サニー with チャンス Sonny with a Chance 主題歌:デミ・ロヴァート『So Far, So Great』 http://www.disneychannel.jp/disneych/program/supersite/sonny/

第5話(26) ハイスクール・ミゼラブル High School Miserable

脚本／Josh Herman、Adam Schwartz 監督／Carl Lauten
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サニーたちは"ニュージャージーの本当のプリンセス"のコント
を行う。サニー(SNOWY)、トーニ(CINDY)、ゾーラ(BEAUTY)が
お姫様役で毒舌を語るコント。最後はサニーが差し出した
林檎でトーニが倒れてしまうというオチだった。

コントが終わり控え室にいると、自分たちの待遇の悪さが気に
なる。しかも明日は朝10時入りのスケジュールだと聞いて、
まるで農場で働いているみたいだというニコ。このスタジオは
最低だというが、サニーは夢を実現しているのだから感謝すべき
ではないかとみんなを宥める。マーシャルがやってくると、
トーニたちは対応の悪さに文句を言うが、君たちはコントの
お姫様とは違うとして一蹴される。するとニコたちは対応の改善
を求めようという。それならば社長に掛け合えば良いとする
サニー。かつて自分が通っていた学校では自販機にジャンクフ
ードしか無かったので校長に抗議したら林檎に変えてもらった
実績があるとし、自分が社長宛てに手紙を書くという。

翌朝、朝10時からリハーサルの為にスタジオ入りする。
今日はゾーラが主人公の"サリージェンソン弁護士"のコントから
だった。しかしそこにマーシャルがやってくると、社長に抗議
の手紙を出したのか?と問われ、社長はこの件を重く見ていると
いう。早速効果が有ったのか?と思わせるが、逆に社長は感謝の
気持ちが足りない君たちのことに失望していたのだとし、
新しい出演者を入れる事にしたのだという。トーニはサニーを
受け入れるだけでもいやだったのに・・・と呟く。
そんな中、新しくレギュラーとして加わるのがダコタだと分かる。
ゾーラは悪魔だと告げる。しかしその言葉はダコタに向けられた
ものではなくサニーに向けられたものだった。

ダコタはゾーラの役である"サリージェンソン弁護士"の主役の座
を奪ってしまう。ダコタ本人はこんなのやりたくないが父親から
言われて仕方なくやっているとし、本当は家で絵を描いていたい
という。サニーは追い出すための作戦を決行しようという。
しかし失敗し、ダコタによって楽屋に縛り付けられるサニー。
次は"病気ヴィッキー"をダコタがやることになったとし、その
ウチグレイディの"ドルフィンガール"や、トーニの"ガシーのお
婆ちゃん"、そしてニコの"海賊ラッパー"も取られるぞとサニー
は忠告する。社長に直談判して、ダコタなのか自分たちなのか
選んでもらおうという。
社長が取ったのはダコタで、ソーランダムのメンバーは首になり
公立校へと通う普通の学生となってしまうのだった。
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サニーたちは主演者に対するスタジオの対応に不満を持ち改善
を求めようとして強気に出るが、なんとそれが裏目に出て、
主演者の座を降ろされてしまう。サニーはそれでもそのうち、
マーシャルの方から頭を下げて迎えにくるはずだと考えるが・・・

最悪な状況に陥る中で、グレイディだけがなぜかいじめっ子に
対して恋心を抱いてしまう様な展開が用意され、一人だけ
特異な行動を取っていた。

サニーがよかれと思って行う行動がすべて裏目に出てしまうところ
など面白くできているし、公立校でも自分たちと同じような人たち
が存在していて、十分にやっていけるものだとしつつも、相手に
されないところは、テレビ出演者としてはかなりショックだった
ことだろう。

ロッカーに閉じ込められてしまうサニーの姿。
そんなことをされてもポジティブシンキングのサニーがいじらしい
所も有った。

比較的最近このドラマのオチとして使われるミュージカルネタで
締めくくられる辺りも面白く、この学校では歌や踊りが禁止されて
いるとする辺り、映画「フットルース」の転校先じゃあるまいし
なんで禁止なのかと小一時間だったけど、出ないと思っていた
チャドがいきなり登場して、若者の人気者の象徴として、うま
くサニーたちと対照的立場をもってオチの中に絡めてきたなと
いう感じだった。

結局全員が同時にみた幻覚だったのか。