kathleen M. Darcy) Officiant
ケニー (Ken Hanes) the Doorman
--- (Max Napolitano) Wedding Guest

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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