スーパーナチュラル SUPERNATURAL (シーズン2)

第9話 感染 Croatoan

脚本／John Shiban 監督／Robert Singer
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ディーンは銃を片手に椅子に縛られている男に向かって今にも
発砲しそうになっていた。男はボクは違うと訴えるも、仕方が
無いのだとしてディーンは撃つ。
そんな夢を見たサムは、目が覚める。
サムはディーンを連れて夢で見たオレゴン州・リバーグローブ
へと向かう。クレーター湖がある場所。サムはディーンに
暗い部屋で男が椅子に縛られていた事を語り、兄が撃とうとし
ていた事を語る。取り合えず現地に行き、椅子の男を捜そうと
いう。

二人は現地に着くと、リバーグローブ商工会議所で、そこに
いた男に尋ねる。自分たちは特別捜査官だというサムとディー
ンは、ある男を捜しているとし、特徴は髪の毛の生え際に傷が
ある男だと告げる。男は曹長と呼ばれている元軍人だった。
曹長は恐らく探している人物はドゥエイン・タナーだという。
現在アスペンウェーに居るだろうとの事。

そんな中、サムは建物の柱にある傷が掘られているのを目に
する。そこには"クロアトアン"と書かれていた。ローノークの
事を思いだし、そこは16世紀のイギリス植民地だったが、そこ
から突然大量失踪事件が起きた場所だという。この町でも人が
居なくなろうとしているのか。

タナー家を尋ねるが、そこに居たのは弟のジェイクで、兄は
ロズリン湖まで釣りに出かけたという。母親から話が聞きたい
とするが出かけていると言われる。
サムとディーンはただならぬ事が起ころうとしている感じが
して、すぐにボビーやエレンを呼ぼうとして電話を掛けようと
するが圏外で繋がらなかった。公衆電話も一切通じず違和感
を覚える。

タナー家の様子が気になり窓から覗くと、ジェイクと父親は
椅子に縛られている母・ベバリーの事を殺害しようとしていた。
ディーンは父親を射殺し、サムは逃げ去るジェイクに銃を向ける
が撃つことは出来なかった。

すぐにベバリーの事を町医者であるリー先生の元に連れて行く。
ベバリーは息子と夫が襲ってきたが、何故襲われたのか
分からないと語る。
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■ディーンは果たして男を殺害するのか

そんな夢から始まった今回のドラマ。
サムに取ってみれば気になる事だけど、元々指名手配犯に
なっている事だし、もう何をしても恐れることはないか?

■ゾンビ的内容

ただゾンビの様にゆっくりと襲いかかってくる映像は無かった
けど、医者達と共に施設内で敵が来るのを恐れている辺りの
描写はジョージ・A・ロメロの映画っぽい味付けだったね。

■集団失踪事件

もの凄い感染力で、ウィルスによって人が悪魔のようになって
しまう様だ。
しかし何故サムにはウィルスが感染しなかったのか気になる。

■パムは襲いかかってくる。

ジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」
辺りでも仲間だと思っていた人が最期にゾンビ化していた
襲ってくるという空しい場面があったけど、この病院で助手
をしていたパムことパメラがそんな役割を果たしていた感じ。

■ディーンは人生に疲れた?

サムが感染したのではないかとする時、ディーンもこの場に
残り、半ば諦めたかのように落ち着いてしまうシーンが
有った。突然旅行に行こうなんてちょっと気持ち的にも落ちて
いる感じだね。
サムが居なくなったらディーンもこんな悪魔退治をやる意味
が無いと思っているのかな。