第20話 父との再会 Dead Man's Blood

脚本／Cathryn Humphris、John Shiban 監督／Tony Wharmby

コロラド州マニングでダニエル・エルキンスが殺害される。
不自然な亡くなり方に警察も見解に困っていた。
その事件を新聞で見かけたサムとディーン。ディーンはダニエル
の名前を父親の残したノートの中で見かけていた。

今回は吸血鬼の話し。

これまでの通念である吸血鬼の特徴を否定した感じの吸血鬼が
登場してくる訳だが、人間の生き血を啜るというのは一緒。

父親が息子達と合流し、一緒に立ち向かう。

ドラマとして面白かったのは、サムとジョンの葛藤かな。
サムは子供扱いされるのを嫌っているし、父親のこれまでの
人生を否定するような言い方をしていた。

一緒に闘うことを否定する父親に息子たちがすり寄っていく話し
で、今後共に闘っていくことを決定づけるエピソードだった。

またモンスター退治しているのはウィンチェスター家だけでなく
その他の存在が居るというのも興味深い。

妖怪ならばなんでも倒せる銃・コルトリボルバーを手に入れたが
今後心強い武器になることだろう。

さて今回のドラマ、アジトに乗り込むときに吸血鬼が全員寝て
いるところを潜入していく訳だが、皆一斉に寝ている吸血鬼の
姿が不気味だった。映画「エイリアン4」でエイリアンが羽化
する前の卵の部屋が有ったが、あれを見たときの衝撃に似ている。

あれだけ居る吸血鬼全員を倒しきれなかったが、放置して置いた
ままでいいのだろうか?

出演
ジャレッド・パダレッキ (サム) 次男
ジェンセン・アクレス (ディーン) 長男
サマンサ・スミス (メアリー) 母親
ジェフリー・ディーン・モーガン (ジョン) 父親
エイドリアン・パトリック (ジェシカ) サムの彼女
ニッキー・エイコック (メグ) 悪魔が送り込むエージェント
ジム・ヴィーバー (ボビー) ウィンチェスター家の古い友人

guest
Brenda Campbell (ベス)
Christine Chatelain (ジェニー)
Warren Christie (ルーサー) 吸血鬼ボス。両親をダニエルに殺される
Terence Kelly (ダニエル・エルキンス) 霊ハンター
Anne Openshaw (ケイト) ルーサーの恋人
Sean Tyson ... Trucker
Dominic Zamprogna (ビウ)

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)