スーパーナチュラル SUPERNATURAL (シーズン2)

第14話 覚醒 Born Under a Bad Sign

脚本／Cathryn Humphris 監督／J. Miller Tobin
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サムとディーンの父・ジョンのせいで私の父・ビルが死んだと
してジョーは少なからずサムたちに嫌悪感を抱いていた。

そんな中サムが突然居なくなる。ディーンはエレンに電話する
とサムの居所を尋ねて回る。するとサムの方から電話が鳴る。
ツイン・レイクスのモーテルに居るという彼。
いざ彼の居るモーテルを尋ねると、彼は服に何者かの血が付着
していた。サムは全く記憶がないのだという。
このモーテルにはサンボラという名前でチェックインしていた。
サムは自分が何者かを傷付けているのであればディーンに
父の言葉を実行して欲しいと告げる。

ディーンは何か覚えている物はないのか尋ねる。ウェストテキ
ストのモールに買い物に行った事を覚えているとするが、それ
は一週間も前の出来事だった。それ以降ずっと寝ていたようだ
というサム。
モーテルの近くに何か手がかりを探していくと、近くに倉庫
が有り、サムは何かを思い出す。ジャケットのポケットを探る
とその倉庫の鍵が有った。

鍵を使って倉庫のシャッターを明けるとそこには車が有る。
後部座席には血の付いたナイフが置いてあり、メンソールの
タバコの殻が落ちていた。そしてガソリンの領収書が残されて
いた為に、GSに確認に行く。

GSの店員はサムの姿を見ると警察に通報するという。ディーン
はそれを止めると何があったのか尋ねる。彼は昨晩ウィスキー
をがぶ飲みしていて店員を殴り店の商品を取っていったという。
店内ではタバコを吸っていたとの事。71号線を北に向かったと
聞くとディーンはサムが無銭で持って行った代金を支払い、
北へと車を走らせる。
しかしサムがタバコと酒を飲むなんてまるでディーンみたいだ
という。

サムは少しずつ記憶が戻ってくる。
ある一軒の家の前に差し掛かると、ここで何かが有ったはず
だという。中にはいると家には数々の銃器が有り、男はハンタ
ーの一人・スティーブン・ワンゲルだと分かる。娘からの
手紙が机の上に残されているのが分かると、サムは自分が罪深
き事をしたのだとつぶやく。例えお前が犯したにしても理由
が有るはずだとディーン。部屋には監視カメラの映像が有り
調べるとサムがワンゲルを襲う姿があった。
ディーンは今すぐ証拠を消すようサムに告げる。
サムはこの何週間か違和感を覚えており、怒りの感情が抑えら
れない状況だった事を語る。
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■いよいよサムの中で変貌が始まる。

元々父親の命と引き替えにサムは悪魔と取引して生き返して
もらった立場。どこでそんな悪魔としての一面が出てくるのか
不安だった訳だけど、今回初めて目に見えて悪魔としての一面
が現れた。

■ハンターを殺害したサム

自分では記憶がなかったけど、周りを調べていくウチにサム
はワンデルというハンターを殺害していることが分かる。
FBIに追われるディーンだけでなく、サムまでもが追われる
立場なのか。問題は警察から追われるというよりも、ワンデル
の仲間が復讐のために動き始めたと言うこと。同じハンター
同士なのに敵対してしまうというのはちょっぴり悲しい事だね。

■サムはジョーを襲う

ジョーはジョンが父親・ビルを殺害した時のことを刻々と語る。
二人がコンビを組んでいた頃に、ジョンが隠れてビルが囮に
なるが、ジョンが飛び出すのが早いためにビルが亡くなったと
いうもの。全てが誤りではないが、実際には悪魔によって
傷付けられ引き裂かれたビルの痛みの苦痛から解放させるため
にジョーはビルの事を打ち殺していたことが分かる。

■ボビーの元に行くサム

サムはハンター狩りという事でボビーを狙いに行ったようだ。
しかしボビーもバカじゃない。サムが正常ではないことを
見抜いて聖水入りのアルコールを飲ませていた。
しかし魔法陣も聖水も大して効果無し。
サムから相当反撃され、特にディーンはボコボコに殴られて
いたけど、ボビーの焼き印によって取りあえずは悪魔を身体か
ら追い出すことに成功する。サムの身体は悪魔が乗り移りやす
い体質になってしまったという所なのだろうか。

■父の言葉は最終手段

制御できなくなった時にはディーンがサムを殺害すること。
殺害するのは最終手段だけど、いつサムが変身するのか分から
ないだけに今後も気難しい展開が続きそうだね。