スーパーナチュラル SUPERNATURAL (シーズン2)

第20話 もう1つの世界 What Is and What Should Never Be

脚本／Raelle Tucker 監督／Eric Kripke
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ディーンは最近行方不明者が出る地域で原因を調査していた。
ディーンとサムは逃亡犯故に警察からの視線を交わしつつ、
調査するも原因は見つからない。しかしサムはおそらくこの
一帯で起きている原因は精霊ジンによる仕業だという。ディー
ンはそれを聞いて願い事を叶えてくれるとするあの精霊のこと
なのか?と頭と、サムは何世紀にも渡って人間を食い物にして
いる悪霊であることを告げる。

ジンは辺りの廃墟に要るはず。
ディーンは廃墟となっている建物を重点的に探していく。
するとディーンの前にスキンヘッドのような男が現れ、額を
手を押さえつけられてしまう。

ディーンは目が覚めると何故か部屋のベッドの中にいて、隣
には女性・カーメンの姿があった。すぐにサムに電話して、
ジンに襲われた事を告げ、現況がどうなっているのかわから
ない事を訴えるが、サムは兄に対して酔っ払っているんだろ
う?として話を取り合おうとはしなかった。

ディーンは部屋を見て回ると何かが違うことに気がつく。
部屋には死んでいるはずの母親と一緒に写った写真があるのを
知ってディーンは家を飛び出し、実家へと向かう。そして玄関
のチャイムを鳴らすと死んだはずの母・メアリーが生きている
事を知る。

ディーンはどういうことなのか全く理解できなかった。
目の前にいる母親は本当の母親なのか。
ディーンは試しに母親に対して、幼いときに自分を寝かしつ
ける時に誰が見守っていると話して僕を寝かせたのか?と問う
と「天使が見守っている」事をよく話したという。それを聞
いてディーンは本物だと実感し、母親に抱きついて喜びを表す。
母親に幼いときに火事はなかったのか?と訪ねるが、そんな事
は起こらなかった事を聞く。写真立てに父・ジョンがソフト
ボールのユニフォームを着ている姿を見る。すると父親はすで
に他界していた。寝ていたときに脳卒中になって死んだことを
知ると、思わず"良かった"とつぶやいてしまう。怪訝そうな
表情を見せる母親に、苦しまずに死ぬことが出来て良かったと
いう意味だと弁明する。

ディーンは実家のソファーで一晩を明かす。
夢ではなく現実であることを知る。
ディーンはすぐに大学教授に会いに行くと、精霊ジンについて
の見解を聞きに行く。あくまで神話上ではあるが、ジンは願い
事を叶えてくれる物なのか?という問いかけに、教授は怪訝そう
な顔を見せて、ディーンに対して酔っているのか?と問う。
しかしディーンの前にはその日以来白い服を着た霊の姿が見え
始める。
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■ディーンが見た世界

もしもの世界を言い出したらきりがないけど、ディーンが見た
世界は、自分の一家が霊退治の使命を課せられなかった時にど
のようになっていたのかという世界。母親は生きているが、
父親が亡くなっていること。そしてサムの彼女のジェシカも火
で焼かれることはなく生きている姿があった。

■ディーンがジンに願ったもの

母親が生きている世界というものをディーンは思い描いた様子。
母と再会したときのディーンは、いつもの"悪ガキ"の姿はな
く、本当にうれしそうにしていたね。

■得る物、失う物

母親や実家など家族は存在していたが、サムとディーンは相当
仲は悪いようだ。
ディーンが会う人すべてが"酔っているのか?"と問う事がすべ
てを象徴しているように、相当この世界のディーンは"悪ガキ"
である事が描かれているな。

サムがロースクールを出てカリフォルニアに住んでいる様だ。
そしてジェシカと結婚することを母親の誕生日会の時に発表
する。

■ディーンが見た少女の霊

パラレルワールドのような形だが、この少女の霊だけは共通
するものみたい。彼女はディーンと同様にジンによって幻覚を
見せられている様子。

■幻覚の世界からの脱出

幻覚の世界で自殺すれば元の世界に戻れるという。
しかし母親のいる世界、そして安定的な世界を捨てるという
のは相当勇気のいる行為だろうね。