スーパーナチュラル SUPERNATURAL (シーズン2)

第18話 ハリウッドの亡霊 Hollywood Babylon

脚本／Ben Edlund 監督／Philip Sgriccia
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ハリウッドスタジオでは、数々の映画が撮影されている。
ホラー映画の女王として有名なタラ・ベンチュリーはこの日も
撮影を行う。
そんな中、休憩中にスタッフの一人・フランクがスタジオの
セットに最後まで残っていると変な感覚に陥ることをタラたち
に告げる。誰かの視線を感じるというもの。だから撮影が終わ
ればすぐにここを立ち去るという。
翌日の撮影中、フランクがスタジオのセットの上で亡くなって
いるのが発見される。タラの悲鳴を聞いて撮影監督は、良い
演技が出来るようになったと勘違いするが・・・

サムとディーンはハリウッドの撮影所で不審な死が起きている
事を聞きつけ、ツアーに参加するフリをして撮影所に戻り込む。
事件が起きていると言われているのは第9スタジオ。
しかしディーンはミーハーな心でスタジオ内を見て回るために
サムはあくまで仕事できたのだと告げる。

フランクが亡くなったという事を聞く。発見したのは女優のタラ
だと聞いてホラー映画好きのディーンは俄然やる気を出してい
く。

ディーンたちはセット内で何か異変はないか調べていると、
突然ブラッドに、PA(スタッフ)に間違えられ、スムージーを
運ぶよう命じられる。
ディーンは仕事の合間にセットに昇り、霊の測定器で調べるも
霊が居たような形跡は一切見つからなかった。

スタッフに話を聞くとフランクは当日だけの臨時職員で誰も
彼について詳しい人物は居なかった。偶然タラが休憩している
のを見てディーンは声を掛ける。タラは暇つぶしにポラロイド
でスタッフの写真を撮っており、その中の一人にフランクが
写っていた。ホラー好きのディーンはフランクが、ジェラルド
という脇役の俳優である事を知る。
ジェラルドに話を聞きに行くとプロデューサに頼まれ死体役を
演じただけだという。

撮影は再開されるが、録音を管理しているスタッフが、突然
雑音が入り音響が上手く録音できていない事を語る。

そんな中、ブラッドの前に女性のモノクロの霊が現れる。
ブラッドは撮影中に首を吊った形で見つかる。
自殺したのに撮影を継続しても良いのかとマーティやジェイ
は心配するが、続行することが決まる。
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■ハリウッドスタジオで起きた事件

昔からテレビ局の撮影場には霊が居るという芸能人がやたら
と多い。それだけ愛憎劇の多くが行われる場所だからなのか。

ハリウッドスタジオという事を利用して、ディーンが完全に
一視聴者みたくなっていたのが可愛い。
"ギルモア・ガールズ"とか、"ポルターガイスト"、"クリープ
ショー"、"ヘルレイザー"、"スリーメン&ベイビー"、"メタル
ストーム"、"クリッター"なんて話題や言葉が飛び出していた
よね。

■フランクの死

フランクの死は偽装されたものだった。
女優に雰囲気を作らせるために仕掛けたことなのだろうか?
それにしても人が死んでも撮影が進行されるところが有る意味
では凄い。

■ブラッドの死

今回の事件は探偵に言って脚本家が自分の苦労して書いた
シナリオを勝手に変更する事への反発の意味で霊を降臨させて
その相手を破滅に追い込んでいくという者だった。

なんとその犠牲者になった最初の人物はGary Cole演じるブラ
ッドだった。

■撮影されたVTRを見て気がつく

ドラマの台詞の中で、本物の黒魔術を使っているのを発見。
犯人はウォルターだと分かる

■PAが癖になっているディーン

サムと会話している中でも無線でディーンの元に何度も指示
が入りすっかり現場スタッフとして入り込む姿があった。
案外適役なのではないかという感じもする。
最後は007のジェームズ・ボンドばりに、出会った女性と
一晩を共にするディーンの姿。