サニー with チャンス Sonny with a Chance 主題歌:デミ・ロヴァート『So Far, So Great』 http://www.disneychannel.jp/disneych/program/supersite/sonny/

第13話(34) サニー、クマになる The Problem with Pauly

脚本／Adam Schwartz、Josh Herman 監督／Shelley Jensen
--------------------------------------------------------
子供用長寿番組"Pauly and Pals"(ポーリーと仲間たち)。
サニーは仲間達を連れてポーリーに会いに来る。
サニーは子供の頃からのポーリーと呼ばれる熊のキャラクター
の大ファンで、ポーリーの言葉を守って来たという。

約束を守ると言うこと、そして親の言うことを守るという事。

しかし仲間達は10ドルくれるというから付き合ったのだとして、
約束を守って払うようサニーに要求する。
そこにはコンドル社長の姿も有った。
ニコたちは楽屋に入るポーリーの姿を見て、サニーの背中を押し
ファンならば逢ってサインをもらってこいという。
サニーはサインをもらうために楽屋に入ると、ポーリーはサニー
が大人だと知り、突然着ぐるみから脱ぎ出す。中からハンクと
いう男性が出てきた事でサニーは幻滅するが、ハンクからは
もう子供じゃないんだろうと言われ現実を受け入れる。
まさか25年も続くとは思わなかったという彼。サニーは記念に
サインをもらうと"クマっちゃう程好き"とメッセージ入りの
サインをもらう。サニーはもう一つお願いがあるとし、着ぐるみ
に着せて欲しいという。ハンクはサニーがあまりにもポーリー
に詳しく、物まねも上手いことから、素晴らしいと絶賛され
是非変わりにやってみないか?という。明日のイベントで変わっ
てやってみないかと言われるが、サニーはチャドとの
付き合ってから7週間の記念のディナーの約束が有るとして
断ろうとするが、結局一時間だけという約束で変わりにポーリー
の着ぐるみに入ることになる。

ピターマン先生の授業で、先生から珍しく、小テストとは名ば
かりの恋愛相談をされる。先生の飼い猫のDr.ミトンズを彼氏
に紹介すべきかどうかというものだった。危険な賭けだが
逢わせたらどうかと言われる。

サニーは一時間だけの約束で着ぐるみに入る中、ニコとグレイ
ディがオンラインゲームをしている所にチャドがやってくる。
バラの花を持ってやってきた彼はサニーの姿を探していた。
サニーならば居ないとし、もしかすると振られる兆候なのでは
無いか?とニコたちはからかう。すっぽかしは別れる前の第一
段階であり、電話に出なくなると第二段階に入ると言われる。
チャドは心配になりサニーに電話するが、コンドル社長は
ポーリーに対してイベントの時には電源を切るよう言われ、
電話の電源を切ってしまうのだった。
すぐに電話を切られたことを知って、ニコたちは自分たちの
仲間だとしてチャドを迎え入れるのだった。
--------------------------------------------------------

子供たちから好かれている熊のポーリー。
サニーも幼い頃から見ていた事も有ってポーリーに会いに行く。
当然中に大人が入っているであろう事は理解しているが
サニーはその現実から目をそらそうとする中、ポーリーの中に
入っているハンクから変わりに着ぐるみを着て子供たちと
逢ってみないかと言われ1時間だけの約束でイベントに出る。

着ぐるみの中の人間を見せられる事で、舞台の裏側感を思いっ
きり見せられるものが有ったけど、大人になって尚ポーリーの
言いつけを守るサニーの純粋さみたいなものが描かれると共に、
チャドもまたそんなクマを大好きだったという事実が発覚し、
名実共にサニーとお似合いって感じの展開だった。

若干全てに於いてエピソードの繋がり方が強引だったような
感じもする。
チャドが熊に悩み相談しに行くはずが、実際に中に入っている
のがサニーで、彼の悩みを聞いてしまう下りとかお約束では
有るけど、面白い流れだった。

それよりもビターマン先生とハンクの繋がりというのが意外
といえば意外。ハンクはクマのダジャレを話していたけど、
ビターマン先生はネコで失敗したことで寝込みそうだとダジャ
レを語る。

熊と猫は仲が悪いのか。
ネコが襲うネタはよく見かけるよね。
自分の感想の中でも何度も登場しているけど、やはりネタと
してはモンティ・パイソンの映画を思い出す。

ハンクが着ぐるみに入るのを嫌がっていたけれど、ポーリーが
子供にとっても、それを見た大人にとっても影響力が有る
のかが上手く描かれていた。